現場責任者に刺さる二次面接の逆質問50選|一次面接との違いを解説

二次面接

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現場責任者に刺さる二次面接の逆質問50選|一次面接との違いを解説

「一次面接と同じ質問をしてもいいの?」
「二次面接では何を聞けばいいんだろう」
これらは、就活生からよく寄せられる悩みです。

二次面接の逆質問は、一次面接とは異なる準備が必要です。一次面接で得た情報をもとに仮説を検証し、入社後のイメージを具体化することで、「この学生は成長している」「本気で入社したい」という印象を与えられます。

今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの監修のもと、二次面接で評価される逆質問50選と、オリジナル質問を作る7つの公式、評価を稼ぐコツを解説します。

二次面接の逆質問とは?

二次面接における逆質問とは、面接の最後に応募者から企業へ質問することです。一次面接では「企業・仕事への理解を深める」ことが主な目的ですが、二次面接では「マッチ度の確認」と「入社後のイメージの具体化」の意味合いがより強くなります。

元人事の成田さんは、「二次面接は単なる情報収集の場ではなく、現場でどう活躍したいかまで考えていることを伝える場だ」と指摘します。一次面接で聞いた内容を踏まえて、一段深い質問ができるかどうかが見られています。

二次面接の逆質問は一次面接・最終面接とどう違うのか?

逆質問は面接のフェーズによって、面接官も見ているポイントも異なります。二次面接では、一次面接より深い業務理解やマッチ度、入社後の貢献イメージが重視され、最終面接ほど経営視点までは求められません。

面接のフェーズが変われば、評価の視点も変わります。各フェーズにおける面接官の立場と、見られるポイントの違いを以下の表で整理しました。

面接フェーズ

面接官

見られるポイント

適切な逆質問の例

一次面接

人事担当者、現場社員

業務内容・働き方への関心、基本的なコミュニケーション力

「1日のスケジュールを教えてください」「チームの雰囲気は?」

二次面接

現場責任者・管理職・人事責任者

業務内容の理解度、マッチ度、入社後の貢献イメージ、成長意欲

「一次面接で○○と伺いましたが、現場ではどのように感じていらっしゃいますか」「入社後、最初の半年間で期待される成果を教えてください」

最終面接

社長・役員(経営層)

経営視点でのマッチ度、入社意欲の高さ、視座の高さ

「中期経営計画の重点施策について教えてください」「御社の競争優位性はどこにあるとお考えですか?」

このように、二次面接では現場視点での深い理解と仮説検証が求められます。次のセクションでは、企業が二次面接で逆質問を求める理由をより詳しく見ていきましょう。

企業が二次面接で逆質問を求めるのはなぜか?

二次面接で逆質問を求められる理由(マッチ度の確認・成長意欲の測定・入社後のイメージの具体化の3点)

企業が二次面接で逆質問を求める理由は、主に「マッチ度の確認」「成長意欲の測定」「入社後のイメージの具体化」の3つです。

成田さんは人事時代、選考の現場で主に以下の観点から逆質問を見ていたといいます。

  • マッチ度を確認するため:一次面接を通過した応募者が、実際に現場で活躍できるかどうかを見ています。業務内容への理解度や、チームとの相性を確認しています。

  • 成長意欲を測るため:一次面接で得た情報をもとに、さらに深い質問ができるかで成長意欲を評価しています。「一次面接と同じ質問」では成長が見られないと判断されます。

  • 入社後のイメージを具体化するため:二次面接は入社後の働き方を具体的にイメージする場でもあります。応募者が入社後の貢献イメージを持っているかを確認しています。

これらの意図を理解することで、面接官の期待に応える質問が作れるようになります。

現場責任者・管理職・人事責任者が評価するポイントは?

二次面接の面接官は逆質問を通じて、「業務内容の理解度」「マッチ度と相性」「成長意欲」「課題解決への姿勢」の4点を評価しています。

元人事の成田さんが人事として選考に携わる中で、実際に評価していたのは以下の点です。

  • 業務内容の理解度:一次面接で得た情報を踏まえて、より深い理解を示せるかがポイントです。表面的な理解ではなく、実際の業務の流れや課題まで理解できているかが問われます。

  • マッチ度と相性:チームの雰囲気に馴染めるか、一緒に働きたいと思えるかが見られています。コミュニケーションの取り方や価値観の相性も重要です。

  • 成長意欲:入社後も成長し続けられるか、現状に満足せず常に学び続ける姿勢があるかが評価されます。

  • 課題解決への姿勢:組織の課題を前向きに捉え、解決に向けて行動できる人材かどうかが評価されます。批判的な視点ではなく、建設的な提案ができるかがポイントです。

評価される逆質問とは、「この人はうちに合いそう」「活躍できそう」と思わせる質問です。

逆質問ではなぜ加点だけでなく「減点されないこと」も重要なのか?

加点だけでなく減点されないことも大事。基礎点(話し方・マナー等)と評価点(良い逆質問等)が掛け合わさることを示す図解

逆質問では良い質問をすることと同じくらい、「基礎点を落とさないこと」が重要です。調べればわかることや条件面ばかりを聞くと、それだけで評価が下がるためです。

元人事として選考の現場を見てきた成田さんは、「いくら良いアピールをしても、逆質問での基本的な準備不足が見えると『志望度が低い』と見なされてしまう」と指摘します。まず押さえたい基礎点は、以下のとおりです。

  • 調べればわかることを聞かない:企業HPや採用サイトを見ればわかる内容は避ける。

  • 条件面ばかり聞かない:待遇や休暇などの条件面に偏ると、志望度を疑われやすい。

  • 受け身にならない:情報収集だけで終わらず、自分がどう貢献したいかまで意識する。

  • 一次面接と同じ質問を繰り返さない:一次面接で得た情報を踏まえて深掘りする。

まずは「減点されない」ことを意識し、その上で「加点を稼ぐ」質問を準備しましょう。次のセクションでは、具体的に使える逆質問の例を紹介します。

【50選】現場責任者に刺さる二次面接の逆質問は?

現場責任者に刺さるのは、「業務の詳細」「チームの課題」「入社後の貢献イメージ」に踏み込む質問です。一次面接で得た情報を引用して深掘りできると、準備の深さと本気度も伝わります。

人事として数多くの学生を見てきた成田さんが実際に評価していた質問も踏まえ、おすすめ7選とその他43選の計50個をご紹介します。一次面接とは違い、業務内容やチームの課題など現場視点の質問が効果的です。

【おすすめ7選】まず覚えておくべき逆質問は?

「業務内容」「チーム」「活躍」「価値観」「社風」「未来」「一次面接の深掘り」の7タイプから1つずつ準備しておくと、面接官や場の流れに合わせて使い分けやすくなります。

タイプを分散して準備しておくことで、どんな面接官が来ても対応しやすくなります。

①「このポジションで成果を出すために、最も重要なスキルは何ですか」

項目

内容

タイプ

業務内容・スキルに関する質問

ポイント

現場責任者・管理職は日々「チームの成果」を考えているため、業務スキルに関する質問は会話が弾みやすいです。最初の質問として使うと場が温まります。一次面接で得た情報を踏まえ、「一次面接で○○業務を担当すると伺いましたが」と前置きすると準備の深さが伝わります。回答を受けて「そのスキルを身につけるために、入社後どのような取り組みが必要でしょうか?」と自分に引き寄せましょう。

注意点

求人票やHPにそのまま答えが書いてある場合は避けます。「スキルを知りたい」ではなく「そのスキルを身につけて貢献したい」という姿勢で聞くことが大切です。「すごいですね」「勉強になります」だけで終わると受け身に見えます。

②「チームの課題や、今後改善したいと考えている点はありますか」

項目

内容

タイプ

チーム・組織に関する質問

ポイント

管理職は日々「チームの課題解決」を考えているため、組織に関する質問は会話が弾みやすいです。「私も○○という経験があるので、何かお役に立てればと思います」と自分の経験を添えると、当事者意識が伝わります。回答を受けて「その課題に対して、現在どのような取り組みをされていますか?」と深掘りしましょう。

注意点

「課題を聞きたい」ではなく「課題解決に貢献したい」という姿勢で聞くことが重要です。批判的な口調にならないよう注意しましょう。回答に対して無反応や「なるほど」だけで終わると、聞いただけに見えます。

③「入社後、最初の半年間で期待される成果を教えてください」

項目

内容

タイプ

活躍・貢献に関する質問

ポイント

用意していた質問が使えなくなった時の万能質問です。「入社後に早期に活躍したいと考えているので」と前置きすると意欲が伝わります。回答を受けて「その成果を出すために、入社前に準備しておくべきことはありますか?」と自分に引き寄せましょう。

注意点

一次面接で同じ質問をしていた場合は避けるか、「より具体的に」と前置きします。「期待に応えられるか不安」ではなく「期待に応えるために何が必要か知りたい」という前向きな姿勢で聞きます。「私でもできますか?」と聞き返すと自信のなさが出るので控えましょう。

④「○○さんがこのチームで働く中で、最もやりがいを感じる瞬間は何ですか」

項目

内容

タイプ

価値観・原体験に関する質問

ポイント

面接官が熱意を持って話していた時や、人柄が伝わってきた時に刺さります。「○○さん」と名前を呼び、一次面接で得た情報を引用すると効果的です。「そのやりがいを感じる瞬間に、新卒社員も関わることができますか?」と自分に引き寄せましょう。

注意点

「興味本位」ではなく「自分もそのやりがいを感じたい」という姿勢で聞きます。面接官が忙しそうな時や、話したがっていない時は避けましょう。

⑤「チームで大切にしている価値観や、日々意識していることはありますか」

項目

内容

タイプ

企業理念・社風に関する質問

ポイント

現場責任者は日々の業務でチームの価値観を意識しているため、具体的なエピソードを引き出しやすいです。採用サイトで企業理念を確認し、「○○という理念に共感しましたが」と前置きすると企業研究の深さが伝わります。回答を受けて「その価値観を大切にするために、新入社員はどのように意識すべきですか?」と自分に引き寄せましょう。

注意点

「雰囲気は良いですか?」のようなクローズドクエスチョンは避けます。抽象的な回答が返ってきたら「具体的なエピソードがあれば教えてください」と深掘りしましょう。

⑥「このチームや部署が、今後特に力を入れていきたい領域はありますか」

項目

内容

タイプ

未来・ビジョンに関する質問

ポイント

現場責任者はチームの方向性について具体的に答えやすいため、一次面接よりも深い話が聞けます。一次面接で得た情報を踏まえ、「一次面接で○○と伺いましたが」と前置きすると準備の深さが伝わります。回答を受けて「その領域で新卒社員が貢献できる場面はありますか?」と深掘りしましょう。

注意点

経営層向けの「中期経営計画」など大きすぎるビジョンの質問は二次面接でも避けます。「すごいですね」だけで終わると受け身に見えるため注意が必要です。

⑦「一次面接で○○さんから△△と伺いましたが、□□さんはどうお考えですか」

項目

内容

タイプ

面接中派生の質問

ポイント

一次面接で得た情報を活かせる質問です。「一次面接で○○さんから」と名前を出すだけで「話を聞いていた」「準備している」アピールになります。回答を受けて「その点について、入社後どのように意識すべきでしょうか?」と自分に引き寄せましょう。

注意点

一次面接で聞いた内容を正確に覚えていない場合は避けます。「勉強になりました」だけで終わらず、自分の考えを添えることが重要です。

【タイプ別43選】その他に二次面接で使える逆質問は?

その他の逆質問例(業務内容・チーム・活躍・価値観・企業理念・未来・面接中派生の7タイプ別一覧)

タイプ別43選は、面接官の立場や会話の流れに合わせて質問を増やしたいときに便利です。自分に合う型を見つけて、予備の質問として複数持っておくと安心です。

上記7つはそれぞれ異なるタイプの逆質問です。自分に合ったタイプを見つけて、追加の逆質問例もぜひ参考にしてみてください。

【タイプA】業務内容・スキルに関する逆質問

  • 「1日の業務の中で、最も時間を割いている仕事は何ですか」

  • 「この職種で活躍している方が持っているスキルや特性を教えてください」

  • 「入社後、最初の3ヶ月間で取り組む業務はどのようなものですか」

  • 「業務で使用するツールやシステムについて教えてください」

  • 「繁忙期と閑散期で、業務内容に違いはありますか」

  • 「入社1年目と3年目で、担当する業務にどのような違いがありますか」

【タイプB】チーム・組織に関する逆質問

  • 「チームのメンバー構成を教えてください」

  • 「チーム内でのコミュニケーションはどのように取られていますか」

  • 「部署間の連携はどのように行われていますか」

  • 「若手社員の意見は、どのように取り入れられていますか」

  • 「チームの目標設定はどのように行われていますか」

  • 「他部署との連携が必要な場面はありますか」

【タイプC】活躍・貢献に関する逆質問

  • 「このチームで活躍している若手社員に共通する特徴はありますか」

  • 「新卒社員がつまずきやすいポイントはありますか」

  • 「私は入社後、まず○○に取り組みたいと考えていますが、御社で活躍するために他に意識すべきことはありますか」

  • 「入社後、最初の1年間で身につけておくべきスキルや経験はありますか」

  • 「成長が早い人に共通する行動パターンはありますか」

  • 「御社で長く活躍されている方に共通する特徴はありますか」

【タイプD】価値観・原体験に迫る逆質問

  • 「○○さんがこれまでのキャリアで最も成長したと感じる経験を教えてください」

  • 「若手時代に、○○さんが意識されていたことがあれば教えてください」

  • 「○○さんが入社を決めた一番の理由を教えてください」

  • 「入社前と入社後で、会社のイメージに変化はありましたか」

  • 「○○さんが新入社員だった頃、最も苦労したことは何ですか」

  • 「マネージャーとして、チームメンバーに期待することは何ですか」

【タイプE】企業理念・社風に関する逆質問

  • 「チームの雰囲気を一言で表すとどのような感じですか」

  • 「この部署で直面している課題や困難はありますか」

  • 「○○さんが考える、御社の魅力は何ですか」

  • 「部下を育成する上で、大切にしていることはありますか」

  • 「会社として大切にしている価値観が、日々の業務でどのように体現されていますか」

  • 「若手社員が意見を言いやすい環境はどのように作られていますか」

【タイプF】未来・ビジョンに関する逆質問

  • 「組織として今後強化したいと考えている領域はありますか」

  • 「今後の事業展開で、新卒社員に期待する役割はありますか」

  • 「チームとして目指している目標や方向性があれば教えてください」

  • 「新入社員が最初に任される仕事から、どのようにステップアップしていきますか」

  • 「○○さんのキャリアパスを教えてください」

  • 「入社前に準備しておくべきことはありますか」

【タイプG】面接中の話から派生する逆質問

  • 「一次面接で□□という課題があると伺いましたが、現在の取り組み状況を教えてください」

  • 「一次面接で『○○を大切にしている』と伺いましたが、具体的なエピソードを教えてください」

  • 「一次面接で△△の業務について伺いましたが、さらに詳しく教えてください」

  • 「先ほど○○についてお話しいただきましたが、もう少し詳しく教えていただけますか」

  • 「説明会で○○というお話がありましたが、現場ではどのように感じていらっしゃいますか」

  • 「先ほどの○○というお話を踏まえ、入社後どのように意識すべきでしょうか」

  • 「一次面接で△△と伺いましたが、私は□□と考えています。○○さんはどのようにお考えですか」

次のセクションでは、こういった逆質問を自分でつくるコツを解説します。

自分だけの逆質問をつくる方法とコツは?

自分だけの逆質問を作るコツは、一次面接の回答や企業情報をそのまま聞き返すのではなく、自分なりの仮説を添えて現場視点で深掘りすることです。7つの公式を使えば、定番質問を"自分だけの質問"に変えられます。

成田さんもキャリアアドバイザーとして就活生を支援する中で、「用意した質問をそのまま読むだけの学生は、対話力がないと見なされやすい」と指摘しています。7つの公式を使って、企業研究と一次面接の回答をもとに自分だけの質問を作りましょう。

素材を集める

質問のネタになる素材を集める(一次面接での回答メモとIR情報の調査)

オリジナルの逆質問を作るには、まず質問のネタになる情報を集める必要があります。主に「一次面接での回答メモ」と「IR情報」の2つの視点から集めるのが効果的です。

  • 一次面接での回答をメモする:面接官の名前を出して傾聴力をアピールしたり、印象に残った話を現場責任者視点で深掘りしたりできます。深掘りできなかった話題も二次面接のネタになります。

  • IR情報を調べる:中期経営計画から会社の3〜5年後の目標を探ったり、決算説明資料から直近の課題を把握して質問に活かすことができます。

オリジナル逆質問をつくる7つの公式を使う

オリジナルの逆質問を作るには、集めた素材をそのまま聞くのではなく、現場責任者・管理職が答えやすく、かつ評価しやすい形に変換することが大切です。以下の7つの公式を、集めた素材に合わせて使い分けてみてください。

【公式A】業務内容・スキルに関する逆質問はどう作るか?

一次面接で聞いた業務内容に自分なりの仮説を添え、現場で求められるスキルや実態を確認する形にすると、深い理解と準備の良さが伝わります。

項目

内容

公式

「求人票・一次面接の情報」+「仮説」+「現場での実態を確認」

「一次面接で○○業務を担当すると伺いました。入社後すぐに求められるスキルは何ですか」

【公式B】チーム・組織に関する逆質問はどう作るか?

チームの課題や改善点への関心に加え、自分も当事者として貢献したい姿勢を添えると、受け身ではない質問になります。

項目

内容

公式

「組織への関心」+「課題意識」+「当事者視点で聞く」

「チームの課題や、今後改善したいと考えている点はありますか。私も○○の経験があるので、何かお役に立てればと思います」

【公式C】活躍・貢献に関する逆質問はどう作るか?

入社後にどう動きたいかという行動仮説を先に示し、その認識が合っているかを確認する形にすると、貢献意欲が伝わります。

項目

内容

公式

「入社後の行動仮説」+「認識のすり合わせ」

「私は入社後、まず○○のスキルを活かして△△に取り組みたいと考えていますが、御社で活躍するために他に意識すべきことはありますか」

【公式D】価値観・原体験に迫る逆質問はどう作るか?

面接官の経歴や立場を踏まえたうえで、個人の価値観や経験を聞くと、表面的な質問ではなく対話型の逆質問になります。

項目

内容

公式

「面接官の経歴への関心」+「個人的な価値観・経験を聞く」

「○○さんがこれまでのキャリアで最も成長したと感じる経験を教えてください」

【公式E】企業理念・社風に関する逆質問はどう作るか?

企業理念に共感した理由を示したうえで、現場でどう体現されているかを具体例で聞くと、企業研究の深さが伝わります。

項目

内容

公式

「採用サイトの情報」+「共感を示す」+「具体例を聞く」

「採用サイトで『チームワークを大切にする』とありましたが、具体的にどのような場面でそれを感じますか」

【公式F】未来・ビジョンに関する逆質問はどう作るか?

採用サイトや一次面接から得た事業の方向性に自分なりの解釈を添え、現場が今後どこに力を入れるかを深掘りする形が効果的です。

項目

内容

公式

「採用サイト・一次面接の情報」+「自分の解釈」+「現場での方向性を聞く」

「一次面接で○○事業を拡大されると伺いました。このチームでは今後どのような領域に注力されていく予定ですか」

【公式G】面接中の話から派生する逆質問はどう作るか?

一次面接や説明会で印象に残った話を引用し、現場責任者の視点ではどう見えるのかを聞くと、傾聴力と対話力の両方を示せます。

項目

内容

公式

「面接中・一次面接での気づき」+「現場責任者視点での意見を求める」

「一次面接で○○さんから『△△』というお話を伺い、印象に残っています。マネージャーの立場から見て、この点はどうお考えですか」

就活のプロに添削してもらうのも効果的

オリジナルの逆質問を作る際は、就活のプロに相談するのも効果的です。「この質問で大丈夫かな?」と一人で悩み続けるより、第三者の視点を借りたほうが質は確実に上がります。

内定くんエージェントなら、業界事情に詳しいアドバイザーがマンツーマンで逆質問の選び方から本番での使い方まで一緒に考えてくれます。

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その他にはどのような逆質問の作り方があるか?

一次面接の回答やIR情報以外にも、ニュース・プレスリリースやOB・OG訪問で得た話を使うと、より具体的でオリジナルな逆質問を作れます。

時間に余裕がある方は、以下の方法も試してみてください。

  • ニュース・プレスリリースから作る:直近のプレスリリースをチェックし、「先日発表された○○について、現場ではどのような影響がありますか」と質問に変換します。

  • OB・OG訪問で聞いた話から作る:OB・OGから聞いた話を引用し、「○○さんも同じように感じていらっしゃいますか」と確認します。

次のセクションでは、作った質問を本番の面接でどう選んで使うべきかを解説します。

逆質問はどう選べばいい?

逆質問の選び方(5つ以上準備して優先順位をつける・相手のタイプに合わせる・面接の流れに合わせて選ぶ)

逆質問は、事前に複数用意したうえで、面接官のタイプと面接の流れに合わせて使い分けるのが効果的です。準備した質問をそのまま並べるのではなく、その場で最適なものを選びましょう。

成田さんのキャリアアドバイザーとしての就活支援の経験からも、「準備したものを順番に読むだけになってしまい、会話が噛み合っていない就活生は非常に多い」とのことです。状況に応じて柔軟に使い分けることが大切です。

5つ以上準備して優先順位をつける

最低5つ以上の逆質問を準備しておくことをおすすめします。面接中に疑問が解消されることを想定して多めに準備し、「この質問だけは絶対に聞く」という優先順位をつけておきましょう。時間が余っても「もう1つ伺ってもよろしいですか」と追加できるので、多めに準備して困ることはありません。

相手のタイプに合わせる

同じ質問でも、面接官の立場によって響き方は変わります。それぞれの視点に合わせた質問を選ぶことが重要です。

タイプ

特徴

刺さる逆質問

業務重視

日々の業務を肌で感じ、チームの成果を重視する人

業務内容・スキルに関する逆質問

チーム重視

チームの課題解決や連携を日々考えている人

チーム・組織に関する逆質問

成長重視

若手の成長や活躍に関心が高い人

活躍・貢献に関する逆質問

人柄重視

個人の価値観や経験を大切にする人

価値観・原体験に関する逆質問

組織文化重視

採用基準や社風を重視する人

企業理念・社風に関する逆質問

ビジョン重視

組織の方向性や今後の成長を重視する人

未来・ビジョンに関する逆質問

対話重視

相手の話に興味を持ち、深掘りしてくる人

面接中の話から派生する逆質問

複数の面接官がいる場合は、質問ごとに「○○さんにお伺いしたいのですが」と振り分けることで、対話の質が高まります。

面接の流れに合わせて選ぶ

面接中の話題から派生する質問は評価が高くなります。面接中の会話で盛り上がったテーマがあれば、それに関連した質問を選びましょう。用意していた質問が面接中に解消された場合は、次の優先順位の質問に切り替えます。「先ほど○○についてお話しいただきましたが、さらに伺いたいのですが」と接続すると自然です。

状況に合わせて柔軟に質問を選べるようになれば、面接官との対話も自然と弾むようになります。次のセクションでは、さらに評価を高めるためのポイントを見ていきましょう。

逆質問で評価点を稼ぐポイントとは?

逆質問で評価点を稼ぐポイント(回答の深掘り・仮説を持って質問・オリジナルの質問・一次面接の引用)

逆質問で評価点を稼ぐには、「回答を深掘りする」「仮説を持って質問する」「オリジナルの質問をする」「一次面接の内容を引用する」の4つを意識することが大切です。

元人事の成田さんは、「意図を持って質問し、回答からさらに鋭い質問を重ねる学生は、現場責任者からも高い評価を得やすい」と語ります。

回答をさらに深掘りする

逆質問は1往復で終わらせず、回答を受けてさらに質問を重ねることで好印象につながります。深掘りの方向は大きく3つあります。

  • 何を実現したいかを深掘りする:「チームの課題を解決するために○○を進めています」と返ってきたら、「その課題解決を通じて、どのようなチームを目指していますか」と聞きます。

  • 市場・業界の中でどう考えているかを聞く:「業界全体が○○の方向に向かっている中で、御社はどのようにお考えですか」と聞くことで、視座の高さをアピールできます。

  • 自分ごとに引き寄せる:「その中で新卒社員に期待される役割はありますか」と聞き、入社後のイメージを持とうとしている意欲を伝えます。

仮説を持って質問する

「○○について教えてください」とそのまま聞くのではなく、自分の考えを添えて質問しましょう。

  • 企業の目的・方向性についての仮説:「一次面接で○○と伺い、△△と理解しましたが、合っていますでしょうか」と聞きます。

  • 市場環境についての仮説:「業界は○○の方向に向かっていると考えていますが、御社はどのようにお考えですか」と尋ねます。

  • 自分の貢献・適性についての仮説:「私は○○という経験から、△△で貢献できると考えていますが、いかがでしょうか」と貢献意欲を示します。

オリジナルの質問をする

前述した7つの公式(公式A〜G)を使えば、素材を集めてオリジナルの質問に変換できます。定番の質問をそのまま使うよりも、自分の経験や企業研究を踏まえた質問にしたほうが、志望度や思考の深さが伝わりやすくなります。

一次面接の内容を引用しながら深掘りする

「一次面接で○○さんから△△と伺いました。今回さらに詳しく伺いたく、□□についてどうお考えですか」のように引用することで、「話を聞いていた」「準備している」という印象を与えられます。

その他にどのようなポイントがあるか?

評価を上げるには、「相手の回答に集中する」「答えやすい質問を意識する」「自然な会話の温度感を大切にする」の3点も重要です。

  • 相手の回答に集中する:次の質問を考えながら聞くのではなく、まず回答に集中します。「ありがとうございます」といった適切なリアクションも忘れずに。

  • 答えやすい質問を意識する:抽象的すぎる質問は避け、「例えば」といった言葉を添えてエピソードを引き出しやすくします。

  • 自然な会話の温度感を大切にする:丸暗記ではなく、キーワードだけ覚えてその場で言葉を組み立てる「サークルの先輩と話すくらいの温度感」が理想です。

これらのポイントを押さえるだけでも、他の就活生と大きく差をつけることができます。作った質問の表現や言い回しに不安があるなら、就活のプロ(エージェント)に添削してもらうのも効果的です。第三者の視点が入るだけで、伝わり方が格段に上がります。

逆質問で基礎点を失わないための注意点とは?

逆質問で基礎点を失わないための注意点(NG質問・質問切れ防止・印象の良い終わり方・事前調査など)

逆質問で失点しないためには、「NG質問を避ける」「思いつかなくなるのを防ぐ」「印象良く終わらせる」「事前に調べる」の4点を押さえることが重要です。

成田さんが人事として面接を担当していた頃も、不用意な逆質問で印象が下がってしまった学生は少なくなかったそうです。まずは失点しないことを徹底しましょう。

言ってはいけない逆質問を聞かない

言ってはいけない逆質問の6タイプ(自信のなさ・条件面偏重・調べればわかること・クローズド・既出の聞き直し・一次と同じ質問の繰り返し)

避けるべきなのは、「自信のなさが出る質問」「条件面ばかりの質問」「調べればわかる質問」「クローズドクエスチョン」「説明済みの内容の聞き直し」「一次面接と同じ質問」の6タイプです。

現場責任者は「この人と一緒に働きたいか」を見ています。以下のタイプの質問は避けましょう。

  • 自信のなさが出る質問:「私でもついていけますか?」など、受け身の姿勢が見える質問はNGです。

  • 条件面ばかりの質問:「残業は月どのくらいですか?」など、条件面ばかり聞くと志望度を疑われます。

  • 調べればわかる質問:「御社の事業内容を教えてください」など、HPを見ればわかる質問は準備不足と判断されます。

  • クローズドクエスチョン:「御社は成長していますか?」のような「はい/いいえ」で終わる質問は避けましょう。

  • すでに説明された内容を聞く:面接中に説明された内容をそのまま聞くと「話を聞いていなかった」と思われます。

  • 一次面接と同じ質問を繰り返す:一次面接で聞いた内容をそのまま繰り返すのはNGです。現場視点に深掘りする形にしましょう。

逆質問が思いつかなくなるのを防ぐ

逆質問が思いつかなくなるのを防ぐ(趣旨の理解・逆質問を見つける・面接中の対処法)

逆質問切れを防ぐには、「逆質問の趣旨を理解する」「5つ以上準備する」「面接中の対処法を知る」の3つを押さえるのが効果的です。

逆質問を聞かれた際に「ありません」と答えるのは、それだけで評価を下げる原因になります。

  • 逆質問の趣旨を理解する:二次面接の逆質問は「マッチ度の確認」「入社後のイメージ具体化」の場です。

  • 逆質問を見つける:本記事で紹介した50選や7つの公式を活用し、予備を含めて5つ以上準備しておきましょう。

  • 面接中の対処法を知る:用意した質問が解消されても、「少し整理させてください」と時間をもらったり、面接中の話から質問をひねり出したりすることで対応できます。

印象良く逆質問を終わらせる

印象良く逆質問を終わらせる(感謝・学び・入社意欲、悪い終わり方の回避、時間超過時の謝罪)

逆質問は「質問して終わり」ではありません。面接官は最後の印象を強く覚えているため、終わり方次第で面接全体の印象が変わります。

印象の良い逆質問の終わらせ方は?

逆質問の締めは、「感謝」「学び」「入社意欲」の3要素を入れると好印象になります。

これらをつなげると、以下のようなクロージングになります。

印象の良い締め方の例文

本日はお時間をいただきありがとうございました。○○さんのお話を伺い、特に△△について詳しく知ることができました。ぜひ最終面接に進ませていただければ嬉しいです。

どのような終わり方がNGか?

避けたい終わり方は、「特にありません」「ありがとうございましただけ」「終わりが曖昧」の3つです。

「特にありません」は志望度が低いと判断され、「ありがとうございました」のみでは意欲が伝わりきりません。終話が曖昧になるのも避けましょう。

逆質問で時間をオーバーしたらどうする?

逆質問で時間をオーバーしたときは、謝罪を添えて簡潔に締めるのが適切です。

「たくさん質問してしまい、お時間をいただいてしまって申し訳ありません。本日はありがとうございました」と伝えることで、ビジネスマナーが備わっていると評価されます。

HPや採用サイトの情報は事前に調べる

HPや採用サイトの情報は事前に調べる(理念・事業・中期経営計画・組織図・プレスリリース等)

逆質問で失点しないためには、企業理念・事業内容・中期経営計画・組織図・ニュースなどの基本情報を事前に調べたうえで、そこから一歩踏み込んだ質問に変えることが大切です。

最低限、以下の情報は確認しておきましょう。二次面接では一次面接より深い企業研究が求められるため、IRや最新のニュースまでチェックしておくと安心です。

  • 企業理念・ミッション・バリュー

  • 事業内容・サービス概要

  • 中期経営計画(上場企業の場合)

  • 組織図・部署構成

  • プレスリリース・ニュース

その他の注意点は?

そのほかにも、「受け身の姿勢を見せない」「条件面は言い換える」「競合批判をしない」「退室まで気を抜かない」の4点に注意が必要です。

  • 受け身の姿勢が見える質問を避ける:「研修制度は充実していますか」ではなく「入社後、早期に活躍するためにどのような努力が必要ですか」と言い換えます。

  • 条件面はポジティブに言い換える:「離職率は高いですか」ではなく「長く働いている方に共通する特徴はありますか」と言い換えます。

  • 競合批判や上から目線の質問を避ける:「○○社より御社が劣っている点は?」のような質問は避けます。

  • 退室まで気を抜かない:面接終了後も見られていることを意識し、ドアの前で振り返り、一礼して退室します。

まとめ

二次面接の逆質問は、一次面接で得た情報を活かし、現場視点でのマッチ度や入社後の貢献意欲をアピールする重要な機会です。本記事で紹介した50の質問例や、オリジナル質問を作る7つの公式を活用し、現場責任者に「一緒に働きたい」と思わせる逆質問を準備しましょう。

ただ、企業ごとに響く質問を自分だけで考えるのは、思いのほか難しいものです。「この質問で大丈夫か」と不安になったり、面接官のタイプに合わせた使い分けに迷ったりするケースも多くあります。そんなときは、就活のプロに相談してみるのも一つの手です。伴走型の「内定くんエージェント」なら、あなたの志望企業に合わせた逆質問を一緒に考えてもらえるほか、面接全体の通過率アップにつながるアドバイスも受けられます。

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よくある質問

成田さんがキャリアアドバイザーとして支援する際によく聞かれる質問や、学生へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。

逆質問は何個準備すればいい?

最低5個、理想は7〜8個です。面接中に解消される質問もあるため、余裕を持って準備しておきましょう。

ジャンルを分けて準備すると、どの流れでも対応しやすくなります。エージェントに相談すれば、志望企業に合わせた逆質問の準備をサポートしてもらえます。

メモを見ながら逆質問してもいい?

基本的にはOKです。「いくつか準備してきたのですが」と前置きすれば、違和感なく使えます。

ただし、終始メモを読み上げるのは避け、相手の目を見ながら質問しましょう。

逆質問の時間がなかったら不合格のサインなのか?

必ずしも不合格のサインではありません。面接が盛り上がって時間が足りなかっただけのケースもあります。

逆質問がなくても、面接中のやり取りで判断は決まっていることがあります。不安な場合は、エージェントに面接の振り返りを相談してみましょう。

残業や離職率を角を立てずに聞くには?

「長く働きたいと考えているのですが」と前向きな理由を添えたうえで、働き方全体を広めに聞くと、角が立ちにくくなります。

直接聞くより、「働き方について教えてください」と広く聞く方法もあります。エージェントに相談すれば、企業の内部情報を教えてもらえることもあります。

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成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

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