「エントリーシートと履歴書って、内容は同じでいいの?」
「両方提出を求められたけど、どう書き分ければいいかわからない」
こうした悩みは、就活生からも毎年多く寄せられます。
ESと履歴書は目的が違うため、同じエピソードでも見せ方を変える必要がありますが、内容が重複すること自体は問題ありません。この記事では、ESと履歴書の違いに加え、自己PR・志望動機・趣味特技の書き分け例や注意点を具体的に解説します。
今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの知見をもとに、ESと履歴書の違いや共通項目の書き分け方、自己PR・志望動機・趣味特技の例文、注意点を解説します。
ESと履歴書の大まかな違いと共通点は?
違いは「目的」で、ESは人柄やポテンシャルを伝える書類、履歴書は学歴・資格などの基本情報を伝える書類です。共通点は自己PR・志望動機・趣味特技など、どちらにも記載を求められる項目がある点です。
ここではその違いと共通点を整理していきます。
ESと履歴書が異なる部分

ESと履歴書の最大の違いは「目的」です。ESは人柄や価値観、ポテンシャルを見極めるための書類で、履歴書は学歴・資格などの基本情報を正確に伝える公的書類です。
目的が違うため、書く内容も変わります。ESでは具体的なエピソードとともに内面を深く掘り下げるのに対し、履歴書では客観的事実を簡潔に記載します。
このように異なる部分がある一方で、両方の書類で共通して問われる項目もあります。次に、ESと履歴書で重なりやすい項目を確認していきましょう。
ESと履歴書で共通する部分

ESと履歴書には、自己PR・志望動機・趣味特技など共通して問われる項目があります。同じエピソードを使うのは問題ありませんが、書類の目的に合わせた書き分けが大切です。
成田さんはキャリアアドバイザーとしてESと履歴書の両方を添削する中で、「同じテーマを使うこと自体は全く問題ない。ただし目的に合わせて表現を変えることが重要」と学生に伝えてきました。具体的な書き分け方は次のセクションで解説します。
【比較表】ESと履歴書の違い・共通点一覧
これまでの内容を踏まえ、違いと共通点を一覧表で整理しました。
履歴書 | エントリーシート | |
|---|---|---|
目的 | 基本情報を提供する | 企業が自社に合った人材かを |
項目 | 【異なる項目】 | 【異なる項目】 |
書き方 | 「情報の正確さ」を意識 | 「企業とのマッチ度」 |
入手方法 | 一般に市販されている | 応募先企業が提供している |
提出時期 | 企業によって異なる | 主に選考の初期段階 |
写真サイズ | 縦4.0cm×横3.0cm | 企業独自のフォーマット |
まずはこの表にある基本を押さえるだけでも、各書類の役割がはっきりと見えてくるはずです。入手方法や提出時期、写真サイズなどの形式面については後半で詳しく触れるため、次のセクションではまず、共通項目を具体的にどう書き分ければいいのかを解説します。
ESと履歴書で共通する項目はどう書き分ければいいのか?
ESと履歴書で共通する項目は、同じテーマを使っても問題ありません。ただし、履歴書は要点を簡潔に伝え、ESは背景や行動まで含めて詳しく伝えるように書き分けることが大切です。
成田さんはキャリアアドバイザーとして就活生の書類を見てきた経験から、「共通項目でエピソードを変えすぎてしまい、かえって人物像がブレてしまう学生が多い」と指摘します。ここでは具体的な書き方の違いを解説します。
ESと履歴書で内容は重複しても良いのか?

内容が重複すること自体は全く問題ありません。むしろ、ESと履歴書で全く異なる強みや動機を語ると、一貫性がないと判断される可能性があります。
「ESと履歴書で共通する項目に同じ内容を書いても良いですか?」
これは、就活生からも非常によく聞かれる質問です。
ただし、重要なのは「同じエピソードや強みを扱うこと」は問題ないが、「全く同じ文章をそのまま使うこと」はNGだということです。
成田さんはキャリアアドバイザーとして就活生のES・履歴書を添削する中で、「ESと履歴書は目的が違うため、同じエピソードでも見せ方を変える必要がある。履歴書は『見出し』、ESは『本文』というイメージで書き分けるとよい」とアドバイスしています。
つまり、テーマは同じでも、書類の目的に合わせて「書き方」や「詳細度」を変えることが、書き分けの基本なのです。
ESと履歴書の書き方にはどんな違いがあるのか?
履歴書では事実を正確かつ簡潔に伝えることが重視され、ESでは企業とのマッチ度や入社後の活躍イメージが伝わるように、具体的なエピソードを論理的に書くことが重視されます。
以下の表に、書き方の具体的な違いをまとめました。
項目 | 履歴書 | ES(エントリーシート) |
|---|---|---|
重視される点 | 情報の正確さ | 企業とのマッチ度、入社後の活躍イメージ |
基本方針 | 事実を正確かつ簡潔に伝える | 未来の可能性やポテンシャルを戦略的に伝える |
書く内容 | 学校名・資格名・組織名などを正式名称で記載し、時系列で整理した客観的事実 | 企業の求める人物像に合わせた経験や強み、背景や過程、成果 |
表現の仕方 | 感想や主観ではなく、事実を淡々とまとめる | 結論ファーストで、背景・行動・結果を順序立てて説明する |
具体性の出し方 | 他書類と矛盾しない一貫性を重視する | 数字を用いて成果や規模を具体的に示す |
【例】自己PRをESと履歴書で書き分けられると具体的にどうなるのか?

自己PRは、履歴書では強みを端的に伝え、ESではその強みを裏づける具体的なエピソードまで詳しく示す形で書き分けます。
自己PRは、あなたの強みや特徴を企業にアピールする重要な項目です。
履歴書での自己PR例(要約)
限られたスペース(50~100字程度)で、あなたの強みを端的に伝えます。ここでは「何ができるか」という結論を明示するだけで十分です。
私の強みは課題を構造的に捉え、人を巻き込んで解決する力です。養蜂活動を通じ、現地での協力体制構築に成功しました。
ESでの自己PR例(詳細なストーリー)
ESでは、その強みを証明する具体的なエピソードを、「結論→背景→課題→行動→実績→仕事への活用」の流れで詳しく展開します。
私の強みは、課題を構造的に捉え、熱意と論理で人を巻き込む力です。大学時、カメルーン人の知人から祖国の貧困問題を聞き、養蜂が収入源になると考え単身現地へ向かいました。最大の困難は養蜂箱の製作で、現地の店に依頼するも『養蜂』への不理解から全て断られました。そこで覚えたての現地語で活動意義を伝え、軌道に乗れば継続発注が見込めると数字で交渉しました。結果、協力を得られ、ハチミツの安定採取に成功しました。この強みを貴社の戦略コンサルティングで活かし、クライアントの課題を構造的に分析し、関係者を巻き込みながら実行支援に貢献したいと考えています。
【例】志望動機をESと履歴書で書き分けられると具体的にどうなるのか?

志望動機は、履歴書では「なぜその会社なのか」を簡潔にまとめ、ESでは企業研究や自分の経験を踏まえて、なぜその会社・その職種なのかを論理的に説明します。
志望動機は、企業への熱意を伝える最も重要な項目の一つです。
履歴書での志望動機例(要約)
限られたスペース(100~150字程度)で、「なぜその会社なのか」という結論を簡潔に伝えます。面接で深掘りされる「きっかけ」として、最も伝えたい要点をまとめましょう。
貴社の『戦略立案から実行支援まで一貫して顧客と伴走する』アプローチに強く共感しています。AIの研究で培った課題解決能力を活かし、現場に寄り添うコンサルタントとして貢献したいと考え、志望いたしました。
ESでの志望動機例(詳細なロジック)
ESでは、詳細な企業研究に基づき、「なぜ他社ではなく、その会社・その職種なのか」を論理的に説明します。自身の経験や強みが、その企業の「求める人物像」や「事業内容」とどのように一致しているのかを具体的に示しましょう。
志望理由は2点あります。1点目は、AI技術を用いた社会課題解決という私の研究テーマと、貴社の『現場寄り添い型』のコンサルティングが一致するためです。貴社のビジネスコンサルタント職は、戦略から実行まで一貫して携わる点が、私の目指す『伴走型』の姿と重なります。2点目は、セクターを横断した支援に携われる点です。幅広い業界の知見を得られる環境で、自身の好奇心と実行力を発揮し、成長し続けたいと考えています。
【例】趣味・特技をESと履歴書で書き分けられると具体的にどうなるのか?

趣味・特技は、履歴書では人柄が伝わる事実として簡潔に書き、ESでは自己PRやガクチカにつながるエピソードとして展開できます。
履歴書に欄があることの多い「趣味・特技」ですが、ESで自己PRのネタとして使うこともできます。
履歴書での趣味・特技例(事実)
履歴書では、人柄を伝えるために趣味や特技を簡潔に記載します。
趣味:養蜂(週末に〇〇で活動)
特技:毎月発売される新商品の菓子パン(約20種)を全て試食し、レビューすること
ESでの趣味・特技例(エピソード展開)
趣味や特技を「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」や自己PRにつながる題材として、あなたの強みを証明するエピソードに昇華させます。
私は『蜂オタク』で養蜂が趣味です。大学の時、カメルーン人の知人から祖国の貧困問題を聞き、養蜂が収入源になると考え単身現地へ向かいました。最大の困難は養蜂箱の製作で、現地の店に依頼するも『養蜂』への不理解から全て断られました。『このままでは来た意味がない』と、覚えたての現地語で活動意義を伝え、軌道に乗れば継続発注が見込めると数字で交渉しました。結果、協力を得られ、ハチミツの安定採取に成功しました。この経験から、課題を構造的に捉え、熱意と論理で人を動かす強みを学びました。
ESと履歴書を書き分けるときの注意点は何か?

ESと履歴書を書き分けるときに最も重要なのは、一貫性を保ちながら表現と詳細度を調整することです。同じ人物として違和感なく伝わるように、強みや価値観、志望動機の軸はそろえておきましょう。
ESと履歴書を書き分ける際、最も重要な注意点は「一貫性を持たせること」です。
書き分けるときの注意点
強みや価値観、志望動機の軸をそろえる:アピールする角度や詳細度は変えても、根底にあるメッセージは統一する
書類ごとの目的に合わせて表現を変える:履歴書は要点を簡潔に、ESは背景や行動まで含めて詳しく示す
コピー&ペーストは避ける:同じテーマを使っても、そのまま同一文章を流用しない
例えば、ESでは「協調性」を強みとしてアピールしているのに、履歴書では「強力なリーダーシップ」をアピールしていると、採用担当者は「本当はどちらなのか?」と混乱し、あなたの人物像が信頼できなくなってしまいます。
コピー&ペーストは避け、あなたの核となるメッセージに一貫性を持たせながら、各書類の目的に合わせて「表現」と「詳細度」を調整することが重要です。書き方の違いを押さえたら、次は入手方法や提出時期など実務面の違いも確認しておきましょう。
ESと履歴書に関する違いはその他にどのようなものがあるのか?
ESと履歴書は、目的や記載項目だけでなく、入手方法・提出時期・写真サイズにも違いがあります。実務面での違いまで理解しておくと、書類準備をスムーズに進めやすくなります。
ここまで、ESと履歴書の目的や共通項目の書き分けを見てきました。ただし、実際に書類を準備する際は、内容だけでなく「どこで入手するか」「いつ提出するか」「写真サイズはどうするか」といった形式面も確認しておく必要があります。
成田さんは人事として応募書類の確認や選考フロー設計に携わる中で、「目的や項目だけでなく、入手方法や提出時期、写真サイズにも違いがある。知っておくと書類準備がスムーズになる」と学生に伝えてきました。ここでは実務面での違いを解説します。
項目 | ES | 履歴書 |
|---|---|---|
目的 | 選考のために人柄、価値観、熱意、ポテンシャルを評価し、自社とのマッチ度を見極める | 公的書類として基本情報を正確に把握し、管理する |
記載項目 | 自己PR、志望動機、ガクチカ、長所・短所、入社後のビジョンなど企業独自の設問が中心 | 氏名、住所、生年月日、学歴、職歴、免許、資格など標準化された基本情報が中心 |
入手方法 | 応募先企業の採用サイト、就職情報サイト、企業説明会、Web入力フォームなどで提供される | 市販の履歴書、大学指定フォーマット、コンビニ、文房具店、100円ショップ、Webダウンロードなどで入手できる |
提出時期 | 主に選考の初期段階で提出を求められる | 初期段階に加え、面接時、最終選考時、内定後に提出を求められることもある |
写真サイズ | 履歴書と同じ縦4.0cm×横3.0cmが多いが、企業独自指定やWeb提出時のピクセル指定がある | 一般的に縦4.0cm×横3.0cm |
ESと履歴書では目的がどう違うのか?

履歴書の目的は応募者の基本情報を正確に把握し管理することで、ESの目的は応募者の人柄や価値観、熱意、ポテンシャルを評価して自社とのマッチ度を見極めることです。
ESと履歴書では、提出を求められる「目的」が明確に異なります。
履歴書の目的は「公的書類」として、応募者の基本的な情報を正確に把握し管理することです。氏名、学歴、資格などの「事実」を確認し、入社後の人事管理データとしても利用されます。
一方、ES(エントリーシート)の目的は「選考」そのものです。企業が、応募者の人柄、価値観、熱意、ポテンシャル(将来性)を評価し、「自社とマッチするか」を見極めるためのアピール書類として機能します。
ESと履歴書では記載項目がどう違うのか?

履歴書は氏名や学歴、資格などの標準化された基本情報が中心で、ESは自己PRや志望動機、ガクチカなど企業独自の設問が中心です。
履歴書とESは、書くべき項目も大きく異なります。
履歴書は、どの企業でもおおむね共通する「フォーマット」に沿って、応募者の基本情報を記載する書類です。記載項目は、氏名、住所、生年月日、学歴、職歴、資格など、標準化された内容が中心です。
一方でESは、企業ごとに設問内容が大きく異なります。自己PRや志望動機、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、長所・短所、入社後に実現したいことなど、企業が知りたいテーマについて記述する形式になっています。
そのため、履歴書は「どの会社でもほぼ共通の書類」、ESは「企業ごとに個別対策が必要な書類」と考えるとわかりやすいでしょう。
ESと履歴書では入手方法がどう違うのか?

履歴書は市販や大学指定書式などから入手できる一方で、ESは応募先企業が提供する形式を使います。
履歴書は、コンビニや文房具店、100円ショップなどで購入できるほか、大学のキャリアセンターで配布される指定フォーマットや、Web上でダウンロードできるテンプレートを使うこともできます。
一方、ESは応募先企業の採用サイトや就職情報サイト、企業説明会などで案内されることが一般的です。近年は、紙ではなくWebフォーム上に直接入力する形式も増えています。
ESと履歴書では提出時期がどう違うのか?

ESは主に選考の初期段階で提出を求められ、履歴書は初期段階に加えて面接時や最終選考時、内定後に提出を求められることもあります。
ESは、企業が応募者をふるいにかけるための「選考書類」として使われるため、主にエントリー直後や一次選考前など、選考の早い段階で提出を求められることが多いです。
一方、履歴書は初期段階に提出する場合もありますが、面接時に持参したり、最終選考時や内定後に正式な書類として提出を求められたりすることもあります。
ESと履歴書では写真サイズがどう違うのか?

履歴書の写真サイズは一般的に縦4.0cm×横3.0cmで、ESは同サイズが多いものの、企業独自の指定やWeb提出時のピクセル指定がある場合があります。
履歴書に貼る写真は、一般的に「縦4.0cm×横3.0cm」が標準サイズです。これはJIS規格の履歴書でも広く用いられています。
ESも紙提出であれば、履歴書と同じサイズの写真を求められることが多いです。
ただし、企業独自の用紙を使用する場合やWeb提出の場合は、ピクセル数やファイル容量などが指定されることがあります。例えば「縦560px×横420px以内」「JPEG形式で2MB以下」などの指定があることもあるため、必ず募集要項や入力画面の指示を確認しましょう。
ES・履歴書に共通する注意点は何か?

ES・履歴書に共通する注意点は、内容の良し悪しだけでなく、誤字脱字や正式名称の表記、言葉遣い、一貫性、提出期限といった基本を守ることです。細かなミスを防ぐことが、選考で不利にならないための前提です。
成田さんがキャリアアドバイザーとして就活生を支援する中でも「細かいミスで落とされたくない」という声をよく聞きます。ここでは、成田さんが人事として選考に携わる中で特に注目していた共通の注意点をお伝えします。
ES・履歴書に共通する注意点一覧
誤字脱字は厳禁:小さなミスでも、注意力が散漫で仕事が雑だという印象につながるおそれがあります。書き終えたら必ず見直しを行い、可能であれば第三者にもチェックしてもらいましょう。
正式名称で記載する:学校名や学部名、企業名、資格名などは、省略せず正式名称で記載する必要があります。略称のまま書くと、正確性に欠ける印象を与えます。
丁寧な言葉遣いを心がける:ESや履歴書は正式な文書なので、話し言葉や流行語ではなく、書き言葉で丁寧に書くことが大切です。
一貫性のある内容にする:ESと履歴書、さらに面接まで含めて、伝える内容には一貫性を持たせる必要があります。書類ごとに強みや志望動機の軸がずれると、自己分析ができていない印象を与えかねません。
期限に余裕を持って提出する:時間に余裕があれば見直しができ、WEB提出のトラブルにも備えやすくなります。
正式名称や言葉遣いは、以下のように置き換えて記載しましょう。
NG表記・口語 | 適切な表記・書き言葉 |
|---|---|
〇〇高校 | (私立/都道府県立)〇〇高等学校 |
〇〇大学 | 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 |
自動車免許 | 普通自動車第一種運転免許 |
英検 | 実用英語技能検定〇級 |
TOEIC | TOEIC公開テスト 〇〇点 取得 |
ちゃんと | きちんと |
やっと | ようやく |
だから | そのため、したがって |
どんな | どのような |
すごく | 非常に、とても |
採用担当者は、提出された書類を比較して読みます。自己PR、志望動機、ガクチカなどのエピソード間で矛盾が生じていると、「自己分析ができていない」と不信感を抱かせてしまいます。まず「就活の軸」や「キャリアビジョン」を明確にし、その戦略に基づいてすべての回答を作成しましょう。
締切ギリギリに作成すると、焦りから誤字脱字などのミスが生まれやすくなります。WEB提出の場合は、締切直前にアクセスが集中してサーバーがダウンし、提出できなくなるリスクもあります。余裕を持って完成させ、見返す時間を確保しましょう。
まとめ
ESと履歴書は「目的が違う書類」です。ESは人柄や価値観、ポテンシャルを伝えるためのもの、履歴書は氏名・学歴・資格などの基本情報を正確に示す公的書類です。自己PRや志望動機などの共通項目は、同じテーマを使っても問題ありませんが、「履歴書では要点を簡潔に、ESでは背景・行動・結果まで詳しく」という書き分けを徹底することが選考通過のポイントになります。一貫性を保ちながら表現を使い分ける意識が、採用担当者に「自己分析のできている学生」という印象を与えます。
ただし、書き分けの感覚は一人でつかみにくいものでもあります。「この表現で伝わるか」「強みが一致しているか」など、第三者の目線が入るだけで完成度が大きく変わります。就活のプロに相談すれば、あなたのエピソードや強みを活かした書き分けを一緒に考えてもらえます。
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よくある質問
成田さんがキャリアアドバイザーをしている際によく聞かれる質問や、学生へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。
エントリーシートと履歴書の内容は同じでも良いですか?
はい、自己PRや志望動機などのテーマやエピソードが重複すること自体は問題ありません。むしろ、まったく違う内容を書くと、一貫性がないと判断されることがあります。
ただし、「同じ内容」が「同じ文章をそのまま使うこと」を意味するわけではありません。ESは詳細なアピール、履歴書は簡潔な要約というように、書類の目的に合わせて書き分ける必要があります。書き分けに不安がある場合は、エージェントに相談しましょう。
同じエピソードを使う場合、どう書き分ければ良いですか?
同じエピソードを使う場合は、履歴書では事実を簡潔に伝え、ESでは課題・行動・結果・学びまで含めて具体的に書き分けます。
履歴書では「カフェのアルバイトで新人教育リーダーを担当」のように要点を短く示し、ESでは「マニュアルの課題を発見し、図解入りに作り直したことで新人定着率が向上し、課題発見力を学んだ」といった流れで詳しく示します。自分では気づきにくい強みや、エピソードの魅せ方に迷う場合は、エージェントに相談しましょう。
自己PRや志望動機も同じ内容で良いですか?
はい、自己PRや志望動機も、核となるテーマは同じで問題ありません。履歴書では結論を要約し、ESではその根拠となるエピソードや理由を詳しく書くイメージです。
自己PRであれば、ESでその強みを証明する具体的なエピソードを詳細に書きます。企業の求める人物像に合わせた効果的な言語化が難しい場合は、エージェントに相談しましょう。
履歴書のみ、ESのみ提出の場合はどう書けば良いですか?
履歴書のみ提出の場合は限られた欄で要点を簡潔に伝え、ESのみ提出の場合は具体的なエピソードまでしっかり書きつつ、基本情報も正確に記載することが大切です。
履歴書のみ提出の場合、「自己PR」や「志望動機」の欄が非常に重要になります。限られたスペースの中で、具体的なエピソードの要点や入社への熱意を、簡潔かつ魅力的に書き込む必要があります。
ESのみ提出の場合、具体的なエピソード(背景・課題・行動・結果)をしっかり盛り込み、同時に基本情報も履歴書と同レベルの「正確性」で記載します。どちらの場合も、限られたスペースで最大限のアピールをする必要があるため、書き方に迷ったらエージェントに相談しましょう。
手書きとパソコン、どちらで作成すべきですか?
企業から指定がない限り、手書きでもパソコン作成でも問題ありません。ただし、修正や文字数調整のしやすさを考えると、パソコンでの作成が推奨されます。
企業や業界によっては、手書き指定や提出形式に細かなルールがある場合もあります。迷ったときは募集要項を確認し、それでも判断に不安が残る場合は、就活のプロに相談して確認すると安心です。
提出後に誤りに気づいたらどうすれば良いですか?
軽微なミスなら面接時の謝罪や訂正版の持参で対応できる場合がありますが、氏名や連絡先、学歴、企業名などの重大な誤りは、気づいた時点ですぐに採用担当者へ連絡して訂正する必要があります。
ミスの重大性の判断や対応方法に迷う場合は、一人で抱え込まず、エージェントに相談しましょう。
修正液や消せるボールペンは使っても良いですか?
いいえ、修正液や修正テープ、消せるボールペンは使用してはいけません。手書きで間違えた場合は、新しい用紙に最初から書き直してください。
手書きの場合は、必ず「消えない黒インクのボールペン」(油性またはゲルインク)を使用してください。書類の作成マナーに不安がある場合は、提出前に第三者へ確認してもらうことで、細かなミスを防ぎやすくなります。
ESと履歴書は、内容の書き分けだけでなく、提出形式や細かなマナーまで確認する必要があります。自分の書類が企業にどう見えるか不安な場合は、第三者の視点で確認してもらうことも有効です。
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