SPIとは?SPI3との違い・種類・試験内容を解説

Webテスト

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SPIとは?SPI3との違い・種類・試験内容を解説

「案内メールにSPI3と書いてあるのに、友達はSPIって言っていて、同じ試験なのか分からない」
「SPI3-Uって何?自宅から受けるのか、テストセンターに行くのか、案内だけでは判断できない」
「適性検査とSPIは別物?それともSPIが適性検査の名前なの?」

就活の選考では、ESや書類のあとにSPIやSPI3の案内が届くことがあります。名称が似ていても、中身や受け方は案内ごとに異なります。

SPIは、Synthetic Personality Inventory(総合適性検査)の略称で、能力と性格を測る適性検査です。 就活の現場では「SPI」と呼ばれることも多いですが、リクルートマネジメントソリューションズの採用候補者向けの現行商品名は SPI3 です。まず企業から届いた案内で、テスト名(SPI3-U など)と受検方法を確認するのが安全です。

元日系大手人事として新卒採用に5年以上携わってきた成田さんの監修のもと、SPIの意味、SPI3との関係、試験内容、SPI3-U/G/Hの種類、受検形式、適性検査との違い、次に取るべき準備まで整理します。読み終えれば、自分に届いた案内を軸にSPI3の全体像を把握し、対策の次の一歩を決められます。

SPIとは?SPI3との違いも整理

SPIは、1974年から使われてきた総合適性検査(Synthetic Personality Inventory)の名称です。 学歴や職歴だけでなく、個人の資質に基づく採用選考に役立てる検査として位置づけられています。

就活の案内や口コミでは「SPI試験」「SPIテスト」と書かれることが多い一方、企業の正式案内には SPI3SPI3-U と表記されることもあります。リクルートマネジメントソリューションズの公式サイトでは、採用候補者向けの適性検査商品として SPI3 が案内されています。

ここで押さえておきたいのは次の2点です。

呼び方

意味

SPI

総合適性検査の通称・系列名。就活ではこの略称で案内されることもある

SPI3

提供元が現在提供する採用候補者向け適性検査の商品名

「SPI2からSPI3に変わった年」など、公式に明示されていない版の年代や発売時期は、記事や体験談だけで断定しないでください。届いた案内に書かれた正式名称と受検方法を最優先に確認してください。

SPI3は、大卒・中途・高卒採用向けに使える適性検査です。企業は、初期選考、面接、配属、内定者フォローなど、さまざまな場面で結果を参照します。どの段階で何を重視するかは企業ごとに異なり、能力検査の結果を初期選考の判断材料にする場合もあれば、性格検査の結果を面接の確認材料にする場合もあります。

SPI試験内容(能力検査と性格検査)

SPIには、大きく「基礎能力検査(能力検査)」と「性格検査」の2系統があります。 多くの企業は両方を組み合わせますが、実施方法によっては能力のみ、または性格のみを選べる場合もあります(テストセンターでは能力のみ・性格のみの単独テストは用意されていません)。

基礎能力検査で測ること

能力検査は、職種の違いを越えて共通して求められる 知的能力 を測ります。SPI3の公式例題では、言語問題(語句の意味を選ぶなど)や、非言語問題(席順・組み合わせの数え方など)が示されています。

区分

ざっくりした内容

対策の重心

言語

語句理解、文章読解など

形式別の時間制限付き練習

非言語

図表・条件整理、数え上げなど

解法パターンに慣れる

科目名や出題範囲の詳細は、企業の案内と受検形式によって異なります。言語・非言語それぞれの解き方や頻出パターンは、科目別の記事で深掘りします。

性格検査で測ること

性格検査は、性格的な特徴に加え、 どのような業務内容や職場の雰囲気に適応しやすいか を数値化します。SPIは質問紙法で、日常の行動や考えに近いかを問う形式です。

性格検査は、能力問題のように「正解を暗記する」類の試験ではありません。設問文と選択肢を読み、自分を良く見せようと回答を作らず、 普段の考えや行動に沿って 答えてください。「一貫性」を意識して回答を操作する類の攻略は避けてください。

SPI3の種類(SPI3-U・SPI3-G・SPI3-H)

SPI3には、受検対象者に応じた種類があります。 新卒就活でよく見るのは SPI3-U です。ここでいう「種類」は 誰向けの検査か を指し、自宅受検かテストセンター受検かといった 受検形式とは別の軸 です。

名称

対象(公式)

受検者が確認すること

SPI3-U

大卒採用向け

企業が指定した実施方法

SPI3-G

中途採用向け

企業が指定した実施方法

SPI3-H

高卒採用向け

企業が指定した実施方法

SPI3-Gの公式ページでは、来社時にインハウスCBTで実施する例が紹介されていますが、これは 中途採用向け商品の活用例 であり、「SPI3-G=必ず企業会場受検」と決めつけないでください。SPI3-Uでも、テストセンター・WEBテスティング・インハウスCBTなど、企業が選んだ受検形式で受けます。

案内に SPI3-U / SPI3-G / SPI3-H の表記がなくても、受検に必要なURL・日時・実施方法が明記されていれば、その案内に従います。不明点がある場合は、案内に記載された問い合わせ先へ確認してください。

SPIの受検形式(テストセンター・WEB・会場・紙)

SPI3の実施方法は、テストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテスティングの4つから選べます。 どの形式で受けるかは、企業と検査提供元の設定によります。友達が自宅から受けたからといって、自分も同じ形式とは限りません。

形式

ざっくりした特徴

確認ポイント

テストセンター

提供元の会場(リアル会場)またはオンライン会場で受検

会場名・日時・本人確認

WEBテスティング

自宅・大学など、受検者のPCから受検

受検URL、期限、必要機器

インハウスCBT

企業または指定会場のPCで受検

来社日・会場・当日の流れ

ペーパーテスティング

紙・マークシート形式

会場、筆記用具

テストセンターには、指定会場で受けるリアル会場と、自宅などから監督者と接続して受けるオンライン会場があります。利用できる会場や日程は変わるため、予約時の案内で確認してください。

能力検査のみ、または性格検査のみを受ける場合でも、選べる形式は異なります。たとえば、WEBテスティングでは性格検査のみのテストが用意されていますが、能力検査のみのテストは用意されていません。自分の案内に含まれる検査内容と形式の組み合わせは、案内メールを正としてください。

SPIウェブテストとは

「SPIウェブテスト」は、SPI3をパソコンから受けるオンライン形式をまとめて指す場合がある言葉です。 一方、公式の実施方法には WEBテスティング という固有の方式名があります。案内に「WEBテスティング」と書かれている場合、単にオンライン形式全般という意味ではありません。

SPI3の公式説明では、オンライン形式のWEBテストを次の3方式に分けています。

方式

受検場所

特徴

テストセンター(リアル/オンライン会場)

提供元の会場、または自宅から監督付きオンライン

本人確認・監督あり

インハウスCBT

企業指定の会場

面接と同日に実施しやすい

WEBテスティング

自宅・学校など

受検者の負担が少ない。案内どおりの環境準備が必要

「Webテスト=必ず自宅」と決めつけないでください。テストセンターのオンライン会場も、パソコンから受けるオンライン形式です。案内に「SPI3 WEBテスティング」「テストセンター受検」「インハウスCBT」と書かれているかを確認し、会場・期限・必要機器(PC・カメラ・マイク等)を揃えてください。

WEBテスティングでは、タブレット・スマートフォンでは受検できないなど、動作環境の条件があります。受検前に案内の環境要件を読み、不明点は企業または案内に記載の問い合わせ先へ確認してください。

適性検査とSPIの違い

適性検査は、採用選考で能力や性格などを測る試験の総称です。 SPIは、その中の1つの商品・系列名です。「適性検査を受けてください」と案内され、中身がSPI3である、という組み合わせはよくあります。

適性検査全体の意味、玉手箱やTG-WEBなど他の検査との位置づけ、Web以外の受検形式を含めた入口は、適性検査の全体像を整理した記事で扱います。本記事では、SPI/SPI3に焦点を当て、名称・内容・種類・形式の整理にとどめます。

SPIの対策は何から始める?

対策は、案内確認、テスト名・形式の把握、形式に合った時間制限付き練習の3段階で進めます。 いきなり「SPI対策本」を1冊買うより、自分の案内と形式が合っているかを先に確認した方が、時間を無駄にしにくいです。

①案内と環境を確認する

期限、受検場所(自宅・テストセンター・企業会場)、テスト名称(SPI3-U 等)、必要機器(PC・Webカメラ・マイク)、静かに集中できる環境を揃えます。

②テスト名と形式を把握する

「SPI3」「SPI3-U」「テストセンター」「WEBテスティング」など、案内に書かれた正式名称と受検方法をメモします。能力検査と性格検査のどちらを含むかも、案内に分かれて書かれている場合は確認してください。

③形式別に時間制限付きで練習する

能力検査は、時間制限付きの練習問題で形式に慣れます。言語・非言語など、自分の案内に含まれる科目から始めてください。性格検査は、受検方法を確認し、普段の考えや行動に沿って回答します。

勉強時間の目安、おすすめの進め方、科目別の対策の詳細は、SPI対策の記事で扱います。ここでは、案内と形式を先に固める入口にとどめてください。

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本番と練習の線引き

企業の案内で認められていない外部ツールや解答集を、本番のSPI中に使うのは不正です。 練習と復習のためのツールと、受検中のカンニングは、明確に分けてください。

SPIの提供元も、替え玉受検やカンニングへの対策を行っていると説明しています。監視の有無にかかわらず、企業と検査提供元の受検規約に従う必要があります。

よくある質問

SPIとSPI3は同じ試験ですか?

SPIは総合適性検査の名称・通称で、提供元が現在案内している採用候補者向け商品名はSPI3です。 実際に受ける検査は、届いた案内の正式名称を優先してください。

SPI3-UとSPI3-Gの違いは何ですか?

SPI3-Uは大卒採用向け、SPI3-Gは中途採用向けの検査です。 U/G/Hは受検対象別の種類であり、自宅受検かテストセンターかとは別の話です。

テストセンターと自宅のWEB、どちらで受けますか?

企業から届いた案内が正です。 同じSPI3-Uでも、テストセンター受検かWEBテスティングかは企業の設定によります。友達の受け方と自分の案内が違っていても珍しくありません。

SPIの性格検査は、能力検査と同じように問題集で対策できますか?

同じやり方ではありません。 性格検査には能力問題のような解法を暗記する対策はありません。設問と回答方法を確認し、普段の考えや行動に沿って率直に答えてください。

適性検査とSPIは別物ですか?

適性検査は総称、SPIはその中の1つの適性検査商品です。 「適性検査を受けてください」と案内され、中身がSPI3である、という関係が一般的です。

まとめ

SPIはSynthetic Personality Inventory(総合適性検査)の略称で、能力検査と性格検査から構成されます。就活では「SPI」と呼ばれることも多いですが、提供元の採用候補者向け現行商品名はSPI3です。SPI3-U(大卒向け)などの種類と、テストセンター・WEBテスティングなどの受検形式は別の軸なので、案内のテスト名と受検方法を最優先に確認してください。

次は、案内どおりの形式で能力検査の練習に入り、間違えた問題は復習で解法を定着させましょう。対策の進め方や勉強時間の目安は、SPI対策の記事で詳しく整理します。

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成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

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