【例文付き】面接で「趣味」を聞かれたら?元人事が教える正しい答え方

面接

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【例文付き】面接で「趣味」を聞かれたら?元人事が教える正しい答え方

「面接で趣味を聞かれて、ありきたりな答えしかできなかった」
「ゲームや動画視聴が趣味だけど、面接で言っていいのか分からない」

これらは、就活生からよく寄せられる悩みです。志望動機や自己PRは対策していても、こうした「変化球」の質問には不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、趣味は単なる雑談ではありません。実は面接官があなたの人柄や価値観、入社後の働き方を見極めるための重要な質問なのです。

そこで今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの知見をもとに、企業が趣味を聞く意図と評価基準、好印象を与える回答の構成と例文、趣味の見つけ方・選び方、面接での話し方のポイント、そして深掘り質問への対策までをご紹介します。

面接で問われる「趣味」とは何か?

趣味とは、プライベートで熱中していること・継続していることを問う質問です。仕事以外の時間の使い方や情熱の向け先を通じて、人柄・興味関心・物事への取り組み方が自然と見えてくるため、面接でよく問われるテーマの一つです。

元人事として多くの面接を行ってきた成田さんによれば、「趣味の答え方で面接の空気が一気に良くなった」というケースは珍しくないと言います。まずは企業側がこの質問に込める意図を理解することから始めましょう。

「趣味」と「特技」はどう違うのか?

趣味は「好きで継続的に取り組んでいること」、特技は「他者よりも優れているスキルや能力」であり、面接での評価ポイントが異なります。

面接官が知りたい目的がそれぞれ異なるため、両者の違いを理解して回答を準備することが大切です。

項目

定義

面接で伝わりやすいこと

面接で重視される点

趣味

好きで継続的に取り組んでいること

人柄や価値観

なぜ好きなのか、どう取り組んでいるか

特技

他者よりも優れているスキルや能力

即戦力としての強み

他者より優れている点や強み

面接で趣味を聞かれた場合は、上手かどうかではなく「なぜ好きなのか」「どう取り組んでいるか」を伝えることが重要です。特技のように成果を誇張する必要はありません。

では、面接官はどのような目的で趣味の質問をしているのでしょうか。

企業はなぜ「趣味」を聞くのか?

企業が「趣味」を聞く理由

単なるアイスブレイクではなく、素の人柄・ストレス対処能力・コミュニケーション力・想定外への対応力という4つの観点から就活生の資質を見極めるためです。

成田さんは日系大手企業の人事として多くの面接を行う中で、この質問に重要な意図を込めていたといいます。実際に面接官がどのような観点で質問を投げかけているのか、現場での経験に基づいた4つの意図を紹介します。

  • 素の人柄・興味関心を知るため:仕事とは無関係な質問をすることで、リラックスした状態での本来の性格や、何に興味を持っているかを自然な形で知ろうとしています。

  • ストレス対処・セルフケア能力を確認するため:入社後のプレッシャーや環境変化に対応できるよう、自分なりのストレス解消法を持ち、オンオフの切り替えができるかを確認しています。

  • コミュニケーションの雰囲気を見るため:雑談のようなテーマでもスムーズに会話を広げ、良好な人間関係を築けるコミュニケーション能力があるかを見ています。

  • 用意していない質問での対応力を見るため:事前準備がしにくい質問を投げかけることで、想定外の事態にも柔軟かつ冷静に対応できる地頭の良さや機転を測っています。

このように、面接官は「何をしているか」という事実だけでなく、その背景にある人間性や能力を多角的に評価しています。意図を理解したうえで、自分の魅力を伝えられるように準備しておきましょう。

企業は「趣味」の回答でどこを評価しているのか?

企業の評価ポイント

「趣味への主体性」「継続姿勢」「学びや成長」「想定外への対応力」の4点を重点的に見ています。

成田さんは採用担当者として選考に携わる中で、単に「面白そうな趣味か」ではなく、社会人としての資質に関わる以下の4点を評価していたといいます。

  • 趣味に主体的に取り組んでいるか:与えられた業務だけでなく、自ら考え行動できる人物かを見るため、趣味にも目的を持って能動的に取り組めているかを評価します。

  • 継続的に何かに打ち込む姿勢があるか:一つの物事に長く打ち込む粘り強さは、困難な業務に直面した際にも投げ出さずにやり遂げる力があると判断されます。

  • 趣味を通じた学びや成長があるか:趣味から何かを学び取ろうとする姿勢は、仕事においても常に成長し続ける人材として評価されます。

  • 想定外の質問にも対応できるか:準備していない質問に対して、動揺せず論理的かつ具体的に答えられる対応力は、ビジネス現場での臨機応変な対応力と直結します。

企業の評価基準がわかったところで、次は実際にこれらのポイントを押さえた回答をどう組み立てるかを見ていきましょう。

面接官に好印象を与える「趣味」の回答内容はどう作ればいい?

回答テンプレートに沿って構成を整え、好印象を与えるポイントと減点を防ぐ注意点を押さえたうえで、「趣味を通じて何を得て、どう仕事に活かせるか」まで語ることが大切です。

ここでは、回答の構成・ポイント・注意点を例文とともに紹介します。

【テンプレート】「趣味」の回答構成はどう組み立てる?

回答の構成・テンプレート

①結論→②具体的な活動内容→③きっかけ・続けている理由→④学びや仕事への活かし方の4ステップで組み立てます。

成田さんはキャリアアドバイザーとして多くの学生の模擬面接を見るなかで、「型に当てはめることで、話が脱線せず、誰でも論理的な『趣味』の回答ができるようになる」と話します。

  • ①結論(趣味を一言で):まずは「私の趣味は〇〇です」と端的に伝えます。

  • ②具体的な活動内容:その趣味を「いつ・どこで・どのくらいの頻度で」行っているか、数字や具体的な内容を交えて描写し、あなたの熱中度を伝えます。

  • ③趣味を始めたきっかけ・続けている理由:なぜその趣味を始め、今も続けているのかを伝え、あなたの価値観を示します。

  • ④趣味から得た学び or 仕事への活かし方:その経験から得た学びをどう仕事に活かすか述べ、入社後の活躍イメージに繋げます。

この4ステップに沿って整理することで、面接官が知りたい情報が過不足なく伝わります。

「趣味」の回答内容で面接官に好印象を与えるには?

回答で好印象を与えるポイント

結論から伝え、数字で継続性を示し、主体性が伝わる表現を加え、志望企業の求める人物像に合った趣味を選んで仕事のパフォーマンスとの接点まで語ることが好印象につながります。

採用担当者は毎日多くの面接を行います。成田さんも人事として1日に何人もの学生を面接していた経験から、「ありきたりな表現は記憶に残らず、面接官の興味を引けない」と指摘します。以下の5つのポイントを押さえましょう。

  • 結論から伝える:冒頭で「私の趣味は〇〇です」と端的に伝えましょう。結論ファーストで話すことで、面接官に関心を持ってもらいやすくなり、話の全体像も伝わりやすくなります。

  • 継続年数や頻度を具体的な数字で伝える:「3年間続けている」「週に2回」など期間や頻度を具体的に示しましょう。数字があることで説得力が増し、継続力もアピールできます。

  • 自発的に始めて能動的に取り組んでいることを示す:「友人に勧められて」だけでなく、「興味を持って自分から始めた」「上達するために工夫している」など、主体性が伝わる表現を加えましょう。

  • 志望企業の求める人物像に合った趣味を選ぶ:企業の求める人物像(協調性、行動力など)を確認し、それに合致するエピソードを選びましょう。「御社で活躍できる素質がある」と感じさせることが重要です。

  • ストレス発散や健康維持につながり仕事のパフォーマンス向上に役立つことを伝える:「リフレッシュのために」「没頭できる時間」などと伝え、仕事のパフォーマンスを保つための自己管理能力やストレス耐性があることをアピールします。

これらを意識して回答を練り上げることで、他の就活生と差をつけることができます。

「趣味」の回答で減点されないために気をつけるべきことは?

回答で減点されないための注意点

「趣味はない」と答えないこと、嘘をつかないこと、ギャンブルなど健康管理への懸念を抱かせる趣味は避けること、1分以内に収めることが主な注意点です。

「趣味」の回答には評価を下げるNGパターンがあります。以下のポイントを押さえて、致命的なミスを防ぎましょう。

  • 「趣味はない」と答えない:「特にありません」で終わらせず、日常の習慣でも「読書」「料理」「散歩」など具体的な活動に言い換えて、前向きな印象を与えましょう。

  • 嘘の趣味を答えない:深掘り質問でバレるリスクがあるため、必ず実体験に基づいた内容を話しましょう。

  • 社風に合わない趣味は避ける:企業の雰囲気や価値観に合わない趣味は避けましょう。事前に企業研究を行い、どの趣味を伝えるか選ぶことが大切です。

  • 趣味を語りすぎて面接を忘れない:熱中しすぎて話が長くなると、要点がぼやけてしまいます。1分程度で簡潔にまとめることを意識しましょう。

  • ギャンブル・不健康な印象の趣味は避ける:パチンコ、競馬、夜更かしなどは、金銭管理や健康管理への懸念を抱かせるため避けましょう。

ネガティブな印象を与えないよう、これらには十分に気をつけて内容を精査してください。

【例文】面接で「趣味」は具体的にどう答えればいい?

スポーツ系なら体力・チームワーク、読書なら学習意欲・論理的思考など、ジャンルごとの強みに絡めて伝えるのがポイントです。以下の例文を参考に、自分の言葉でアレンジしてみてください。

スポーツで答える例文

面接における回答例文:スポーツで答える例文

私の趣味はテニスです。大学2年生の時に友人に誘われて始め、週に2回スクールに通いながら3年間続けています。最初はサーブも打てませんでしたが、コーチのアドバイスを素直に受け入れながら練習を重ね、昨年は地域大会のダブルスで準優勝できました。テニスを通じて、目標に向かって継続的に努力する姿勢と、パートナーとの連携の大切さを学びました。御社でもこの粘り強さとチームワークを活かし、長期的な視点で業務に取り組みたいと考えています。

読書で答える例文

面接における回答例文:読書で答える例文

私の趣味は読書です。月に5〜6冊のペースで、ビジネス書や歴史小説を中心に読んでいます。特に経営戦略やマーケティングに関する本が好きで、著者の思考プロセスを追うことで論理的に考える力が養われました。高校時代から続けており、今では読んだ本の内容をノートにまとめる習慣もできました。御社でも、この多角的な視点と継続的に学ぶ姿勢を活かして、顧客の課題を分析し最適な解決策を提案したいと考えています。

旅行で答える例文

面接における回答例文:旅行で答える例文

私の趣味は旅行です。長期休暇を利用して国内外を訪れており、これまでに15カ国を旅しました。特に印象的だったのは大学2年生の時のタイ一人旅です。現地の方との交流を通じて、日本とは異なる価値観に触れ、固定観念が覆される経験をしました。旅行の計画を立てる中で、限られた時間と予算で最大限楽しむための計画力も身につきました。御社でも、様々な顧客ニーズを柔軟に理解し対応できる人材になりたいと考えています。

料理で答える例文

面接における回答例文:料理で答える例文

私の趣味は料理です。大学2年生で一人暮らしを始めたのをきっかけに自炊を続け、今では友人を招いて10人分のパーティー料理も作れるようになりました。材料の買い出しから調理、片付けまで効率的に進める計画性が身についたと感じています。また、友人に喜んでもらえることが何よりの楽しみで、相手の好みを聞いてメニューを考える工夫もしています。御社でも、この姿勢を活かして顧客満足度の向上に貢献したいと考えています。

音楽で答える例文

面接における回答例文:音楽で答える例文

私の趣味はギターです。中学生の時に好きなアーティストに憧れて始め、8年間続けています。週に3〜4日は練習し、大学では軽音楽サークルに所属してライブ活動も行っています。人前で演奏することで度胸がつき、またバンドメンバーと一つの曲を作り上げる過程で、協調性やコミュニケーション力も身につきました。御社でも、この経験を活かしてチームで成果を出すことに貢献したいと考えています。

これらの例文を参考にしつつ、自分に合った趣味を見つけていきましょう。もし「自分には趣味がない」と感じている方は、次の方法を試してみてください。

趣味がない場合はどうやって見つければいい?

趣味を今から見つける方法

視点を変えることで誰でも魅力的な「趣味」は見つかります。休日の行動を振り返る、過去の部活を掘り起こす、夢中になれることを言語化するなどの方法もありますが、一人で行き詰まったら就活のプロに相談するのも一つの手です。

成田さんも就活支援の現場で、「趣味がないと思い込んでいるだけで、深掘りすると必ずアピールできる行動がある」と語ります。以下では、特におすすめの方法から順に紹介します。

【おすすめ】エージェントに相談する

一人ではどうしても見えにくい「自分らしい趣味」も、就活のプロと話すことで見つかることが多くあります。

自分では「大したことない」と思っている日常の行動も、客観的な視点を通せば立派なアピール材料になります。成田さんもキャリアアドバイザーとして就活生を支援する中で、「趣味がないと思い込んでいる学生ほど、客観的な視点が入ると変わる」と話しています。

内定くんエージェントなら、あなたの日常の行動パターンや性格をヒアリングしながら、面接で響く「趣味」の見つけ方・伝え方をマンツーマンでサポートします。

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休日に何をしているかを振り返る

普段の休日の過ごし方を振り返ることで、「趣味」として言語化できる行動が見つかります。

動画を見る、散歩する、カフェ巡りをするなど、当たり前にやっていることも立派な趣味になります。「なんとなく」ではなく、「なぜそれをしているのか」「どんな時間が好きなのか」を言語化することがポイントです。

部活や習い事を思い出す

過去に打ち込んだ部活動や習い事は、面接で話せる趣味の宝庫です。

現在は続けていなくても、「当時培った経験が今も活きている」という形で伝えれば問題ありません。例えば「小学生から高校まで野球を続け、今でも休日に草野球を楽しんでいます」のように繋げましょう。

時間を忘れて夢中になれることを考える

気づいたら何時間も経っていた、という経験こそ趣味のヒントです。

ゲーム、動画視聴、SNSなど、一見面接で言いづらそうな活動でも、「なぜ夢中になるのか」「そこから何を学んでいるか」を言語化すれば、十分にアピール材料になります。

日常の習慣を「趣味」として言語化する

散歩・料理・筋トレなど、当たり前の習慣も目的や工夫を加えれば立派な趣味になります。

「なんとなく散歩」ではなく、「リフレッシュと新しい発見のために、毎週違うルートを1時間歩いています」と目的や工夫を加えて表現しましょう。日常の些細な行動にも、あなただけの人柄や価値観は表れています。

趣味例一覧から自分に当てはまるものを探す

以下のタイプ別趣味50選から、自分の性格や強みに近いものを探してみましょう。

以下に、タイプ別の趣味50選を紹介します。自分の性格や強みに近いタイプから、ピンと来るものを探してみてください。

5タイプ別:趣味一覧
スポーツ・運動タイプ(体を動かすことが好きな人向け)

趣味

身につく力・魅力

テニス

ラリーを通じて反射神経と戦略的思考が磨かれる

ランニング・ジョギング

自分のペースで体力向上とストレス解消ができる

ジム通い・筋トレ

目標を設定して継続的に取り組む力が身につく

サッカー

チームワークと瞬時の判断力が求められる

野球

チームで役割を果たしながら目標達成を目指す

バスケットボール

スピード感のある展開でコミュニケーション力が磨かれる

水泳

全身運動で心身のリフレッシュができる

ヨガ

心身のバランスを整え集中力を高められる

ダンス

表現力とリズム感を楽しみながら体を動かせる

登山

自然の中で達成感と計画力を養える

文化・芸術タイプ(知識や感性を磨くことが好きな人向け)

趣味

身につく力・魅力

読書

多様な価値観に触れ論理的思考力が身につく

映画鑑賞

様々なストーリーや価値観から学びを得られる

音楽鑑賞

感性を豊かにしリラックス効果も得られる

美術館巡り

芸術作品から創造性や感性を刺激される

博物館巡り

歴史や文化への理解を深められる

写真撮影・カメラ

観察眼と表現力が磨かれる

観劇・舞台鑑賞

生のパフォーマンスから感動と学びを得られる

書道

集中力と心の落ち着きを養える

絵画・イラスト

創造性を発揮しながらリラックスできる

華道・茶道

日本の伝統文化を通じて礼儀作法が身につく

レジャー・アウトドアタイプ(外出や体験が好きな人向け)

趣味

身につく力・魅力

旅行

計画力と異文化理解、柔軟性が身につく

一人旅

自立心と決断力が養われる

キャンプ・アウトドア

自然の中で仲間との協力と問題解決力が磨かれる

ドライブ

気分転換とリフレッシュができる

サイクリング

体力向上と新しい発見の両方が楽しめる

釣り

忍耐力と集中力が養われる

温泉巡り

心身のリフレッシュと各地の文化に触れられる

カフェ巡り

新しい発見と自分だけの時間を楽しめる

食べ歩き・グルメ巡り

食への探究心と情報収集力が磨かれる

スポーツ観戦

チームへの応援を通じて熱意と一体感を感じられる

インドア・クリエイティブタイプ(家での活動や創作が好きな人向け)

趣味

身につく力・魅力

料理

計画性と相手を喜ばせる工夫が身につく

お菓子作り・パン作り

細かな作業と創造性を発揮できる

ゲーム

戦略的思考やチームワークが鍛えられる

動画編集

構成力と表現力が磨かれる

プログラミング

論理的思考力と問題解決力が身につく

ハンドメイド

集中力とオリジナリティを発揮できる

ブログ執筆

文章力と継続力が養われる

楽器演奏

努力の継続と表現力が身につく

ガーデニング

観察力と継続的な世話の習慣が身につく

DIY

工夫しながら形にする達成感が得られる

交流・コミュニティタイプ(人との関わりが好きな人向け)

趣味

身につく力・魅力

ボランティア活動

社会貢献意識と協調性が養われる

イベント参加

行動力と新しい価値観への感度が高まる

サークル活動

仲間と目標に向かうチームワークが身につく

国際交流

異文化理解とコミュニケーション力が磨かれる

勉強会参加

学習意欲と主体性を示せる

SNS発信

継続力と発信力が養われる

フリーマーケット出店

企画力と対人対応力が身につく

地域活動

周囲との関係構築力が高まる

オンラインコミュニティ運営

主体性とマネジメント力が磨かれる

推し活

情報収集力と継続的な熱意を示せる

趣味の候補が見つかったら、次に重要なのはどの趣味を面接で話すかの選び方です。

面接での回答に適した趣味はどう選べばいい?

面接での回答に適した趣味の選び方

複数の趣味がある場合は、最も長く続けているもの、自分の人柄が伝わるもの、志望職種と自然に結びつくものを優先して選びましょう。

成田さんもキャリアアドバイザーとして多くの学生の面接対策を行う中で、「趣味選びで迷った時は、自分が最も熱量を持って語れるものを基準にすると良い。面接官は内容よりも語り手の熱量を見ている」とアドバイスします。

人柄が伝わる趣味を選ぶ

自分の人柄や性格が最も伝わる趣味を選ぶことが重要です。面接官は「趣味」を通じて、あなたがどのような人物かを知りたいと考えています。例えば、協調性をアピールしたい場合は「チームスポーツ」を、主体性をアピールしたい場合は「一人で取り組む活動」を選ぶなど、伝えたい人柄に合った趣味を選ぶことで、より効果的に自己アピールができます。

継続性がアピールできる趣味を選ぶ

長く続けている趣味を優先的に選ぶことをおすすめします。継続性は、入社後も努力を続けられる人物として評価される重要なポイントです。「3年間続けている」「中学生の頃から習慣にしている」など、具体的な期間を伝えられる趣味を選ぶことで、あなたの粘り強さや継続力がアピールできます。複数の趣味がある場合でも、最も長く続けているものを選ぶと効果的です。

仕事に活かせるスキルや価値観と結びつく趣味を選ぶ

志望職種や業界と関連づけられる趣味を選ぶことも重要です。営業職を志望している場合は「コミュニケーション能力」をアピールできる趣味、企画職を志望している場合は「創造性」をアピールできる趣味を選ぶことで、入社後の貢献イメージが明確になります。ただし、無理に関連づけるのではなく、自然に結びつけられる趣味を選ぶことが大切です。

「趣味」を面接でどう話せばいい?

話し方の基本ポイントを押さえたうえで、面接形式ごとの注意点を理解し、事前に練習しておくことが大切です。

どれほど素晴らしい趣味であっても、伝え方次第で印象は大きく変わります。成田さんは人事として多くの面接を行う中で、話し方ひとつで評価が覆る場面を何度も見てきたといいます。

面接官に好印象を与える話し方の基本ポイントは?

好印象を与える話し方の基本ポイント

明るくハキハキ話し、自信を持って言い切り、丸暗記ではなく自分の言葉で、1分程度に簡潔にまとめ、口癖を抑えることが基本です。

趣味を伝える際は、言語情報だけでなく「非言語情報(表情、声のトーン、姿勢)」も極めて重要だからです。

明るくハキハキと大きな声で話す

人の第一印象は数秒で決まると言われています。小さな声でボソボソと話すと、自信がなく本当のことを話していないと誤解される恐れがあります。普段よりも少し大きめの声を意識し、語尾まではっきりと発音しましょう。また、口角を上げ、相手の目を見て話すことで、熱意と誠実さが伝わりやすくなります。

自信を持って言い切る

弱々しい声で自信なさげに話すと「本当にこの人の趣味なのか?」と不安を抱かれてしまいます。事前に十分な準備と練習を重ねておけば、緊張が軽減し自信を持って話せるようになります。落ち着いて丁寧にハキハキ話すことを心がけましょう。

丸暗記ではなく自分の言葉で話す

原稿を一字一句丸暗記して棒読みになると、感情が乗らず熱意が伝わりません。また、途中で言葉を忘れた際にパニックになるリスクもあります。文章全体を覚えるのではなく、「伝えたいキーワード(趣味、エピソード、活かし方)」を記憶し、その場の状況に合わせて自分の言葉で構成して話すように練習しましょう。

1分程度で簡潔にまとめる

趣味の回答も、1分程度(約300字)で簡潔にまとめることが重要です。最も一般的な長さであり、標準的な構成で話すことができます。長々と話しすぎると、要点が伝わりにくくなり、面接官の集中力も途切れてしまいます。

口癖に注意する(「えーと」「あの」など)

自分の言葉で話すことは重要ですが、「えーっと」「あー」「なんか」といった口癖は、聞き手に「準備不足」や「自信がない」という印象を与え、話の内容への集中を妨げます。沈黙が怖い場合は、一呼吸置いて落ち着いて話し出すか、「少し考えさせてください」と断る勇気を持つことも時には必要です。模擬面接を録音して自分の癖を客観的に把握しましょう。

基本を押さえるだけでも伝わり方は大きく変わります。

「趣味」の回答で面接形式ごとに注意すべきことは?

面接形式別の注意点

集団面接では「被ったときの差別化」、オンラインでは「環境整備」、最終面接では「人柄・価値観と企業文化のマッチ度」がそれぞれ鍵になります。

対面やオンラインなど、面接の形式によって意識すべきポイントは異なります。成田さんも人事として対面・オンライン・最終面接と様々な形式の面接に関わってきた経験から、「形式に応じた準備の有無が合否を分ける」と指摘します。

集団面接で「趣味」の回答が被ったらどうする?

無理に内容を変える必要はありません。前置きして相手の意見を尊重しつつ、自分だけの具体的なエピソードを加えて差別化を図りましょう。

集団面接で最も不安なのが「前の人と回答が被ること」ですが、無理に内容を変える必要はありません。「〇〇さんがおっしゃった点と重なりますが」と前置きし、相手の意見を尊重しつつ、自分だけの具体的なエピソードを加えて話しましょう。結論が同じでも、そこに至るプロセスや感情で差別化を図ることが重要です。

オンライン面接で「趣味」を話すとき好印象を与えるには?

カメラ目線・声のトーン・背景整備の3点を意識することで、画面越しでも好印象を与えられます。

対面よりも情報量が減るため、視覚と聴覚の環境を整えることが最優先です。

  • カメラ目線を意識する:画面の相手を見るのではなく、カメラのレンズを見ることで「目が合っている」と感じさせます。

  • 声のトーンを上げる:普段よりワントーン高く、ハキハキと話すことで、機材を通しても熱意が伝わります。

  • 背景をシンプルに整える:生活感が出すぎないよう、シンプルな壁や整理された背景を選び、表情が明るく見える環境を作りましょう。

最終面接で「趣味」の回答を一次・二次とどう差別化する?

人柄や価値観が企業の文化や理念とどうマッチするかを、長期的な視点を交えて話すことで差別化できます。

現場社員が「能力」を見る一次・二次とは異なり、最終面接では「入社への覚悟」と「企業とのマッチ度」が問われます。趣味の質問でも、最終面接では人柄や価値観がより重視されます。単なるスキルアピールではなく、あなたの趣味から見える人柄や価値観が、企業の文化や理念とどのようにマッチするかを、長期的な視点(経営視点)を交えて話すことが、役員の心を掴む鍵となります。

「趣味」の面接練習はどうすればいい?

面接の効果的な練習方法

自分一人でできる準備もありますが、人に見てもらうことも重要です。自信を持って話せるよう十分な練習をしておきましょう。

練習不足は本番での過度な緊張を招きます。本番で実力を十分に発揮するために、効果が高い順に練習方法を紹介します。

【おすすめ】エージェントを活用する

面接で「趣味」を話す練習は、一人では改善点に気づきにくいのが難点です。就活のプロに見てもらえば、「伝わりにくい部分」や「評価されるポイント」を客観的に指摘してもらえるため、修正の質が格段に上がります。成田さんもキャリアアドバイザーとして、模擬面接を重ねることで学生が見違えるように自信を持つ姿を数多く見てきました。

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録音・録画を活用して一人で練習する

スマートフォンなどで自分が話している様子を録画し、客観的に確認しましょう。話すスピード、声のトーン、表情、口癖などをチェックできます。恥ずかしさを乗り越えて何度も録画することで、着実に改善できます。

友人・家族に聞いてもらう

身近な人に趣味を聞いてもらい、率直な感想をもらいましょう。「趣味が伝わったか」「話が長すぎないか」「印象に残ったか」などを確認できます。また、第三者から見た自分の人柄や価値観を教えてもらう「他己分析」も有効です。

「趣味」の深掘り質問にはどう対策すればいい?

対策すべき深掘り質問

代表的な6つの深掘り質問について、質問の意図・評価ポイント・事前準備・話し方のポイントを把握しておくことが最善の対策です。

趣味を伝えた後には、必ずと言っていいほど深掘り質問が投げかけられます。成田さんは元日系大手人事としての経験から、ここで回答に詰まると準備不足と判断される可能性があると指摘します。以下の想定問答を事前に準備しておきましょう。

その趣味を始めたきっかけは何ですか?

価値観を軸に、きっかけとなった具体的な出来事と結びつけて説明します。

  • この質問の意図:なぜその趣味を選んだのか、その背景にある動機・価値観の確認

  • 評価ポイント:行動動機の明確さ、自社文化とのマッチ度、主体性、継続意思の有無

  • 必要な事前準備:始めた理由や大切にしている価値観の言語化、きっかけとなった具体的な出来事の整理

  • 話す時のポイント:「〜を大切にしているから」「〜に興味を持ったから」と、自分の価値観を軸に説明しましょう。具体的な経験と結びつけると説得力が増します。

その趣味のどこに魅力を感じていますか?

「面白い」だけでなく「なぜ面白いのか」まで掘り下げ、自分だけの言葉で語ります。

  • この質問の意図:趣味への熱意と、どのような価値観を持っているかの確認

  • 評価ポイント:趣味への本気度、感性や価値観の豊かさ、言語化能力

  • 必要な事前準備:魅力を感じるポイントの具体的な言語化、感情や体験を交えた表現の準備

  • 話す時のポイント:「〜が面白い」だけでなく、「なぜ面白いと感じるのか」まで掘り下げて伝えましょう。自分だけの言葉で魅力を語ることで、人柄が伝わります。

趣味にどのくらい時間やお金を使っていますか?

具体的な数字を挙げつつ、計画的に管理していることを伝え自己管理能力をアピールします。

  • この質問の意図:趣味への本気度と、時間・お金の管理能力の確認

  • 評価ポイント:計画性、優先順位付け能力、金銭感覚の健全さ

  • 必要な事前準備:具体的な頻度・時間・費用の把握、それが適切であることの説明準備

  • 話す時のポイント:具体的な数字を挙げつつ、計画的に時間やお金を使っていることを伝えましょう。「学業やアルバイトとバランスを取りながら」など、自己管理能力もアピールできます。

趣味を通じて成長したこと・得たものは何ですか?

得たものを具体的に述べ、仕事でどう活かしたいかまで繋げます。

  • この質問の意図:スキルや価値観の獲得、自己成長への意識確認

  • 評価ポイント:成長意欲の高さ、業務への再現性、学びの具体性

  • 必要な事前準備:得られたスキル・知識・価値観の言語化、仕事への活かし方の整理

  • 話す時のポイント:得たものを具体的に述べ、それを仕事でどう活かしたいかまで繋げましょう。「〜という考え方ができるようになった」と変化を明確に伝えます。

趣味を通じた仲間やコミュニティはありますか?

具体的な人数や役割を挙げ、一人の趣味でもSNSでの繋がりなどを示します。

  • この質問の意図:協調性やコミュニケーション能力、人間関係構築力の確認

  • 評価ポイント:チームワーク力、対人関係構築能力、コミュニティでの役割

  • 必要な事前準備:趣味を通じた交流の具体例、コミュニティでの自分の役割の整理

  • 話す時のポイント:「〇〇人のメンバーと活動しています」「コミュニティでは〇〇の役割を担っています」など具体的に伝えましょう。一人で行う趣味でも「SNSで情報交換している」など繋がりを示せます。

仕事が忙しくなっても続けたいですか?

「続けたいです」と明確に答え、時間確保の工夫やストレス解消としての効用を説明します。

  • この質問の意図:時間管理能力、仕事とプライベートの両立意識、ストレス耐性の確認

  • 評価ポイント:オンオフの切り替え能力、時間確保の工夫、継続意思の強さ

  • 必要な事前準備:繁忙期の継続方法、優先順位付けや時間確保策の検討

  • 話す時のポイント:「続けたいです」と明確に答え、具体的な時間確保の工夫やストレス解消としての効用を説明しましょう。

まとめ

面接で趣味を聞かれた際は、人柄や価値観、仕事への姿勢をアピールする絶好のチャンスです。結論から始め、継続性や主体性、学びを盛り込んだ構成で伝えることで、面接官に好印象を与えられます。深掘り質問にも対応できるよう、事前にしっかりと自分の考えを言語化しておきましょう。

趣味の選び方や回答の組み立て方で悩んだら、一人で抱えず就活のプロに相談してみるのも一つの手です。第三者の視点が入るだけで、回答の質は大きく変わります。

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よくある質問

成田さんがキャリアアドバイザーをしている際によく聞かれる質問や、学生へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。

趣味がない・特技と言えるほどではない場合は?

散歩、料理、動画視聴など日常の習慣も立派な「趣味」になるため、具体的に言語化すれば十分に面接で話せます。

散歩、料理、動画視聴など日常の習慣も立派な「趣味」になります。「週末は近所を散歩して新しいお店を発見するのが好きです」のように具体的に言語化すれば、人柄が伝わる回答になります。大切なのは「何をしているか」ではなく「なぜそれが好きか」「何を感じているか」です。自分一人で悩むより、エージェントに相談しましょう。新しい視点が見つかることも多いです。

自分の趣味が面接で評価されるか不安?

ほとんどの趣味は伝え方次第でプラスにできるため、仕事に活かせる要素や学びを言語化すれば問題ありません。

ほとんどの趣味は伝え方次第でプラスにできます。ゲームでも「チームで目標達成する大切さを学んだ」と仕事に活かせる要素を見出せばOKです。ギャンブルなど明らかにネガティブなもの以外は心配不要。判断に迷う場合は、エージェントに相談すれば客観的な評価がもらえます。

趣味から強みや人柄をアピールする方法がわからない?

趣味を「継続性」「主体性」「学び」「価値観」の視点で振り返ると、強みや人柄として伝えやすくなります。

趣味を「継続性」「主体性」「学び」「価値観」の視点で振り返ると強みが見えてきます。読書なら「継続力」「学習意欲」、スポーツなら「目標達成力」「チームワーク」などです。ただし、自己PRや志望動機との一貫性を持たせるのは難易度が高いため、エージェントに相談しましょう。全体の整合性をチェックしてもらうのがおすすめです。

ゲームや漫画など、言いづらい趣味はどう伝えればいい?

ゲームや漫画も、そこから得た学びや価値観を具体的に言語化すれば、面接で十分に好印象な趣味として伝えられます。

ゲームや漫画も立派な趣味として伝えられます。大切なのは「何を得ているか」「なぜ好きか」を言語化すること。例えば「オンラインゲームでチームリーダーを務め、戦略を立てて目標達成する楽しさを知った」「漫画から多様な価値観や人生観を学び、視野が広がった」のように伝えれば、むしろ印象に残る回答になります。伝え方に不安がある場合は、エージェントに相談しましょう。適切な表現を一緒に考えてもらえます。

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成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

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