「エントリーシートに何を書けばいいかわからない」
「自分なりに書いたのに、なぜか書類選考で落ちてしまう」
ESの完成形や作る順番が見えないまま、手探りで書き続けるのは不安ですよね。
どんな設問も悩まないエントリーシートの書き方は、自己分析で素材を揃え、定番5設問を構成に沿って書き、それ以外はAIで叩き台を作って仕上げ、最後に添削する4ステップで完成させることです。
今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの知見をもとに、各ステップの具体的な進め方・例文・ポイントを解説します。
この記事を読めば、どんな設問が来ても迷わず書き進められる状態に近づけます。
複数社のESを同時に進めると、自己分析・企業研究・添削を一人で抱え込み、内容の軸がぼやけやすくなります。この記事の手順で書き方は整理できますが、書類選考通過率を高めるために強み・エピソード・企業別の見せ方まで整えたい方は、キャリアアドバイザーに相談しながら進めましょう。
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どんな設問でも悩まずに、選考に通過するESの作成手順は?

選考を通過するESを作る手順は、キャリアアドバイザーと最短で仕上げる方法と、自力で「素材準備→基本設問→応用設問→添削」の4ステップで仕上げる方法の2通りです。
ESをいきなり書き始めると、「何から手をつければよいかわからない」と戸惑いやすいものです。選考を通過するESには、論理性・熱意・独自性が求められます。ここではキャリアアドバイザーを活用した最短ルートと、自力で仕上げる4ステップの2通りに分けて作成手順を解説します。
初めてのESを書く人におすすめの手順は?

考える量を最小限に抑えつつ、最短で選考を通過できるESを作るには、キャリアアドバイザーへの相談から始めるのが最も効率的です。
初めてESを書く場合、「何から始めればよいのか」「どこまで書けば十分なのか」という判断に時間を取られがちです。そのため、キャリアアドバイザーへの相談から始めるのが最も効率的です。手順は以下の3ステップです。
①キャリアアドバイザーと面談し、自分の強みと経験を整理する:就活のプロと対話することで、見落としていた強みを言語化できます。自己分析にかかる手間も大幅に省けるため、スタートのハードルを下げられます。
②よくある設問(志望動機・自己PR・ガクチカなど)の基本回答を一緒に作成する:基本回答が一度できれば、どの企業のESにも応用が利きます。一人で考えるよりも短時間で質の高い回答に仕上がるため、序盤の負担を軽減できます。
③志望企業の特徴に合わせて、アドバイスをもらいながらESを仕上げる:業界/企業ごとに評価のポイントは異なります。プロのフィードバックを受けながら最終調整することで、書類選考の通過率が高まります。
ESは、自己分析と企業分析という準備の質が完成度に直結します。初めてESを書く段階では、どの経験を選べばよいか一人で判断しにくいこともあります。
キャリアアドバイザーに相談すれば、強みやエピソードを一緒に整理し、志望企業に合わせた見せ方まで確認できます。手が止まっている方は、まずプロに相談して土台を固めましょう。
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自力で選考に通過するESを作る手順は?

自力でESを作る場合は、自己分析・業界研究で素材を揃え、基本設問を書き、応用設問をAIで仕上げ、最後に添削する4ステップで進めましょう。
自分でゼロからESを作りたい方には、次の4ステップをおすすめします。
【STEP1】自己分析・業界/企業研究で「書く素材」を揃える:ESを書くための素材として、自分の強み・経験・価値観を整理します。志望企業が求める人物像も同時に把握することで、採用担当者に伝わりやすい言葉を選べるようになります。
【STEP2】基本項目・よくある5設問を、構成に沿って書く:志望動機・自己PR・ガクチカなど頻出設問には、評価される構成があります。構成とポイントを押さえることで、書き進める手が止まりにくくなります。
【STEP3】よくある設問以外は、AIで叩き台を作ってから仕上げる:「学生生活で最も苦労したことは?」のような、よくある設問以外の質問には、STAR法やPREP法などの汎用的な構成が有効です。AIを下書き生成に活用しつつ、エピソードや言葉は自分らしく肉付けして完成させましょう。
【STEP4】添削して選考通過率を高める:書き終えたESは第三者に必ず確認してもらいましょう。「他の就活生との差別化ポイントが伝わっているか」という視点でフィードバックを受けることで、ESの完成度が高まります。
【STEP1】ESを書く前に、どのように自己分析・業界/企業研究を行うとよいか?

自己分析では過去・現在・未来を整理し、業界/企業研究では企業が求める人物像を把握して自己分析と照合しておくことで、どの設問にも的確に答えられる素材が揃います。
ESを書く前にまず取り組むべき準備が、自己分析と業界/企業研究です。この2つを事前に整理することで、「自分の強み」と「企業が求める人物像」の両方が明確になり、設問ごとに的確な回答を組み立てられます。準備を省いてすぐに書き始めると、内容が薄く説得力に乏しいESになりやすいため、まずはエントリーシートを書く前の土台作りから始めましょう。
なぜ自己分析・業界/企業研究が必要か?
ESは「素材(自分の強み・エピソード)」と「相手の求め(企業が求める人物像)」の双方を把握して書く書類であり、どちらが欠けても説得力が生まれません。
採用担当者はESを通じて、「この学生は自社に合う人材か」を見ています。そのため、自分の強みや価値観だけでなく、「なぜこの企業を選んだのか」まで具体的に伝えることが大切です。
自己分析や企業研究が浅いと、エピソードや志望動機に一貫性が出にくくなります。まずは書く前に、自己理解と企業理解を整理しておきましょう。
どのように自己分析を行うか?

自己分析は、過去の経験を棚卸しし、現在の強み・価値観を言語化し、未来のビジョンに接続する3ステップで行うと、ESに使える素材が揃います。
①過去の経験を棚卸しする:大学時代を中心に、部活・サークル・アルバイト・ゼミなど力を注いだ経験を時系列で書き出します。成功体験だけでなく、失敗や挫折も対象に含めることが重要です。各経験に「なぜ取り組んだのか」「どのような困難に直面したか」「そこから何を得たか」を添えて整理します。
②強み・価値観を言語化する:書き出した経験を見渡し、繰り返し登場するパターンを探します。「困難な局面で自ら動くことが多い」「場をまとめる役割を自然に担うことが多い」など、共通点が見えればそれが強みの核心です。「コミュニケーション能力がある」のような抽象的な表現は避け、「相手の意図を汲み取りながら場の空気を整える力がある」のように具体化することで、ESの説得力が高まります。強みは3〜5個程度に絞ることで、ES全体に一貫したメッセージが生まれます。
③将来のビジョンと接続する:見つけた強みを「どの業界/職種でどう活かしたいか」に結びつけます。「将来〇〇を実現するために、その第一歩としてこの企業を志望している」という逆算の視点を持つことで、志望動機に説得力が生まれます。
どのように業界/企業研究を行うか?

業界/企業研究は、他業界と比較して業界を理解し、People・Profession・Philosophy・Privilegeの4観点で企業を深掘りし、最後に自己分析と照合する3ステップで進めましょう。
①他業界と比較しながら業界を理解する:特定の業界だけを調べていると、その業界固有の特徴に気づきにくくなります。隣接する業界や異なる業界と比較することで、「なぜ他の業界ではなく、この業界なのか」を言語化しやすくなります。また、現在の業界の状況だけでなく、10年後・20年後にどう変化するかという視点も持つと、将来性を踏まえた志望軸が定まりやすくなります。
②4つの観点で企業を深掘りする:業界を絞り込んだら、志望企業を以下の4観点で調べます。People(社員の雰囲気・職場の文化)、Profession(仕事内容・事業の特徴)、Philosophy(企業理念・ミッション・ビジョン)、Privilege(福利厚生・キャリアパス・制度)。採用情報・会社説明会・OB訪問などを活用して情報を収集することで、「この企業ならでは」と言える志望理由が具体的に見えてきます。
③自己分析の結果と照らし合わせる:集めた情報を「Will(やりたいこと)」「Can(できること・強み)」「Must(譲れない条件)」の3軸で自分と照らし合わせます。この3つが企業と重なる部分こそが、「なぜこの企業でなければならないか」という志望動機の核心です。自己分析と企業研究を並行して進めることで、感情的な動機だけでなく、論理で裏付けられた説得力のある志望動機が構築されます。
自己分析と企業研究は一人でも進められますが、企業の評価軸と合っているかまでは判断しにくいものです。手が止まっている方は、早めに相談するとSTEP2以降も進めやすくなります。
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素材の準備ができたら、次のSTEP2で実際にESを書いていきます。
【STEP2】ESの基本項目・よくある5設問の迷わない書き方は?

基本情報は正確かつ丁寧に記入し、志望動機・自己PR・ガクチカなどの定番設問は、企業が何を確認したいかを踏まえて構成に沿って書くことが、迷わないための近道です。
成田さんは人事としてESを評価する中で、「経験の内容以前に、書き方の基本で評価を落とす学生が多い」と感じてきたそうです。ESは、正確さが問われる「基本情報」と、書類選考の核心となる「頻出5設問」に分けて押さえると整理しやすくなります。
基本情報(氏名・連絡先・学歴・証明写真など)の書き方

基本情報欄は事務欄ではなく、記入品質を見る最初の評価ポイントです。正確で丁寧な記入を心がけましょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
氏名・連絡先・住所 | 日付欄は提出日(送付日/持参日)を記入する |
学歴欄 | 中学卒業または高校入学から、学校名/入学/卒業見込みを時系列で記入する |
証明写真 | サイズは縦40mm×横30mmが一般的 |
記入例 | 2022年4月 ○○高等学校 卒業 |
ポイント | ・「ふりがな」表記ならひらがな、「フリガナ」表記ならカタカナで書く |
注意点 | ・西暦と和暦をES内で混在させる |
基本情報で提出前の減点を防いだら、ここからは評価の中心になる設問本文の書き方を見ていきます。まずは、多くの企業で聞かれる志望動機から整理しましょう。
志望動機の書き方

志望動機は「なぜこの業界か」「なぜこの企業か」を、自分の原体験と企業の特徴を結びつけて伝える設問です。
成田さんは人事として何千枚ものESを読んできた経験から、「志望動機は単なる熱意の確認だけでなく、自社で長く活躍できる人材かを見極めるための重要な判断材料だ」と指摘します。「御社の〇〇に魅力を感じた」という表面的な理由で終わる学生は少なくありませんが、採用担当者が本当に知りたいのは「原体験とこの企業の間にある必然的なつながり」です。
項目 | 内容 |
|---|---|
構成 | ①結論→②将来像→③原体験→④業界を選んだ理由→⑤企業を選んだ理由→⑥結論の強調 |
例文 | 私が貴社を志望する理由は、教育とテクノロジーを掛け合わせて学習格差をなくしたいからです。高校時代、塾に通えない友人が受験で苦労する姿を見て、環境による格差に問題意識を持ちました。業界を絞る際もスケールしやすいEdTech分野を選び、なかでも学校現場への導入実績が豊富な貴社に的を絞りました。入社後は現場の声を拾い上げながら、長く使われ続けるサービスの企画に携わりたいと考えています。 |
ポイント | ・求める人物像にマッチさせる:採用サイトで企業が重視する資質を確認し、自分の強みをそこに寄せる |
注意点 | ・企業理念への共感だけで終わる |
自己PRの書き方

自己PRは「自分の強みが入社後の仕事でどう再現されるか」を、具体的なエピソードとともにアピールする設問です。
成田さんもキャリアアドバイザーとして自己PRの添削を重ねる中で、「経験の大きさ以上に、企業との接点や入社後の再現性が伝わる自己PRほど評価されやすい」と感じてきたそうです。ガクチカが経験やプロセスを語る設問なのに対し、自己PRは経験から導き出された強みを直接打ち出します。
項目 | 内容 |
|---|---|
構成 | ①結論(強み)→②背景→③課題→④行動→⑤実績→⑥仕事への活用 |
例文 | 私の強みは「課題を分析し改善を繰り返す力」です。ゼミの調査プロジェクトで回答率が当初30%と低く、チームの士気も落ちていたため、アンケートの設問設計を見直すことを提案しました。3回の改修を経て回答率を68%まで引き上げ、最終的な分析精度も向上しました。「仮説を立てて試し、改善する」というアプローチは、営業場面での顧客課題の深掘りや提案改善にも活かせると考えています。 |
ポイント | ・強みは1つに絞り、その強みを得た背景まで入れる |
注意点 | ・「コミュニケーション能力」だけで終わる |
ガクチカの書き方

ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」を通じて、目標設定・困難への向き合い方・プロセスから人柄や仕事への姿勢を見る設問です。
成田さんは「ガクチカのテーマ選びで悩む学生は非常に多いが、特別な体験を探すより、自分の中の"行動の軸"を掘り下げることが大切だ」と話します。重要なのは「すごい経験かどうか」ではなく「どう考え、どう動いたか」です。
項目 | 内容 |
|---|---|
構成 | ①結論→②動機/目標→③課題/困難→④行動/工夫→⑤結果/成果→⑥学び/仕事への活用 |
例文 | 学生時代に最も力を入れたことは、カフェのアルバイトでリピーター獲得の仕組みを作ったことです。常連客数がなかなか増えない状況に課題を感じ、「お客様の好みを記録して次回来店時に活かす」という接客ルールを提案し、スタッフ間で共有する仕組みを導入しました。半年後、常連と認識されるお客様が約1.5倍に増え、オーナーから接客研修の担当も任されました。この経験から個別対応と情報共有の重要性を学び、入社後も顧客との関係構築において同様のアプローチを活かしたいと考えています。 |
ポイント | ・エピソードは「①チーム経験か②半年以上継続したか③見せたい人物像に合うか」の3軸で選ぶ |
注意点 | ・成果の大きさだけを強調する |
長所・短所の書き方

長所・短所は自己理解の深さを問う設問です。「長所と短所は表裏一体」の視点で整合させることで、短所を自然な流れで説明できます。
成田さんは「短所は致命的でないものを選び、改善の行動まで伝えれば減点にはならない。むしろ自己理解の深さが伝わると好印象になる」と話します。
項目 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
構成 | ①結論→②背景→③課題→④行動→⑤実績→⑥仕事への活用 | ①弱み→②背景→③エピソード→④改善行動→⑤現在の状態と教訓 |
例文 | 私の長所は「最後までやり切る粘り強さ」です。所属するゼミの研究発表で、最初に集めたデータでは結論を出すには不十分だと気づき、追加アンケートを200件取り直しました。期日まで2週間と短かったため、設問を厳選し、SNSで知人経由に依頼を広げて回収しました。結果として担当教員から「結論の説得力が大きく上がった」と評価されました。貴社でも、目標達成まで諦めず手段を組み直す姿勢で成果に貢献したいと考えています。 | 私の短所は「最上を目指しすぎてしまうこと」です。アルバイト先のカフェで新メニューの装飾を担当した際、細部にこだわりすぎて閉店作業に遅れが出てしまいました。以来、作業前に優先順位を見極め、時間配分を決めてから取りかかるようにしています。現在は、品質と納期のバランスを意識し、複数のタスクを並行して進められるようになりました。長所である「粘り強さ」と表裏一体の特性として、適切なコントロールを身につけています。 |
ポイント | ・長所は自己PRと重ねすぎず、別角度の強みとして見せる | ・短所は致命的な弱みではなく、改善行動まで語れるものを選ぶ |
注意点 | ・抽象的な表現だけで終わる(「コミュニケーション力があります」だけ) | ・「短所はありません」と書く |
挫折経験の書き方

挫折経験は「困難への向き合い方と成長力」を見る設問です。挫折の大きさではなく、どう乗り越え何を学んだかが評価されます。
失敗そのものより、その後の思考と行動を丁寧に語ることが大切です。
項目 | 内容 |
|---|---|
構成 | ①結論→②当時の目標/状況→③課題/挫折→④行動→⑤結果と学び→⑥仕事への活かし方 |
例文 | 所属する軟式野球サークルで主将を務めた際、リーグ戦で初の最下位となったことが挫折経験です。例年中位を維持していたチームが大幅に負け越し、主将として責任を感じました。原因を分析したところ、練習参加率が前年比で約4割低下していたことが分かりました。そこで参加者と個別面談を行い、就活や授業との両立が壁になっていると判明したため、平日夜の練習を週2回から週1回に減らし、休日に集中させる体制に変更しました。結果として参加率は元の水準まで回復し、翌シーズンはリーグ3位まで順位を戻すことができました。この経験から、現状を数字で把握し、メンバーの声を聞いて打ち手を調整する重要性を学び、貴社でもチームの状況を踏まえた行動で貢献したいと考えています。 |
ポイント | ・単なる失敗談ではなく「何を学んだか」まで書く |
注意点 | ・挫折の深刻さだけを強調する |
定番5設問の書き方を押さえたら、次はよくある設問以外への対応を見ていきましょう。
【STEP3】ESのよくある設問以外の迷わない書き方は?

よくある5設問以外の質問にも、AIで叩き台を作り、過去の質問はSTAR法、現在・未来の質問はPREP法で仕上げることで、落ち着いて対応できます。
志望動機・自己PR・ガクチカ以外にも、企業独自のテーマが出題されることがあります。初めて見る設問でも、定番設問との近さを見極め、AIを叩き台として活用すれば落ち着いて対応しやすくなります。ここでは、応用設問の種類から作り方・注意点まで解説します。
エントリーシートのよくある設問以外にどんな設問がある?
定番設問以外にも企業独自の質問が数多く出題されますが、大きく分けると「よくある設問に近いもの」と「まったく違うもの」の2種類です。
まずは、よくある設問に近い質問です。これらは聞き方が違っても、STEP2で紹介した構成を応用できます。
チームで最も高い成果を上げた経験と役割を教えてください(ガクチカ系)
人生でもっとも本気で取り組んだ活動を教えてください(ガクチカ系)
主体性を発揮してチームに貢献したエピソードを教えてください(ガクチカ系)
直面した壁・苦労と、その乗り越え方を教えてください(挫折経験系)
強みを活かして問題を解決し、成果を出した経験を教えてください(自己PR系)
一方で、定番設問とは切り口が大きく異なる質問もあります。
あなたのキャラクターがよく伝わる過去のエピソードを教えてください
あなたの座右の銘と、それにまつわるエピソードを教えてください
自らが誇れる体験と、そこから得た価値観を教えてください
専攻や経験を踏まえ、当社でどのように貢献できますか
入社後10年でどのようなキャリアを歩みたいですか
弊社のプロダクトの中で最も注目しているものを教えてください
見慣れない質問でも、まずは「よくある設問に近いか」「まったく違う切り口か」を見分けましょう。定番設問に近いものはSTEP2の構成を応用し、まったく違うものは次に紹介するSTAR法・PREP法で整理すると書きやすくなります。
AIを用いて叩き台を作成する方法は?

見慣れない設問は、内定くんAIで友だち登録・情報入力・叩き台生成の3ステップで下書きを作り、最後に自分の経験と言葉で磨いて仕上げましょう。
中でも就活支援に特化した「内定くんAI」は、LINEから手軽に操作できるため、初めての方でも扱いやすいのが特長です。
①LINEで内定くんAIを友だち登録する
内定くんAIをLINEの友だちに追加します。登録後はトーク画面からすぐに操作できます。
②「ES作成」を選択し、4つの情報を入力する
「ES作成」を選んだら、企業名・設問内容・ESのタネ・字数制限を入力します。素材は箇条書きや断片的なメモでも構いません。
③AIがESの叩き台を生成する
入力情報をもとに、AIが文章の流れを整えたES本文を自動生成します。構成の参考として活用しましょう。
生成後には、企業が求める人物像の分析や、面接で聞かれやすい質問と模範回答も確認できます。
基本的には叩き台として活用し、自分のエピソードや言葉で磨いてから提出することが大切です。面接で深掘りされても答えられるよう、生成された内容と想定QAには必ず目を通しておきましょう。
▼AIでサクッとESの叩き台を作成しましょう
LINEで今すぐ内定くんAIを試してみる
AIで叩き台を作ったら、次は設問の種類に合わせて文章の型を選びます。ここからは、初見の設問でも流れを作りやすいSTAR法とPREP法を確認しましょう。
参考にすべき汎用的な構成は?

設問の種類を「過去の質問」と「現在・未来の質問」に分け、STAR法・PREP法を使い分けることで、格段に書きやすくなります。
設問に慣れないうちは「どこから書けばいいかわからない」と感じることが多いですが、この分類を知っておけば対応に困りません。
過去の質問にはSTAR法を使う
「〜した経験を教えてください」「〜を乗り越えた経験」「〜で成果を出した経験」といった設問には、STAR法が有効です。
ステップ | 内容 |
|---|---|
Situation(状況) | 経験の背景・場面を説明する |
Task(課題・目標) | 直面していた課題や自分に課した目標 |
Action(行動・工夫) | 課題に対して取った具体的な行動 |
Result(結果・学び) | 行動の結果とそこから得た気づき |
+再現性・展望 | その経験を入社後にどう活かすか |
現在・未来の質問にはPREP法を使う
「入社後に挑戦したいこと」「将来のキャリア像」「注目しているサービス」といった設問にはPREP法が合います。
ステップ | 内容 |
|---|---|
Point(結論) | 挑戦したいこと・キャリア像を端的に述べる |
Reason(理由) | その結論に至った理由・背景 |
Example(具体例) | 過去の経験(STAR的なエピソード)を根拠として添える |
Point(結論の強調) | 冒頭の結論をあらためて言い切る |
過去の質問ならSTAR法、現在・未来の質問ならPREP法を基本とし、末尾に「入社後の活かし方」を補足することで、どんな設問でも採用担当者に刺さるESに仕上げられます。
押さえておくべきポイント・注意点は?
押さえるべきポイントは、「設問意図の把握」「結論ファースト」「具体性」「企業との接続」「面接での深掘り対応」「エピソードの軸」の6つです。注意点は、「AI生成文の丸写し」「設問ズレ」「文字数不足」「話し言葉・記号・顔文字」「誤字脱字」「使い回しミス」の6つを避けることです。
成田さんは人事としてESの設問意図と回答内容の一致を評価してきた経験から、「設問の意図を正確に読み取ることが一番大事。聞かれたことに対して答えがずれているESは、それだけで不合格になりかねない」と指摘しています。
ポイント

設問の意図を先に言語化する:「何を聞かれているか」を書く前に自分なりに整理する。意図がズレると内容がよくても通過しにくい
結論ファーストを徹底する:冒頭の一文に「何を伝えたいか」を凝縮する。前置きが長いと採用担当者に読み流される
具体性で説得力を持たせる:数字・固有名詞・Before/Afterを使い、抽象的な表現を避ける
企業の求める人物像と接続する:エピソードは「その企業でどう活かせるか」まで書いて初めて完結する
面接で深掘りできる内容にする:ESに書いた以上のことを面接で話せるよう、エピソードの解像度を高めておく
軸となるエピソードを持つ:エピソードの骨子はひとつで十分。企業ごとに接続部分だけを変えることで効率と品質を両立できる
注意点

AI生成文をそのまま提出しない:面接で深掘りされたときに答えられなくなるリスクがある
設問に正面から答える:設問と回答がズレているESは、内容がよくても減点対象になりやすい
文字数は指定の8〜9割を埋める:少なすぎると熱意が低いと判断される。400字指定なら320〜360字が目安
話し言葉・記号・顔文字は使わない:「〜な感じ」「!」「(笑)」は公式書類にふさわしくない
誤字脱字を必ず確認する:声に出して読み直すか、第三者に目を通してもらうのが安心
使い回し時に別企業の内容が入っていないか注意:社名や事業内容が前の企業のままになっていないか、必ず確認する
ここまでで書き上がったESを、最後のSTEP4で磨き上げます。
【STEP4】選考通過率を高めるESの添削方法は?

書き上げた原稿を第三者の視点で添削し、自分では気づけなかった問題点を直すことで、選考通過率を高められます。
成田さんもキャリアアドバイザーとしてES添削を行う中で、「自分では気づけなかった問題点を添削で修正してから通過率が見違えるほど変わるケースは多い」と話します。
なぜESを添削することが重要か?
ESは自分自身の経験を書くため客観視が難しく、設問意図とのズレや論理の飛躍に自分では気づきにくいからです。
書いている本人が客観的に評価するのは難しいものです。自分の中では「当然の流れ」に見えても、初めて読む採用担当者には「なぜその行動をとったのか」が伝わっていないことは珍しくありません。
なかでも自分では気づきにくい問題が、次の4つです。
① 行動の具体性が足りない:「積極的に取り組みました」「チームをまとめました」という表現は誰にでも使えるため、採用担当者の印象に残りません。「誰に・何を・どのように働きかけたか」まで踏み込むことで、初めてあなたならではの行動として伝わります。
② 学びが抽象的:「この経験から主体性の大切さを学びました」という締め方はよく見られます。しかし、主体性を発揮するとは具体的にどういう行動なのか、入社後にそれがどう活きるのかまで書かれていなければ、採用担当者には伝わりません。
③ 求める人物像とずれている:自身の強みを伝えているつもりでも、企業が重視する資質と合っていないケースがあります。たとえば、協調性を重視する企業に対して個人の成果ばかりを強調するような内容では、評価につながりにくくなります。
④ 論理の飛躍がある:課題→行動→結果のつながりが弱いと、「なぜその方法をとったのか」が見えません。添削でこの流れを整理することで、面接官に「もっと詳しく聞かせてください」と深掘りしてもらいやすい内容に近づきます。
添削の目的は、単なる文字の修正ではありません。「面接で深掘りされても自信を持って答えられるES」に仕上げることが、添削本来の意義です。
誰にESの添削を頼むとよいか?

最もおすすめなのがキャリアアドバイザー、締切が近い場合はES添削AIです。家族・友人、自分での確認は補助的に活用しましょう。
添削相手によって、得られるフィードバックの質やスピードは変わります。
添削相手 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
①キャリアアドバイザー(最もおすすめ) | 企業の採用基準を熟知しており、「この内容で書類選考を通過できるか」という観点からフィードバックをもらえます。エピソードの選定から志望動機の方向性まで、選考に直結したアドバイスが得られます。 | 本選考に向けてESの質を本格的に上げたい人 |
②ES添削AI(時間がないなら) | 構成の粗や誤字脱字を数分で確認できます。24時間いつでも使えるため、締切直前の最終確認にも対応できます。 | 時間がなく、今すぐ確認したい人 |
③家族・友人 | 第三者目線で内容が伝わるかを確認でき、読みにくい表現を指摘してもらえます。ただし選考基準には詳しくないため、強みの通用度までは判断しにくいです。 | まず大まかな読みやすさを確認したい人 |
④自分 | 第三者の視点ではないため、客観的な添削にはなりにくいです。どうしても他の手段が使えない場合は、最低限の抜け漏れを確認しましょう。 | ほかの人に見てもらう時間がない人 |
一番おすすめなのは、就活支援の経験が豊富なキャリアアドバイザーに相談することです。ES通過だけでなく、面接で深掘りされたときの答え方まで一緒に整理できます。
内定くんエージェントなら、経験豊富なプロが伴奏してESをはじめとした就活対策をサポートします。
自分や家族・友人が添削する場合、何をチェックするとよいか?
自分や家族・友人で添削せざるを得ない場合は、構成・内容、表現・形式、企業や面接対応の3つに分けて最低限の抜け漏れを確認しましょう。
自分や家族・友人での確認は、プロの添削と同じ水準を目指すものではありません。提出前に、応募書類としての大きなズレや形式ミスを減らすための最低限のチェックとして使いましょう。
【構成・内容】
[ ] 設問で聞かれていることに正面から答えている
[ ] 冒頭の一文で結論が端的に伝わる
[ ] 志望動機・自己PR・ガクチカなど、設問ごとの構成に沿っている
[ ] エピソードの状況・課題・行動・結果に抜けがない
[ ] 「自分が」何を考え、どう行動したかが書かれている
[ ] 数字・固有名詞・Before/Afterなどで具体性を出せている
【表現・形式】
[ ] 「すごく」「〜な感じ」などの話し言葉が混じっていない
[ ] 誤字・脱字がない
[ ] 語尾が「です・ます調」などで統一されている
[ ] 文字数制限がある場合、指定文字数の8〜9割以上を使えている
[ ] 企業名・サービス名・部署名などの固有名詞に誤りがない
【企業・面接対応】
[ ] 志望企業が求める人物像と、アピール内容の方向性が合っている
[ ] 志望動機・自己PR・ガクチカの人物像に矛盾がない
[ ] 他社向けの内容を使い回したままになっていない
[ ] 「なぜそうしたのか?」と深掘りされたとき、自分の言葉で答えられる
ここまでの4ステップを通じて、ESは準備から添削まで順番に整えるほど完成度が上がることがわかります。最後に、全体の流れを振り返りましょう。
まとめ
本記事では、どんな設問が来ても迷わずに書けるESの作り方を解説しました。ESは、自己分析と業界/企業研究で素材を揃え、志望動機・自己PR・ガクチカなどの頻出設問を構成に沿って書き、応用設問はAIで叩き台を作りながら整えることで、効率よく完成度を高められます。
ただし、自己分析の整理や企業ごとの書き分け、添削までを一人で進めるのは簡単ではありません。「この強みでよいのか」「企業が求める人物像と合っているのか」と迷う場合は、就活のプロに相談して客観的な視点を入れるのがおすすめです。
内定くんエージェントでは、キャリアアドバイザーが自己分析からES添削、面接対策まで一貫してサポートします。内定くんAIで叩き台を作りつつ、最後はプロの視点で仕上げることで、書類選考を通過しやすいESに近づけられます。
▼自己分析からES添削・面接対策まで一貫サポートを受けましょう。
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よくある質問
成田さんがキャリアアドバイザーをしている際によく聞かれる質問や、学生へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。
書類選考で落ちる確率はどれくらいですか?
書類選考で落ちる確率は企業や職種によって異なりますが、一般的には30〜50%程度、つまり2〜3人に1人程度が通過できないとされています。
書類選考では、企業との相性や応募時期によって通過率が変わります。特に「企業が求める人物像とアピール内容が合っていない」「具体性がなく再現性が見えない」「構成が読みづらい」といったESは、内容がよくても評価されにくくなります。
本記事で紹介した構成や企業視点を意識すれば、書類選考の通過率を高めやすくなります。自分のESが企業の評価軸に合っているか不安な場合は、キャリアアドバイザーに見てもらうと客観的に確認できます。
自己PRとガクチカは同じエピソードを使ってもいいですか?
基本的には問題ありません。ただし、同じエピソードを使う場合は切り口を変えることが大切です。
自己PRでは「強みが入社後も再現できるか」、ガクチカでは「課題にどう向き合い、どう行動したか」が見られます。同じアルバイト経験を使う場合でも、自己PRでは強みと仕事への活かし方、ガクチカでは課題・行動・学びを中心に書くと差別化できます。
同じエピソードを使うこと自体は問題ありませんが、切り口が同じだと内容が重複して見えます。どこを自己PRに使い、どこをガクチカで深掘りするか迷う場合は、キャリアアドバイザーに相談すると整理しやすくなります。
インターンと本選考でESの書き方は変えるべきですか?
基本構成は変えなくて構いませんが、企業が重視するポイントが異なるため、アピールの軸は調整が必要です。
インターン選考では、業界や企業への興味、学びたいこと、成長意欲が重視されやすいです。一方、本選考では企業研究を踏まえて「自分がどう貢献できるか」まで具体的に伝える必要があります。
インターンで提出したESをそのまま本選考に流用すると、志望度が低い印象につながることがあります。アピール軸をどう変えるべきか迷う場合は、キャリアアドバイザーに相談して、選考段階に合った見せ方を確認しましょう。
ES添削AIやChatGPTでESを書いても大丈夫ですか?
ES添削AIやChatGPTは、構成の骨格や叩き台を作る補助ツールとして使うなら問題ありません。ただし、生成文をそのまま提出せず、自分の経験と言葉で必ず磨き直しましょう。
AIは、PREP法やSTAR法に沿って文章の叩き台を作るときに役立ちます。ただし、生成文をそのまま提出すると、面接で深掘りされたときに自分の言葉で説明できず、内容の薄さが伝わるリスクがあります。
AIは構成補助として使い、エピソードや志望動機は必ず自分の経験と言葉で磨き直しましょう。AI生成文をどこまで修正すべきか不安な場合は、キャリアアドバイザーに添削してもらうと安心です。
キャリアアドバイザーには何を相談できる?
キャリアアドバイザーには、自己分析の壁打ち、エピソードの選定・整理、志望動機・自己PRの添削、面接の深掘り対策まで幅広く相談できます。
キャリアアドバイザーには、自己分析の壁打ち、エピソードの選定、志望動機・自己PRの添削、面接の深掘り対策まで相談できます。ESを書き終えてからだけでなく、「何を書けばよいかわからない」という段階でも活用できます。
成田さんも「早い段階で方向性が整うほど、ES全体の完成度が上がる」と話しています。ESの作り方や就活の進め方で判断に迷う場合は、一人で抱え込まず早めに相談して方向性を確認しておくと安心です。
▼ESの作り方や就活の進め方に悩んだら、プロに相談しましょう。
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