「インターンの志望動機には何を書けばいい?」
「本選考と同じでいいの?」
こうした疑問は、多くの就活生が最初にぶつかる壁です。実はインターン選考には本選考とは異なる「評価の重心」があり、それを押さえなければ熱意は伝わりません。
今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの知見をもとに、受かる志望動機の書き方を解説します。作成の5ステップから業界別・文字数別例文まで網羅しています。
インターンシップに応募する動機・その企業に応募する動機の両方がある

魅力的な志望動機には、必ず「職種やプログラムに対する関心(なぜインターンか)」と「その会社に対する関心(なぜその企業か)」という2つのベクトルが存在していなければなりません。どちらか片方だけでは、説得力は生まれません。
インターンへの動機だけの場合:インターンプログラムを単なる「スキルアップの練習台(学校)」と捉えているように見え、企業への理解・リスペクトが不足していると判断される。
企業への動機だけの場合:志望度は伝わるが、このプログラムに参加して具体的に何を得たいのかという目的意識(アジェンダ)が希薄に見える。
この2つの動機が揃っていることを示すことで初めて、「貴社のこの環境で、この経験を積みたい」という必然性を相手に伝えることができます。
企業はなぜインターンシップで志望動機を聞くのか?

企業がESや面接で志望動機を確認するのは、単に「やる気」を見ているだけではありません。主に「目的意識の有無」「思考の深さ」「社風とのマッチング」の3点を判断材料としています。
目的意識の有無:「なんとなく」ではなく、「このプログラムで何を得たいか」というゴール設定ができているか。目的がある学生は成長スピードが速いため、企業にとって投資価値が高くなります。
思考の深さ(ロジカルさ):自分の過去の経験や将来像と、今回のプログラムを論理的に結びつけられているか。ビジネスに必要な「納得させる力」の基礎を見ようとしています。
社風とのマッチング:企業のビジョンや雰囲気に共感しているか。早期の段階で互いの相性を確認し、将来的な採用ミスマッチを防ぐ意図もあります。
インターン選考と本選考の志望動機は何が違うのか?

本選考とインターン選考では、評価されるポイントの「重心」が異なります。本選考は「会社への貢献(Give)」が問われるのに対し、インターンは「学習意欲・成長のポテンシャル(Take)」が評価されます。
項目 | 重心 | 問われること |
|---|---|---|
本選考 | 貢献(Give) | 「会社にどう利益をもたらすか」「自分を採用するとどんなメリットがあるか」という、能力や即戦力性 |
インターン選考 | 成長(Take) | 「この機会をどう使い倒したいか」「何を吸収したいか」という、学習意欲や成長のポテンシャル |
そのため、変に自分を大きく見せて「貢献できます」とアピールするよりも、「自分の課題は〇〇なので、御社の現場でそれを克服したい」といった素直な成長意欲を伝えたほうが、インターンシップ選考では好印象に繋がります。
【4つのポイント】企業はインターンの志望動機で何を見ているのか?

採用担当者が志望動機で見ているポイントは、大きく分けて参加目的・価値観のマッチング・文章力・強みとポテンシャルの4つです。
成田さんは人事として選考に携わる中で、これらの観点を重点的に見ていたといいます。
インターンへの参加目的・学ぶ意欲
最も重視されるのは、「なぜこのプログラムに参加したいのか」「具体的に何を学び取りたいのか」という目的意識です。目的が曖昧なままだと、受け身の姿勢であると判断されかねません。業務内容やプログラムの特徴を深く理解した上で、自身の課題解決やスキルアップに対する熱意を具体的にアピールしましょう。
自社の価値観・社風とのマッチング
企業は、応募者が自社の理念やカルチャーに共感しているかどうかも確認しています。徹底した企業研究を行い、事業内容や企業文化を理解した上で、自身の価値観との共通項を見出すことが大切です。「なぜ他社ではなく、この企業でなければならないのか」を論理的に説明できれば、志望度の高さが伝わります。
基礎的な文章力・論理性
志望動機は、ビジネスパーソンとしての基礎スキルである文章力や論理的思考力を測るツールでもあります。結論から述べ、根拠を順序立てて展開する構成を意識してください。誤字脱字がないことはもちろん、正しい敬語表現や読みやすいリズムを心がけることで、実務遂行能力の片鱗を示せます。
(長期・選抜型の場合)突出した強み・ポテンシャル
実務に近い長期インターンや高倍率の選抜型プログラムでは、学習意欲に加え、即戦力に近い強みや将来のポテンシャルも評価されます。過去の経験で培ったスキルや、困難を乗り越えたエピソードを具体的に盛り込みましょう。「この学生なら現場で活躍してくれそうだ」という期待感を抱かせることがカギとなります。
以上の4点を踏まえたうえで、次のセクションでは実際に志望動機を作る5つのステップを解説します。
【5STEP】インターンの志望動機はどのような手順で作ればいいか?

説得力のある志望動機を作成するには、以下の5つのステップを踏むことが有効です。
自己分析・業界分析・企業分析をする
参加目的を明確にする
構成・書き方・注意点を押さえる
例文を参考にしながら書く
第三者に添削してもらう
【ステップ①】自己分析・業界分析・企業分析はどう進めればいいか?

自己分析・業界分析・企業分析の3つを順に進めるのが効果的です。自分の軸、業界の特徴、企業ごとの違いを整理することで、志望動機に一貫性が生まれます。
自己分析:自分の興味・強み・価値観・将来像を整理する
これまでの経験を振り返り、自分が何に情熱を感じ、どのような強みを持っているかを整理します。自身の価値観や将来ありたい姿を明確にすることで、企業選びの軸が定まり、志望動機に一貫性が生まれます。
業界分析:業界の特徴・動向・求められる人物像を把握する
志望する業界の市場規模やトレンド、抱えている課題などをリサーチします。業界全体の中での志望企業の位置づけや、競合他社との違いを理解することで、より具体的で深みのある志望理由を語れるようになります。
企業分析:事業内容・理念・インターンプログラムの内容を理解する
公式サイトや採用ページを読み込み、経営理念や具体的な事業内容、インターンシップのプログラム詳細を把握します。企業が目指す方向性と自分のビジョンとの重なりを見つけることが、マッチングをアピールする鍵です。
【ステップ②】インターンへの参加目的はどのように明確にするか?

自己分析で見えた興味や強みを、業界・企業の特徴と結びつけ、さらにインターン内容と自分の目的を紐づけて言語化することが大切です。
「なぜこの業界か」「なぜこの企業か」を言語化する
ステップ①の自己分析で見えてきた自分の「興味」や「強み」と、業界・企業分析で把握した「特徴」を照らし合わせていきます。業界および企業選定の理由は、「興味・関心」「共感」「関連性」の3つの観点で整理するとスムーズです。学業や過去の経験から得た興味のきっかけ、企業理念への共感、そして自身のスキルがどう活かせるかという関連性を繋ぎ合わせ、論理的なストーリーを構築します。
インターンの内容(プログラム・ワーク)と自分の目的を紐づける
企業分析で確認したプログラム内容の詳細と、自己分析で浮き彫りになった自身の課題や目標を結びつけます。「どのようなスキルを習得したいのか」「現場で何を体感したいのか」を具体的に示すことで、プログラムへの理解度と本気度を同時にアピールできます。
【ステップ③】受かる志望動機はどう書けばいいか?
結論ファーストで論理的に構成し、企業に合った表現を選びながら、よくあるNG表現を避けて書くことが重要です。
志望動機の構成はどのような順番で組み立てるべきか?

志望動機は「結論→将来像→原体験→業界志望理由→企業志望理由→インターンでの目標」の順で構成するのが効果的です。それぞれの要素をバランスよく盛り込むことで、説得力のある志望動機を作成できます。
結論:「貴社の〇〇に惹かれ、××を学びたいため志望しました」のように結論を先に提示することで、読み手は続く内容をスムーズに理解できるようになります。
将来像(ビジョン):インターンシップでの経験を糧に、将来どのような姿になりたいかを示します。
原体験(背景):その業界や企業、インターンに興味を持ったきっかけとなる具体的な過去の経験(エピソード)を述べ、志望理由に説得力と独自性を持たせます。
この業界を選んだ理由:業界全体の特徴や魅力が、自身の価値観や原体験とどう結びついているのかを説明します。
この企業を選んだ理由:数ある企業の中で、なぜその企業でなければならないのかを明確にします。その企業独自の強みや事業内容に触れることが重要です。
インターンでの目標:最後に、インターンシップを通じて具体的に何を学び、どのように成長したいのかを述べ、意欲的に締めくくります。
志望動機を書く際に意識すべきポイントは何か?

志望動機を書く際に意識すべきポイントは、求める人物像との一致、結論ファースト、定量的な表現、企業固有の強みへの言及、原体験の具体化、書き出しと締めくくりの工夫の6点です。
求める人物像にマッチさせる:自分の強みや価値観を企業の理念や仕事内容と結びつけ、単なる熱意だけでなく「入社後に働いている姿」を具体的にイメージさせます。
結論ファーストで書く:「なぜ志望するのか」という結論を冒頭で明確に伝え、採用担当者が続きを理解しやすい構成にします。
定量的に書く:取り組みの成果や規模を具体的な数字(例:「20%向上」)で表すことで、説得力を高め、読み手との認識のズレを防ぎます。
他社にはない企業の強みに言及する:企業研究に基づき、競合他社にはないその企業独自の特徴や魅力に触れることで、高い志望度を伝えます。
原体験を具体的に述べる:無理に「その企業でなければならない理由」を作るのではなく、自身のライフヒストリー(過去の経験や価値観)に根差した正直な理由を伝えましょう。
インパクトのある書き出しと締めくくりにする:冒頭で興味を引きつけ、最後に熱意や将来へのビジョンを力強く示すことで、印象に残る文章になります。
志望動機を書く際に避けるべき注意点は何か?

抽象的な表現、受け身の姿勢、話し言葉、誤字脱字、締め切り直前の提出は避けるべきです。
抽象的な表現は避ける:「一生懸命頑張ります」「色々なことを学びたい」といった表現を避け、「何を」「どのように」頑張るのか、具体性を持たせましょう。
受け身の姿勢は避ける:「教えてもらいたい」というスタンスはマイナス評価となることがあります。「自ら学び取る」「課題に挑戦する」という主体性を強調してください。
話し言葉を使わない:書き言葉(文語)を使用するのが原則です。「御社」ではなく「貴社」、「〜なんですが」ではなく「〜ですが」など、適切な言葉遣いを選びましょう。
誤字・脱字に注意する:誤字脱字が多いと、注意力散漫や志望度の低さを疑われてしまいます。書き上げた後は第三者に見てもらうなど、ケアレスミスを徹底して排除しましょう。
早めに提出する:締め切り直前の提出はトラブルの元です。余裕を持って作成し、推敲や第三者への添削依頼の時間を確保してください。
【ステップ④】どのような例文を参考に志望動機を書くべきか?
志望する業界の特性や文字数制限によって、アピールすべき資質・盛り込むべき情報の優先順位は異なります。
以下の業界別・文字数別の例文を参考に、構成や表現を自分の経験と志望先に合わせて調整してください。
【業界別】インターンの志望動機の例文

志望する業界の特性に合わせて、求められる資質や視点が伝わる例文を参考にするのが効果的です。
業界によって企業が重視する人物像は異なります。たとえばコンサルなら論理的思考力、広告なら創造性とデータ活用力、インフラなら使命感と長期的視点といった具合です。自分の志望業界の特性を踏まえた例文を参考にしてください。
メーカー
貴社のインターンシップに参加し、技術を製品という価値に変えるプロセスを学びたいと考え志望しました。大学では環境負荷低減素材の研究をしており、技術の実用化の難しさと重要性を日々痛感しています。貴社は高い技術力を持ちながらも、顧客視点を徹底した「売れる環境製品」を多数生み出しており、そのバランス感覚に強く惹かれました。ワークでは、研究室の実験だけでは得られない、市場ニーズと技術シーズの結びつけ方を体感し、将来エンジニアとして活躍するための課題を明確にしたいです。
ポイント
結論と目的:単なる技術への興味ではなく、ビジネス(製品化)への関心を冒頭で示す
原体験:自身の研究活動での気づきを、志望動機の根拠として提示する
企業への共感:技術力だけでなく、その企業の「市場への向き合い方」に触れる
金融
顧客の挑戦を支え、地域経済の活性化に貢献する銀行業務の醍醐味を肌で感じたく、貴行を志望しました。大学祭実行委員として地元の商店街と協働した際、資金面や経営知識の不足が新しい取り組みの障壁になっている現状を目の当たりにしました。貴行は単なる融資にとどまらず、ビジネスマッチングや事業承継支援など、コンサルティング機能を通じた伴走型支援を徹底されており、その姿勢に共感しています。実務に近いワークを通じて、顧客の潜在ニーズを引き出す対話力や提案の視点を学び取りたいです。
ポイント
エピソードの具体性:商店街との関わりなど、金融の必要性を感じた原体験を入れる
企業の独自性:金利競争ではなく「伴走型支援」など、その銀行の強みに言及する
学びの解像度:対話力や提案視点など、現場で何を得たいかを具体的に書く
商社
世界を舞台に、人やモノを繋いで新たなビジネス価値を創出する商社パーソンの視座を学びたく志望しました。留学中に現地の学生と日本製品の販売イベントを企画した際、異なる商習慣や価値観を調整しながらプロジェクトを推進することに大きなやりがいを感じました。貴社は従来のトレードに加え、事業投資によるバリューチェーンの構築に強みを持ち、常に変革を続ける姿勢に惹かれています。グループワークを通じて、複雑な利害関係をまとめ上げる調整力や、事業を俯瞰する経営的視点を養いたいです。
ポイント
グローバル経験:異文化環境での調整経験など、商社業務との親和性を示す
ビジネスモデルへの理解:トレードだけでなく事業投資や価値創出に触れる
求める人物像:リーダーシップや巻き込む力をアピールする
IT・通信
貴社のインターンシップを通じて、IT技術を用いて社会課題を解決に導くプロジェクトマネジメント力を養いたいと考えています。プログラミングサークルでアプリ開発を行った際、技術力だけでなく、ユーザーの課題を正確に捉える要件定義の重要性を学びました。貴社はユーザーファーストを掲げ、生活インフラとなる革新的なサービスを次々と展開されています。現場社員の方々との交流やワークを通じて、技術をどうサービスに落とし込み、社会に実装していくのか、その思考プロセスを吸収したいです。
ポイント
経験からの気づき:コーディングだけでなく、上流工程(要件定義など)への関心を示す
解決志向:技術はあくまで手段であり、目的は課題解決であることを強調する
企業の魅力:サービスの社会実装力やユーザー視点への共感を伝える
広告・マスコミ
生活者の行動変容を促すコミュニケーションプランニングの神髄を学びたく、貴社を志望しました。学生団体の広報活動で、SNSの発信内容をターゲットのインサイトに基づいて改善した結果、集客数が倍増し、伝え方の工夫が人に与える影響力の大きさを実感しました。貴社はデータとクリエイティブを掛け合わせた独自のマーケティング手法で、多くのムーブメントを創出されています。最前線で活躍する社員の方々のフィードバックを通じ、論理と感性を融合させた企画立案のスキルを磨きたいです。
ポイント
成果の明示:広報活動などの具体的な成果(集客増など)を盛り込む
業界理解:「面白いものを作る」だけでなく「行動を変える」ビジネス視点を入れる
学びの具体性:論理(データ)と感性(クリエイティブ)の両面を学ぶ意欲を示す
コンサル
貴社のインターンシップに参加し、本質的な課題を特定し解決策を導き出す論理的思考力を徹底的に鍛えたいと考えています。ゼミ活動で企業の経営分析を行った際、表面的な事象にとらわれず、根本原因を突き止めることの難しさと面白さを知りました。貴社は徹底した現場主義とクライアントの成果にコミットする姿勢を貫かれており、そのプロフェッショナリズムに強く惹かれています。高難易度の課題に取り組むワークを通じて、自分の思考の癖や不足している視点を明らかにし、成長の糧にしたいです。
ポイント
論理性への意欲:思考力を鍛えたいという成長意欲を前面に出す
原体験との接続:ゼミや研究での分析経験を動機に繋げる
プロ意識への共感:成果へのコミットメントなど、コンサル特有の文化に触れる
インフラ・交通
当たり前の日常を支えながら、街の未来を描くインフラ事業の社会的使命感を肌で感じたく志望しました。地震でライフラインが止まった経験から、インフラの安定供給が人々の安心の根底にあることを痛感しました。貴社は安全の追求だけでなく、駅周辺の再開発など地域活性化にも挑戦されており、守りと攻めの両面から社会に貢献する姿勢に魅力を感じています。現場見学や業務体験を通じて、安全を守り抜く責任感と、次世代の街づくりに向けた長期的視点を学びたいです。
ポイント
使命感と実体験:インフラの重要性を感じた個人的なエピソードを入れる
事業の両面性:「安定(守り)」と「開発(攻め)」の両方への理解を示す
キャリア観:長いスパンで社会に貢献したいという価値観を伝える
建設・不動産
地図に残り、人々の生活舞台をつくるデベロッパーの仕事のスケール感を体感したく、貴社を志望しました。大学で都市計画を専攻し、建物単体ではなくエリア全体の価値向上について研究しています。貴社の〇〇プロジェクトでは、地域住民の声を取り入れた広場づくりが行われており、ハードとソフトを融合させた街づくりに共感しました。インターンシップでは、関係者と合意形成を図りながらコンセプトを形にするプロセスを学び、自分が将来どのような街づくりに携わりたいか明確にしたいです。
ポイント
専攻との関連:都市計画や建築などの学びを志望理由に組み込む
具体的なプロジェクト名:企業が手掛けた事例を挙げ、研究熱心さを伝える
業務理解:合意形成やコンセプト立案など、デベロッパーの核心業務に触れる
小売・流通
変化する消費者ニーズを捉え、店舗という空間を通じて新たなライフスタイルを提案する貴社の戦略を学びたく志望しました。カフェでのアルバイト経験から、レイアウトや接客の一つひとつが顧客満足度に直結することを学びました。貴社はDXを活用した店舗体験の向上にいち早く取り組まれており、リアルとデジタルの融合による新しい小売の形に興味を持っています。データに基づく販売戦略の立案ワークを通じて、顧客視点と収益性を両立させるビジネス感覚を養いたいです。
ポイント
現場視点:アルバイト経験から得た「顧客接点」の気づきを活かす
トレンドへの言及:DXやオムニチャネルなど、業界の注力テーマに触れる
経営視点:単なる接客ではなく、売上や戦略を考える視点を持つ
公務員
地域全体の課題に対し、長期的かつ多角的な視点で解決に取り組む行政の仕事への理解を深めるため志望しました。ボランティア活動で子育て支援イベントに関わった際、民間だけでは解決できない制度的な課題があることに気づきました。〇〇市は「市民協働のまちづくり」を掲げ、市民や企業と連携した先進的な施策を行っている点に惹かれています。実務体験を通じて、多様な利害関係者の意見を調整し、公共の福祉を実現するための合意形成プロセスを学びたいです。
ポイント
公共の視点:民間では解決困難な課題に対する行政の役割を述べる
自治体の特徴:志望する自治体の具体的な政策やスローガンに触れる
業務の核心:調整や合意形成など、行政職員に必要なスキルへの関心を示す
【文字数別】インターンの志望動機の例文

文字数に応じて入れる情報の優先順位は変わります。200字は要点を絞り、300字は標準構成、400字は背景や学びまで含めて書くのが基本です。
文字数制限に応じて、情報の優先順位や詳しさを調整する必要があります。それぞれの文字数における構成のポイントを解説します。
200字:何を省く?最低限入れるべき要素
貴社のマーケティング業務を通じ、データを戦略に落とし込む手法を学びたく志望しました。ゼミで消費者行動を分析した際、仮説と実態の乖離に直面し、実データの重要性を痛感しました。貴社は独自の顧客データ基盤を活用し、精度の高い施策を展開されています。ワークを通じて、分析結果を論理的な企画に昇華させるプロセスを体感し、自身の課題である「分析からの提案力」を磨きたいです。(181文字)
ポイント
構成の単純化:「結論・目的」→「原体験(短く)」→「企業の魅力」→「目標」の順で構成
修飾語の削減:丁寧すぎる敬語や「〜と考えております」などの長い語尾をカットする
一文一義:一文を短くし、情報を詰め込みすぎない
300字:標準的な構成のお手本
貴社のインターンシップに参加し、グローバル市場での事業展開の難しさとやりがいを肌で感じたく志望しました。私は大学で国際経済を専攻しており、留学先で現地の商習慣の違いに苦労した経験から、海外ビジネスにおけるローカライズの重要性を学びました。貴社は世界〇か国に拠点を持ち、現地の文化を尊重した地域密着型の事業モデルで成功されています。その柔軟な戦略眼に強く惹かれました。本インターンシップでは、海外進出戦略の立案ワークを通じて、マクロな市場分析力と現地のニーズを捉えるミクロな視点の双方を学び、将来グローバルに活躍するための成長指針を得たいです。(271文字)
ポイント
エピソードの補強:原体験(留学での苦労)と学び(ローカライズの重要性)を接続する
具体的な目標:マクロ・ミクロの視点など、学びたい内容を具体化する
400字:何を追加する?深掘りポイント
貴社のインターンシップに参加し、社会課題をビジネスで解決する新規事業創出のプロセスを学びたく志望しました。大学では「持続可能な都市開発」をテーマに研究しており、環境配慮と経済合理性の両立がいかに困難であるかを学んでいます。ゼミの実習で商店街の活性化案を提案した際も、収益化の壁にぶつかり、アイデアを事業にする難しさを痛感しました。貴社は「CSV経営」を掲げ、環境技術を核とした事業で社会的価値と経済的価値を両立されています。特に〇〇事業における、他社と連携したエコシステムの構築には感銘を受けました。本インターンシップでは、事業立案ワークを通じて、理想を現実のビジネスモデルに落とし込むための収益化の視点や、パートナーを巻き込む構想力を実践的に学びたいです。そして、自分の強みである粘り強さが通用するか試し、入社後の活躍イメージを明確にしたいと考えています。(379文字)
ポイント
原体験の深化:研究内容と実習経験を組み合わせ、課題意識の深さを示す
企業研究の成果:具体的な経営方針(CSVなど)や事業事例に触れ、熱意を伝える
自身の強みとの接続:学びだけでなく、自分の強みを「試したい」という能動的な姿勢を加える
【ステップ⑤】志望動機を仕上げるには、どうすればいいか?
第三者に添削してもらい、論理性・具体性・企業理解とのズレを最終確認するのが効果的です。
なぜ第三者の添削を受けるべきか?
第三者に読んでもらうことで、自分では気づかない誤字脱字や表現の曖昧さを発見でき、客観的な視点のフィードバックにより、より完成度の高い志望動機に仕上げられます。
自分の中では伝わっているつもりでも、他者には理解しづらい部分があるかもしれません。
志望動機の添削を受ける際に何を確認してもらうべきか?
論理的な構成、誤字脱字、敬語・書き言葉の使い方、結論の明確さ、企業理解とのズレを確認してもらうべきです。
添削時にチェックしてもらうべきポイントは以下の通りです。
論理的な構成になっているか
誤字脱字がないか
敬語・書き言葉の使い方が正しいか
結論ファーストになっているか
抽象的な表現が多くないか
これらの観点で具体的な改善案をもらうことで、説得力のある志望動機に仕上げられます。
エージェントに添削を依頼するメリットは?
就活のプロであるエージェントに相談すれば、志望動機の添削にとどまらず、志望業界や企業の内情に基づいた具体的な改善提案を受けられます。
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まとめ
インターンの志望動機は、「なぜこのプログラムか」と「なぜこの企業か」の2軸を揃え、結論→将来像→原体験→業界・企業選定理由→インターンでの目標という構成で書くことで説得力が生まれます。自己分析・業界分析・企業分析の3ステップを踏み、第三者に添削してもらうことで完成度はさらに高まります。
一人で仕上げるのが難しいと感じたら、就活のプロに相談するのも有効な手です。内定くんエージェントなら、志望動機の添削から面接対策まで、キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートします。
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よくある質問
成田さんが就活生を支援する中でよく聞かれる質問と、その回答をご紹介します。
インターンの志望動機と本選考の志望動機は同じでいい?
基本的には使い分けが必要です。インターンでは「学びと成長」が重視されるのに対し、本選考では「企業への貢献と入社意志」が求められます。
大枠の価値観や志望理由は共通していても、強調するポイントは変えるべきです。
まだ志望度が固まっていない場合はどう書く?
現時点で第一志望でなくても問題ありません。「業界研究を深めたい」「自分の適性を確認したい」といった率直な目的を前向きな言葉で伝えましょう。
無理に熱意を誇張するより、素直なスタンスのほうがかえって好印象です。
インターンに落ちたら本選考に影響する?
一般的に、インターンの選考結果が本選考の合否に直接悪影響を及ぼすことはありません。
ただし、企業によってはインターン参加者向けに早期選考や限定イベントを用意している場合もあるため、参加できるに越したことはないでしょう。
面接で志望動機を深掘りされたらどう答える?
ESに書いた内容の背景にある「なぜ?」を説明できるようにし、自分の言葉で原体験を語れるよう準備しておくことが重要です。
「なぜその業界なのか」「なぜこの企業なのか」「なぜその学びを得たいのか」といった質問に対し、自分の言葉で原体験を語れるよう準備しておきましょう。飾らない自分の言葉で話すことで、一貫性と信頼性が生まれます。模擬面接などを通じて、エージェントと受け答えの練習をしておくことをお勧めします。
ガクチカと志望動機の違いは?
ガクチカは「過去の経験から得た強みや人間性」を伝えるもので、志望動機は「未来に向けた意志と企業への適合性」を伝えるものです。
ガクチカで証明した強みが、インターンやその後の業務でどう活かせるかを示すことで、両者をリンクさせると効果的です。整合性が取れているか不安な場合は、エージェントにチェックしてもらいましょう。
まだ悩んでいる方は、就活のプロに相談してみましょう。
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