「志望動機の書き出しが思いつかない」
「締めくくりがうまくまとまらない」
志望動機を書こうとしても、最初の一文や最後のまとめ方で悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。書き出しと締めくくりは、内容全体の印象を左右する重要な部分です。
そこで今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの経験をもとに、受かる志望動機の考え方や構成の型を解説します。書き出し・締めくくりを作る際のポイントに加え、社風・理念・事業内容別に使える例文も紹介します。
そもそも志望動機とは何か?
志望動機とは、その企業で働きたい理由を具体的に伝える項目です。
数ある企業の中で「なぜその企業を選んだのか」を説明することが主な役割であり、どの企業にも通じる一般的な内容ではなく、「その企業だからこそ実現できること」を自身の言葉で伝える必要があります。
独自性のある内容は、採用担当者の印象に強く残ります。
志望動機はなぜ重要なのか?
志望動機は、書類選考や面接の合否を左右する重要な要素です。
採用担当者は志望動機を通じて、応募者が自社の文化や価値観にマッチしているか、入社後に活躍できる人材かを見極めています。「他社でもよいのではないか」と思われないよう、企業研究を深め、その企業独自の魅力と自身の意向を結びつけて作成することが大切です。
【2つのポイント】採用担当者が志望動機で何を見ているのか?

採用担当者が志望動機で見ているのは、「なぜその企業に魅力を感じたのか」という志望理由の納得感と、その企業で働くモチベーションが十分にあるかという入社後の活躍イメージの2点です。
「なぜ」その企業に魅力を感じたか(志望理由の納得感):その企業ならではの特徴を理解した上で、なぜ魅力を感じたのかを説明できているかを見ています。企業への魅力の理由には、応募者の価値観や判断基準が反映されるため、その根拠が過去の経験に基づいた確かなものかを確認しています。
働くモチベーションが十分にあるか(入社後の活躍イメージ):その企業で働く動機が十分にあり、困難な場面でも踏ん張れるかを見ています。企業は、事業や業務にどれだけ動機づけされているかを通じて、入社後の活躍可能性を判断しています。
志望動機の書き方の基本は?
志望動機の書き方の基本は、論理的な構成で「なぜこの企業なのか」を伝えつつ、採用担当者が納得する書き方の鉄則を押さえることです。
成田さんが日系大手企業の人事として書類選考に携わり、通過・不通過の志望動機を数多く比較してきた経験から言えるのは、「通る志望動機には共通する型がある」ということです。ここでは、その実務経験を踏まえて、論理的で説得力のある文章にするための基本構成と、書き方の鉄則を紹介します。
本来はより詳細な構成がありますが、履歴書のようにスペースが限られる形式では、結論・根拠・入社後の貢献イメージといった特に重要な3要素に圧縮して伝えることもあります。その前提を踏まえて、まずは志望動機全体の基本構成を整理していきます。
志望動機の基本構成はどう組み立てるか?

志望動機は、「書き出し(結論)→将来像→原体験→業界を選んだ理由→企業を選んだ理由→締めくくり」の6要素で組み立てると、説得力のある構成になります。
書き出し(結論):「なぜ志望するのか」という結論を冒頭で一言で述べ、採用担当者に第一印象で理由を明確に伝えます。
将来像(ビジョン):入社直後だけでなく、5年後などにどう成長していたいかというキャリアビジョンを語り、企業と共に未来を描く姿勢を示します。
原体験(背景):その業界や企業に興味を持ったきっかけとなる具体的な過去の経験(エピソード)を述べ、志望理由に説得力と独自性を持たせます。
この業界を選んだ理由:業界全体の特徴や魅力を理解した上で、それが自身の価値観や経験とどう結びついているかを説明します。
この企業を選んだ理由:同業他社ではなく、その企業独自の強み(理念・事業・社風など)を挙げ、「なぜこの会社でなければならないか」を明確にします。
締めくくり(結論の強調):自分の強みや経験を活かして、入社後に具体的にどのような形で貢献したいかを宣言し、熱意をアピールして結びます。
志望動機を書く際の鉄則は何か?

志望動機を書く際は、求める人物像との一致を示し、結論ファーストで書き、成果は定量的に示したうえで、企業固有の強みと自分の原体験を結びつけ、書き出しと締めくくりを強くすることが鉄則です。
求める人物像にマッチさせる:自分の強みや価値観を企業の理念や仕事内容と結びつけ、単なる熱意だけでなく「入社後に働いている姿」を具体的にイメージさせます。
結論ファーストで書く:「なぜ志望するのか」という結論を冒頭で明確に伝え、採用担当者が続きを理解しやすい構成にします。
定量的に書く:取り組みの成果や規模を具体的な数字(例:「20%向上」)で表すことで、説得力を高め、読み手との認識のズレを防ぎます。
他社にはない企業の強みに言及する:企業研究に基づき、競合他社にはないその企業独自の特徴や魅力に触れることで、高い志望度を伝えます。
原体験を具体的に述べる:無理に「その企業でなければならない理由」を作るのではなく、自身のライフヒストリー(過去の経験や価値観)に基づいた正直な理由を伝えます。
【最重要】インパクトのある書き出しと締めくくりにする:志望動機の書き出しは文章の第一印象であり、ここで採用担当者の関心を掴めるかどうかが勝負です。一方で、締めくくりは読後感を決定づける最も印象に残る部分であり、ここが弱いと熱意が十分に伝わりません。書き出しで引き込み、締めくくりで入社後の活躍を確信させる。この2つのポイントを強化する方法について、次章以降で詳しく解説していきます。
志望動機の書き出しはどう書けば印象に残るか?
書き出しは「①企業の魅力から入る」「②自分の経験・価値観から入る」「③入社後に実現したいことから入る」の3パターンが基本です。
いずれのパターンでも、結論を先に述べ、企業固有の特徴と自分の価値観を具体的に結びつけることが、採用担当者の関心を引く書き出しの鍵になります。
成田さんが人事として書類選考を担当していた際にも、冒頭の一文で志望度の伝わり方が大きく変わるケースを数多く目にしてきたといいます。ここでは、その経験を踏まえて「続きを読ませる」ためのポイントとパターンを解説します。
志望動機の書き出しはなぜ重要なのか?
書き出しは採用担当者が最初に見る部分であり、応募書類全体の評価を左右するためです。
冒頭が曖昧であったり魅力的でなかったりすると、以降の内容を集中して読んでもらえない可能性があります。簡潔かつ明確な結論で、ポジティブな第一印象を与えることが不可欠です。
【3パターン】志望動機の書き出しにはどんな書き方があるか?

志望動機の書き出しには、「企業の魅力から入る」「自分の経験・価値観から入る」「入社後に実現したいことから入る」の3パターンがあります。
自分の状況や強みに合ったパターンを選ぶことで、説得力のある書き出しが作れます。
パターン①企業の魅力(理念・社風・事業内容など)から入る
企業の理念や社風、事業内容に共感したことを書き出しで伝えるパターンです。「貴社の○○という理念に共感しました」のように、企業固有の特徴に触れることで、企業研究をしっかり行っていることが伝わります。ただし、抽象的な表現にならないよう、具体的にどの点に魅力を感じたかを明示しましょう。
パターン②自分の経験・価値観から入る
過去の経験や自分の価値観を起点に書き出すパターンです。「○○の経験を通じて、△△に携わりたいと考えるようになりました」のように、志望理由の背景にある原体験から入ることで、説得力のある志望動機になります。自分ならではの経験を軸に語ることで、他の応募者との差別化にもつながります。
パターン③入社後に実現したいことから入る
入社後の目標や実現したいことを書き出しで伝えるパターンです。「貴社で○○を実現したいと考え、志望しました」のように、具体的な目標から書き始めることで、入社への意欲が明確に伝わります。ただし、企業が求める人材とズレていないか確認することが重要です。
受かる書き出しを書くポイントは何か?

受かる書き出しを書くには、結論から書き始め、企業の特徴と自分の価値観を結びつけたうえで、「この企業だからこそ」と言える具体性を持たせることが重要です。
結論から書き始める:何に魅力を感じて志望したのかを最初の一文で伝えることで、採用担当者は続きを読む動機を得られます。
企業の特徴と自分の価値観を結びつける:企業研究で得た情報と、自分自身の経験や価値観を重ね合わせることで、「この企業で働きたい」という思いが説得力を持って伝わります。
この企業だからこそという具体性を持たせる:企業固有の事業内容や強み、社風などに触れることで、志望度の高さをアピールできます。
【例】具体的にどのような書き出しが受かる・落ちるのか?
落ちる書き出しは抽象的な表現にとどまっているのに対し、受かる書き出しは企業固有の特徴・具体的な経験・入社後の能動的な貢献意識を盛り込んでいます。
例①企業の魅力(理念・社風・事業内容など)から入る
落ちる書き出し
貴社の顧客第一主義という理念に魅力を感じて志望しました。業界でも有名な企業であり、お客様を大切にする姿勢が素晴らしいと考えています。
受かる書き出し
顧客の課題に寄り添いながら、最適なソリューションを提案する貴社の営業スタイルに強く惹かれ志望しました。説明会で社員の方が語られた「お客様の声を起点にサービスを磨き続ける」という姿勢に、私が大切にしている価値観との一致を感じました。
ポイント
企業研究の深さ:抽象的な「顧客第一」ではなく、具体的な営業スタイルや説明会での言葉に触れている
価値観の一致:自分が大切にしている価値観と企業の姿勢が重なっていることを示している
例②自分の経験・価値観から入る
落ちる書き出し
私は人と関わることが好きで、地域の人々の役に立つ仕事がしたいと考えています。
受かる書き出し
大学時代に取り組んだ地域活性化プロジェクトで、住民の声を聞きながら課題解決に取り組んだ経験から、現場に寄り添いながら地域に価値を生み出す仕事に就きたいと考えています。
ポイント
経験の具体性:具体的なプロジェクト経験を根拠にしている
独自性:自分ならではの原体験が志望理由につながっている
例③入社後に実現したいことから入る
落ちる書き出し
貴社でデジタルの知識を学び、様々な経験を積んで成長していきたいと考えています。
受かる書き出し
デジタル技術を活用した業務改革の提案を通じて、クライアント企業の競争力向上に貢献したいと考え、貴社を志望しました。
ポイント
能動性:「学びたい・成長したい」という受け身ではなく、どう貢献したいかを示している
採用メリット:入社後に企業へもたらせる価値が伝わる
志望動機の締めくくりはどう書けば評価されるか?
締めくくりは「入社後にやりたいこと」「企業への貢献・活かせる強み」「キャリアビジョン」の3パターンが基本です。
いずれも、入社後の具体的な貢献イメージを「言い切りの形」で示し、本文全体と一貫した内容でまとめることが評価される締めくくりの条件です。
成田さんは人事として選考に携わる中で、「書き出し」に力を注ぐ一方、「締めくくり」が練り切れていない志望動機を数多く見てきたといいます。しかし、読み手の印象に最後に残るのは締めくくりの一文です。ここでは「採用したい」と思わせるための締めくくりのテクニックを解説します。
志望動機の締めくくりはなぜ重要なのか?
締めくくりの文章は読後感を決定づけるためです。
終わり良ければ全て良しと言われるように、ここで入社後の具体的な活躍イメージや強い熱意を示すことで、採用担当者の評価を確実なものにします。単なる挨拶で終わらせず、最後までアピールを続けることが大切です。
【3パターン】志望動機の締めくくりにはどんな書き方があるか?

志望動機の締めくくりには、「入社後にやりたいこと・実現したいことを伝える」「企業に貢献できること・活かせる強みを伝える」「キャリアビジョン・将来の目標を伝える」の3パターンがあります。
パターン①入社後にやりたいこと・実現したいことを伝える
入社後に挑戦したいことや実現したい目標を伝えて締めくくるパターンです。「入社後は○○に取り組み、△△を実現したいと考えています」のように、具体的な目標を示すことで、入社への意欲と将来のビジョンが伝わります。
パターン②企業に貢献できること・活かせる強みを伝える
自分の強みや経験を活かしてどのように貢献できるかを伝えて締めくくるパターンです。「これまで培った○○の経験を活かし、貴社の△△に貢献したいと考えています」のように、即戦力として活躍できることをアピールします。
パターン③キャリアビジョン・将来の目標を伝える
長期的なキャリアビジョンや将来の目標を伝えて締めくくるパターンです。「まずは○○として経験を積み、将来的には△△として貢献したいと考えています」のように、短期的な目標と長期的なビジョンを組み合わせると効果的です。
受かる締めくくりを書くポイントは何か?

受かる締めくくりを書くには、入社後の貢献イメージを具体的に示し、言い切りの形で前向きに終え、本文全体と一貫した内容でまとめることが重要です。
入社後の貢献イメージを具体的に伝える:漠然とした目標ではなく、「○○のスキルを活かして△△に取り組みたい」のように、貢献の方向性を明確に示します。
言い切りの形で前向きに終わる:「~したいと考えています」「~に貢献します」のように、前向きで明確な表現で締めくくります。
本文の内容と一貫性を持たせる:書き出しから締めくくりまで論理的につながるようにし、志望動機全体の説得力を高めます。
【例】具体的にどのような締めくくりが受かる・落ちるのか?
落ちる締めくくりは漠然とした意欲や精神論にとどまっているのに対し、受かる締めくくりは具体的な期間・役割・強みを明示し、採用するメリットをはっきり印象づけています。
例①入社後にやりたいこと・実現したいことを伝える
落ちる締めくくり
入社後は様々なことを学び、成長していきたいと考えています。
受かる締めくくり
入社後はまず営業の現場で顧客との信頼関係構築の基礎を学び、3年後には新規開拓のプロジェクトを任されるような存在になりたいと考えています。
ポイント
期間と役割の明示:3年後という具体的な期間と、新規開拓という役割を示している
キャリアの具体性:将来像を真剣に考えていることが伝わる
例②企業に貢献できること・活かせる強みを伝える
落ちる締めくくり
貴社で頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
受かる締めくくり
大学時代のプロジェクト運営で培ったチームをまとめる力と、粘り強く課題に向き合う姿勢を活かし、貴社のチームの一員として成果創出に貢献します。
ポイント
強みの再提示:まとめる力、粘り強さという具体的な強みを示している
採用メリット:企業にどう貢献できるかが明確になっている
例③キャリアビジョン・将来の目標を伝える
落ちる締めくくり
将来は大きなプロジェクトに携わりたいと思っています。
受かる締めくくり
まずは現場で専門知識と実践力を磨き、将来的にはプロジェクトリーダーとしてチームを率い、業界の課題解決に貢献できる人材を目指します。
ポイント
成長ステップの明確化:現場での下積みからリーダーへの成長過程が示されている
現実性と意欲:抽象的な願望ではなく、現実的で前向きなビジョンになっている
【例文10選】志望動機は具体的にどのように書けばよいか?
志望動機は「何に惹かれたか(軸)」によって、刺さる切り口と使うべきエピソードが変わります。まずは自分の軸に近い例文から読み、型をつかんだうえで自分の経験に置き換えるのが最短ルートです。
自身の状況に合わせてアレンジしてください。
例文①:社風に魅力を感じた場合
例文
貴社の「年齢や役職に関係なく意見を出し合い、より良いサービスを追求する」という社風に強く惹かれ志望しました。私は大学の学園祭実行委員会で、学年を問わず活発に意見交換しながらイベントを成功させた経験があります。一人では実現できない企画も、多様なアイデアを持ち寄ることで来場者に喜んでもらえる内容に仕上げられることを実感しました。貴社でも、この経験で培った協働姿勢を活かし、チームで価値を生み出す仕事に貢献したいと考えています。
ポイント
社風の具体化:意見を出し合うという社風を具体的に示している
経験との接続:学園祭実行委員会の経験と社風の親和性を示している
貢献イメージ:入社後にどのように活躍したいかが明確に伝わる
例文②:企業理念に共感した場合
例文
「新しい価値を創造し、社会に貢献する」という貴社の企業理念に深く共感し志望しました。私は大学のゼミ活動で、従来の手法にとらわれず新しいアプローチで課題解決に取り組んできました。既存の枠を超えて考え、改善を重ねることで成果を出せた経験から、常に革新を追求する貴社の姿勢に自分の価値観との一致を感じています。入社後は、この探究心を活かして新たな価値創造に貢献したいと考えています。
ポイント
理念の引用:企業理念を具体的に示し、何に共感したかを明確にしている
原体験との接続:ゼミ活動での経験が理念への共感の根拠となっている
価値観の一致:企業理念と自分の価値観が重なっていることを示している
例文③:事業内容・ビジネスモデルに惹かれた場合
例文
メーカー機能と流通機能を併せ持ち、生活者の声を商品開発にダイレクトに反映できる貴社のビジネスモデルに強く惹かれ志望しました。大学時代にマーケティングを学ぶ中で、消費者ニーズを的確に捉えた商品開発の重要性を実感しました。貴社の「現場の声を起点にしたものづくり」に携わり、生活者に本当に求められる商品を世に送り出すことで、人々の暮らしを豊かにしたいと考えています。
ポイント
ビジネスモデルの理解:企業固有のビジネスモデルを具体的に示している
学びとの接続:大学での学びがビジネスモデルへの関心につながっている
貢献の方向性:入社後にどのような形で貢献したいかが明確
例文④:商品・サービスに惹かれた場合
例文
幼い頃から愛用してきた貴社の製品を通じて、ものづくりへの情熱と品質へのこだわりを肌で感じてきました。特に、使う人の立場に立った細やかな工夫が施された設計に感動し、自分もこのような製品を世に送り出す側になりたいと考えるようになりました。貴社の一員として、お客様の期待を超える製品づくりに貢献し、かつての自分のように多くの人に感動を届けたいと考えています。
ポイント
商品への思い入れ:実際に使用した経験から具体的な魅力を伝えている
感動の具体化:どの点に感動したのかを明確に示している
志望との接続:商品への思い入れが志望理由につながっている
例文⑤:先輩社員に惹かれた場合
例文
会社説明会で出会った社員の方の姿勢に強く惹かれ志望しました。お客様の課題に真摯に向き合い、困難な状況でも諦めずに解決策を模索されてきたお話を伺い、自分もそのような仕事がしたいと感じました。また、若手の意見も積極的に取り入れる風土があると伺い、自分の考えを発信しながら成長できる環境だと確信しました。貴社で先輩方のような信頼される社会人を目指して努力したいと考えています。
ポイント
具体的な接点:説明会での出会いという具体的なきっかけを示している
社員の姿勢:どのような点に惹かれたのかを具体的に述べている
成長意欲:先輩社員を目標に成長したいという意欲が伝わる
例文⑥:仕事の進め方・チームワークに惹かれた場合
例文
部門を超えて協力しながらプロジェクトを推進する貴社の仕事の進め方に魅力を感じ志望しました。私は大学のサークル活動で、異なる学部のメンバーと協力してイベントを企画・運営した経験があります。それぞれの強みを活かしながら一つの目標に向かう過程で、多様な視点が成果の質を高めることを実感しました。貴社でも、この協働経験を活かしてチームに貢献したいと考えています。
ポイント
仕事の進め方の理解:チームワークを重視する進め方を具体的に示している
経験との親和性:サークル活動の経験と仕事の進め方の親和性を示している
チームへの貢献意欲:入社後のチームへの貢献イメージが明確
例文⑦:教育制度・キャリアパスに惹かれた場合
例文
若手のうちから責任ある仕事を任せ、成長を支援する貴社の教育制度に魅力を感じ志望しました。私は困難な環境でこそ成長できるタイプだと自覚しており、貴社の「早期に実践経験を積める環境」は、私の成長意欲と合致していると感じています。入社後は積極的に挑戦し、早期に戦力として活躍できるよう努力したいと考えています。
ポイント
教育制度の具体化:教育制度の特徴を具体的に示している
自己理解との接続:自分の特性と制度の親和性を示している
成長意欲:制度を活かして成長したいという意欲が伝わる
例文⑧:成長環境・挑戦できる風土に惹かれた場合
例文
「挑戦を恐れず、失敗から学ぶ」という貴社の風土に強く惹かれ志望しました。私は大学時代、新しい取り組みに積極的に挑戦し、たとえ失敗しても次に活かすことで成長してきました。前例のないことにも果敢に挑戦できる貴社の環境で、自分の可能性を最大限に発揮したいと考えています。入社後は、持ち前の挑戦心を活かして新たな価値創造に貢献します。
ポイント
風土の具体化:挑戦を推奨する風土を具体的に示している
経験との接続:挑戦してきた経験が風土への共感の根拠となっている
入社後の活躍イメージ:挑戦心を活かした貢献イメージが明確
例文⑨:社会貢献性・ミッションに共感した場合
例文
「社会課題の解決を通じて持続可能な未来を創る」という貴社のミッションに深く共感し志望しました。私は大学でサステナビリティについて学び、環境問題や社会課題に対する意識を高めてきました。社会に対して真正面から向き合い、ビジネスを通じて課題解決に取り組む貴社の姿勢は、私が社会人として目指す姿と重なります。貴社の一員として、社会に貢献できる仕事に携わりたいと考えています。
ポイント
ミッションの引用:企業のミッションを具体的に示している
学びとの接続:大学での学びがミッションへの共感につながっている
社会貢献への意欲:社会課題解決への意欲が伝わる
例文⑩:自分の強み・経験を活かせると感じた場合
例文
大学で培ったデータ分析のスキルを活かし、顧客課題の解決に貢献できると考え志望しました。ゼミでは企業の販売データを分析し、課題抽出から改善提案までを行うプロジェクトに取り組みました。データに基づいた提案が実際に成果につながった経験から、分析力を武器にビジネスに貢献したいと考えるようになりました。貴社のデータドリブンな意思決定を支援する業務に、この経験を活かして貢献したいと考えています。
ポイント
強みの具体化:データ分析というスキルを具体的に示している
経験の裏付け:ゼミでの経験がスキルの裏付けとなっている
貢献の方向性:強みをどのように活かして貢献するかが明確
まとめ
志望動機は、「書き出し→将来像→原体験→業界→企業→締めくくり」の6要素を軸に構成し、結論ファースト・定量表現・企業固有の強みへの言及といった鉄則を押さえることで説得力が増します。特に、採用担当者の第一印象を決める「書き出し」と、読後感を左右する「締めくくり」の質が合否を分けるポイントです。
とはいえ、企業ごとに書き出しの切り口を変え、締めくくりまで一貫性を保って書き分けるのは、自分一人では難しいのが実情です。「書き出しがありきたりになる」「締めくくりに具体性が足りない」と感じたら、一人で抱え込まず就活のプロに相談してみましょう。
内定くんエージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたの経験や価値観を一緒に棚卸しし、企業ごとに刺さる志望動機の作成をサポートします。書き出しの切り口から締めくくりの表現まで、プロの視点で具体的なフィードバックがもらえるため、選考通過率を着実に高められます。
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よくある質問
成田さんがキャリアアドバイザーをしている際によく聞かれる質問や、学生へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。
面接での志望動機の答え方は?
面接での志望動機は、基本的には提出書類と同じ内容をベースにしつつ、企業を志望する理由や入社後の貢献イメージを自分の言葉で具体的に伝えるのが基本です。
面接官との対話の中では、提出書類よりも深く掘り下げられることがあります。話し方や表情も評価の一部になるため、模擬面接などで客観的なフィードバックを受けながら練習しておくことが大切です。模擬面接はエージェントに依頼するのが最も効果的で、志望動機の伝え方から深掘り質問への対応まで実践的なアドバイスがもらえます。
志望動機が思いつかないときは?
志望動機が思いつかないときは、「その企業のどこに興味を持ったか」を分解し、自分の経験や価値観と結びつけて整理することが有効です。
一人で考えていると行き詰まることも多いため、第三者の視点を入れて壁打ちするのも効果的です。自分では気づかなかった強みや接点が見つかり、志望動機が言語化しやすくなります。エージェントに相談すれば、あなたの経験や価値観を一緒に棚卸ししながら、企業との接点を見つけるサポートをしてもらえます。
志望動機と自己PRの違いは?
自己PRは自分の強みや能力を伝えるもので、志望動機はその企業で働きたい理由や入社意欲を伝えるものです。自己PRが「何ができるか」、志望動機が「なぜこの企業なのか」を示す役割を持ちます。
両者をつなげて考えると、強みがその企業でどう活きるかまで一貫して伝えやすくなります。自己PRと志望動機の一貫性に自信がない場合は、エージェントに見てもらうと客観的なアドバイスがもらえます。
項目 | 自己PR | 志望動機 |
|---|---|---|
伝える主題 | 能力・強み | 意欲・理由 |
主な目的 | 自分が何をできるかを示す | なぜその企業で働きたいかを示す |
効果的な見せ方 | 強みと実績を具体化する | 企業理解と自分の経験を結びつける |
文字数制限がある場合、どこを削ればいい?
文字数制限がある場合は、「結論」と「入社後の貢献イメージ」を優先して残し、具体的なエピソードは要点だけに絞って簡潔にするのが基本です。
文字数制限がある場合は、以下の考え方で調整するのが基本です。
残す要素:「結論」と「貢献イメージ」
簡潔にする要素:具体的なエピソード
ただし、削りすぎて魅力が半減してしまうリスクもあります。伝えたい要素の優先順位付けや、限られた文字数で最大限の効果を発揮する表現方法については、多くのESを見てきたエージェントに相談しましょう。プロの視点で推敲してもらうのが確実です。
複数社に同じ志望動機を使いまわしていい?
複数社に同じ志望動機をそのまま使い回すのは避けるべきです。企業ごとに求める人物像や魅力は異なるため、汎用的な内容では志望度の高さが伝わりにくくなります。
軸となる経験や価値観は共通でも問題ありませんが、企業ごとの特徴や自分が惹かれた理由は個別に書き分けることが大切です。ただし、企業ごとにどこを変えてどこを残すかの判断は、一人で行うと客観性が欠けやすいポイントでもあります。書き分けに迷ったら、エージェントに相談すれば、企業ごとの差別化ポイントを踏まえた具体的なアドバイスがもらえます。
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