「Web-GABの案内は来たが、GAB全体のどこに当たるのか、最初に何を確認すればよいか整理できていない」
「自宅受検の準備と、webgab練習問題が分からない」
「英語が出ると聞いたが、Web-GABなのかテストセンター向けなのか見分けがつかない」
Web-GAB(SHL公式表記では WebGAB)は、GABファミリーのうち オンラインで受検する形式 です。就活の選考で自宅や学校などから受ける案内を受けることが多く、科目の組み合わせを誤解しやすい検査でもあります。
いちばん先に確認するのは、企業・エージェントから届いた案内メールの正式名称と受検URLです。 基本のWebGABは 言語理解・計数理解・パーソナリティ(OPQ) が中心です。英語(大意)はSHL公式で テストセンター方式のみ と注記されています。所要時間の公式目安(GAB商品ファミリー全体で80~90分)は案内の記載を最終判断にし、環境要件や持ち物は 案内と受検開始前の画面上の指示 を優先してください。
元日系大手人事として新卒採用に5年以上携わってきた成田さんの監修のもと、Web-GABの正式名称とGABとの関係、WebGABとWebGAB Plus Oneの違い、オンライン受検の流れ、公式の科目と時間、案内どおりの環境確認、SHL Direct Japanの公式例題・練習テスト、編集部作成の練習問題4問まで整理します。読み終えれば、案内に沿ってオンライン受検の準備手順を自分で組み立てられます。
Web-GAB(WebGAB)とは?案内の名称とGABファミリーとの関係
WebGABは、日本エス・エイチ・エル(SHL)が提供するGABのWeb(オンライン)形式の商品名です。 就活の案内では「Web-GAB」とハイフン付きで書かれることもありますが、SHL公式のGABページでは WebGAB と表記されています。どちらも、同じGABファミリーのオンライン受検を指すことが多いです。
GAB自体は、ビジネスに必要な論理的思考力とパーソナリティを測る適性検査の商品ファミリー名です。SHL公式では、紙・Web・テストセンター方式など複数の実施形態に対応すると説明されています。WebGABは、そのうち 自宅等からオンラインで受ける方式 に当たります。
名称 | 受検者が押さえるポイント |
|---|---|
GAB | 商品ファミリー全体の名称。紙・Web・テストセンター等を含む |
WebGAB(案内ではWeb-GAB) | GABのWeb形式。オンライン受検の案内で目にしやすい |
C-GABplus | SHL公式に記載のテストセンター方式の商品名(後述) |
名称がWebGABだからといって、出題科目の種類がGABと根本的に変わるわけではありません。 変わるのは主に受け方(どこで・どの画面から受けるか)です。本記事では、Web受検の準備に焦点を当てます。
案内に「GAB」とだけ書かれ、受検形式が明示されていない場合は、企業・エージェントに Web受検か会場・紙か を確認してください。URLの見た目だけでWebGABだと決めつけないでください。
WebGABとWebGAB Plus Oneの違い
SHL公式のGABページでは、Web形式の基本構成と、オプション商品のWebGAB Plus Oneが区別されています。 受検者が混同しやすいのは、英語科目の有無です。
区分 | 公式ページの説明(要約) |
|---|---|
基本のWebGAB | 言語理解テスト(論理)・計数理解テスト(図表理解)・パーソナリティ(OPQ) |
英語 | テストセンター方式のみ と公式に注記。50~80語程度の英文を読み英語で解答選択 |
WebGAB Plus One | Webテストで、言語と計数以外にオプションで1科目を追加できる 商品(公式注記)。追加科目を英語と特定する記載は公式ページにない |
基本のWebGABは、言語・計数・OPQが中心です。 英語は、SHL公式ページでテストセンター方式のみと明記されています。WebGAB Plus Oneは追加科目を1つ選べるオプションですが、その科目が英語であるとは公式ページでは示されていません。 英語の公式注記は、引き続きテストセンター方式のみです。Plus Oneの追加科目が何かは、案内の正式名称と企業・エージェントへの確認が最優先 です。
「英語も出る」と聞いた情報が、C-GAB(テストセンター方式)の話ではないかも確認してください。C-GABplusはテストセンター系の商品であり、英語が含まれる構成である可能性があります。Web-GABとC-GABは別の受検方式です。
WebGABの受検の流れ(オンライン受検のイメージ)
WebGABの受検は、案内メールに記載されたURLからログインし、画面上の案内に従って進めるのが基本です。 企業や受検システムの設定によって、ログイン方法・画面構成・休憩の有無は異なります。友人の受検画面をそのまま想定しないでください。
おおむねの流れは次のとおりです(画面文言・順序は案内とシステムに従ってください)。
案内メールを確認する — 正式名称(Web-GAB/WebGAB/GAB等)、受検期限、受検URL、問い合わせ先
案内のURLにアクセスする — 企業から指定されたリンクのみを使う(検索で見つけた似たURLは使わない)
ログイン・本人確認 — 案内に記載されたIDやパスワード、画面上の指示に従う
受検前の説明を読む — 環境チェックや注意事項が表示されたら、画面上の指示どおりに確認する
検査を受ける — 知的能力(言語・計数。案内どおりの追加科目があればそれも)とパーソナリティ(OPQ)を、案内された構成で受検
終了・送信 — 完了画面や送信確認が出るまで、案内どおりに操作する
SHL公式のGABページでは、オンラインのほか 厳格な本人認証を行うテストセンター形式 にも対応すると記載されています。案内がWebGABでも、企業側の設定でテストセンター受検を案内される場合は、Web受検用の手順とは異なります。案内に書かれた受検形式が最優先 です。
受検中に画面が止まった・ログインできないなどのトラブルが起きたときは、案内メールの問い合わせ先か、画面上に表示されたサポート窓口へ連絡してください。第三者の「対処法」サイトより、企業・SHLの公式案内を信頼してください。
検査科目と所要時間(SHL公式の概要表)
SHL公式のGAB商品ページ概要表では、測定項目は言語・計数・英語・パーソナリティ(OPQ)、所要時間合計は80~90分、実施形態は紙・Web・テストセンター方式と記載されています。 ノルムは大卒です。
測定項目 | 概要(公式ページの要約) |
|---|---|
言語理解テスト(論理) | 400字から800字程度の主張文章を読み、書き手のロジック(論理)をどこまで正しく理解しているかを測定 |
計数理解テスト(図表理解) | 図表の理解、四則演算や百分率計算の正確さと速度、効率的な作業手順を案出する力 |
英語(大意) | 50~80語程度の英文を読み、設問に対する解答を英語で選択。※テストセンター方式のみ |
パーソナリティ(OPQ) | 4つの行動記述から最も近いものと最も遠いものを選ぶ形式 |
この表は、GAB商品ファミリー全体の公式概要です。基本のWebGABは言語・計数・OPQが中心で、80~90分はファミリー全体の目安です。 企業が採用する科目の組み合わせや、案内に記載される所要時間が異なる場合があります。受検前に、案内メールの記載を最終判断にしてください。
英語(大意)はテストセンター方式のみの公式注記です。WebGAB Plus Oneで追加科目がある場合も、追加科目の内容は案内の正式名称で確認してください。パーソナリティ(OPQ)は、能力問題のように解法を暗記する類の試験ではありません。設問を読み、普段の考えや行動に沿って回答してください。
受検前に案内と画面上の指示で確認すること
WebGABの環境要件・持ち物・認証方法は、企業案内と受検開始前の画面上の指示が正本です。 検査の種類や提供元の公式ページだけから、「このブラウザが必須」「カメラが必要」「電卓が使える」などと断定できる情報は、本記事では扱いません。案内に明記がなければ、受検システムが表示するチェック項目に従ってください。
受検前に、少なくとも次の項目は案内メールで確認してください。
テストの正式名称(Web-GAB、WebGAB、WebGAB Plus One、GAB等)
受検期限と所要時間の目安(案内に記載があれば)
受検URL(企業指定のリンクか)
ログインに必要なID・パスワード・認証情報
問い合わせ先(トラブル時の連絡先)
受検当日に向けて、次も案内と画面指示を軸に準備します。
静かに集中できる場所 — 案内で会場指定がなければ、自宅・学校など、案内が許す環境で受検
案内どおりの機器・接続 — 画面上の環境チェックや案内文に従う(推測で端末や回線条件を決めない)
持ち物・使用可能な道具 — 案内または監督・画面上の指示に記載がある場合のみ準備する
本人確認 — 案内や画面で求められた場合のみ、指定どおりに対応する
「SPIのWebテストではこうだったから同じはず」と決めつけないでください。WebGABはSHLのGAB系であり、案内元企業の設定も加わります。不明点は、受検前に採用担当またはエージェントへ、案内メールを手元に確認しながら問い合わせる のが安全です。
SHL Direct Japanで公式の例題・練習テストを使う
WebGABの対策は、案内確認のあと、SHLが運営する受検者向けサイト「SHL Direct Japan」の公式例題・練習テストを正規の範囲で使うのが基本です。 webgab練習問題を探すときも、第三者が公開しているGAB問題の写しや解答集に頼らないでください。
公式リソースの入口
SHL Direct Japan(https://www.shl.com/shldirect/jp/)では、次の公式リソースが利用できます。
試験準備とキャリアセンター — 全体の入口。専門家のアドバイス、質問例、練習テスト、サポート(FAQ)への導線
質問例(https://www.shl.com/shldirect/jp/example-questions/)— 受ける可能性のあるテスト・診断のタイプと解答例。帰納的推論、言語理解、計数理解、パーソナリティ診断など
練習テスト(https://www.shl.com/shldirect/jp/practice-tests/)— 本番同様の模擬テスト。法則性・計数・言語・パーソナリティ診断など
科目ごとの学習の進め方(公式リンクを軸に)
科目 | 準備の考え方 |
|---|---|
言語(論理) | SHL Directの言語能力テストの質問例・練習で、主張文章の論理を読み取る練習をする |
計数(図表) | 計数能力テストの質問例・練習で、表や数値の処理に慣れる |
パーソナリティ(OPQ) | SHL Directのパーソナリティ診断の質問例・練習テストで、設問の読み方と回答の仕方を確認。職場での行動について考える(公式の注意書きに準拠) |
練習テストページの公式記載どおり、言語・計数・法則性の一部練習テストは 日本語版がなく、英語版を使う場合があります。 GABの全科目に、常に日本語の専用練習テストが用意されているとは限りません。公式サイトで確認できる範囲で形式に慣れ、足りない部分は案内された科目名を軸に、間違えた問題の復習へつなげてください。
間違えた問題を復習する
練習でつまずいた問題は、解法の考え方を理解する復習が効果的です。内定くんの Webテ対策AI は、練習問題の写真をLINEで送ると解答と解説が返る学習ツールです。
編集部作成・Web-GABの練習問題(4問)
【編集部が作成した問題について】
以下の問題は、SPIの出題形式を参考に独自に作成した教育用の例題です。本番と同一の問題が出る保証はなく、過去に出た問題を示すものでもありません。
練習の優先順位は、①案内確認 → ②SHL Directの公式例題・練習 → ③本記事の編集部作成例題 → ④自分で選んだ正規教材 です。
言語Q1(論理読解)
問題: 次の文章を読み、筆者の主張として最も適切なものを1つ選びなさい。
「顧客からの問い合わせには48時間以内に一次回答する。技術調査が必要な案件は、調査後に回答期限を改めて共有する。回答は記録し、同種の問い合わせへの対応改善に使う。」
A. すべての問い合わせを48時間以内に完全解決する
B. 原則48時間以内に一次回答し、調査が必要な場合は期限を再共有する方針である
C. 技術的な問い合わせは回答不要である
D. 回答の記録は行わない
正答:B
解説: 48時間以内の一次回答を原則としつつ、技術調査が必要な場合は期限を再共有すると説明されています。記録は対応改善のために行います。
A:完全解決まで48時間とは書かれていない
C・D:文章の趣旨と矛盾する
計数Q2(図表理解)
問題: 次の表は、ある事業部の予算と執行率です。正しいものを1つ選びなさい。
部署 | 予算(万円) | 執行率 |
|---|---|---|
営業 | 200 | 80% |
開発 | 150 | 120% |
管理 | 50 | 100% |
A. 3部署の予算合計は400万円である
B. 開発の執行率は100%を下回っている
C. 営業の執行額は180万円である
D. 管理の予算は開発より多い
正答:A
解説: 予算合計は 200 + 150 + 50 = 400万円 です。
B:執行率120%は100%超
C:200万円×80%=160万円
D:管理(50万円)は開発(150万円)より少ない
言語Q3(論理読解)
問題: 次の文章を読み、重大な指摘があった場合の対応として、文章が示しているものはどれか。1つ選びなさい。
「新商品のレビューは、品質・法務・営業の3部門で、製品を社外向けに出す前に実施する。重大な指摘がある場合は発売日を見直す。指摘がない場合でも、顧客向け資料は最終版として再確認する。」
A. 発売日の見直しは行わない
B. 法務レビューを省略してよい
C. 重大な指摘がある場合は発売日を見直す可能性がある
D. 顧客向け資料の再確認は不要である
正答:C
解説: 「重大な指摘がある場合は発売日を見直す」と明記されています。指摘がなくても顧客向け資料は再確認が必要です。
A・D:文章と矛盾
B:3部門レビューが前提
計数Q4(図表理解)
問題: 次の表は、ある店舗の月別来客数です。正しいものを1つ選びなさい。
月 | 来客数(人) |
|---|---|
4月 | 120 |
5月 | 150 |
6月 | 180 |
A. 3ヶ月の合計は450人である
B. 5月は4月より20%増である
C. 6月は5月より50人多い
D. 月平均は160人を超える
正答:A
解説: 合計は 120 + 150 + 180 = 450人 です。
B:(150−120)÷120=25%増
C:180−150=30人の差
D:450÷3=150人で、160人超ではない
紙GAB・C-GABplus・WebGABの違い
GABファミリーには、紙のGAB、オンラインのWebGAB、テストセンター向けのC-GABplusなど、SHL公式に記載の複数商品区分があります。 受検者として覚えるべきは、案内に書かれた正式名称と、どこで・どの画面から受けるかです。
名称(公式) | 受検者が押さえる違い |
|---|---|
GAB(紙) | 問題冊子に解答する紙形式 |
WebGAB | オンラインで受検。案内ではWeb-GAB表記もあり。基本は言語・計数・OPQ。Plus Oneはオプションで1科目追加可(追加科目の特定は公式ページに記載なし) |
C-GABplus | テストセンター会場、またはWeb会場(プロクタリング)で受検。英語(大意)は公式注記どおりテストセンター方式で実施 |
名称だけで科目の中身が変わるわけではありませんが、受け方(自宅のWebか、会場のテストセンターか、英語が含まれるか)は案内どおりに準備してください。 紙GAB用の会場情報が、WebGABにそのまま当てはまるとは限りません。
テストセンター形式の案内がある場合、SHL公式では厳格な本人認証に対応すると説明されています。WebGABの自宅受検と、C-GABplusのテストセンター受検では、認証や環境の求め方が異なることがあります。案内の受検形式を最優先にしてください。
本番と練習の線引き
本番のWebGAB受検中に、外部ツールや解答集を使うのは不正です。 Webテ解説AIも練習・復習専用で、本番利用やスコア予測の用途には使えません。SHL Directの練習テストは形式慣れのための公式リソースです。
よくある質問
Web-GABとGABは別の検査ですか?
別商品というより、同じGABファミリーの受検方式・商品区分の違いです。 案内に「Web-GAB」「WebGAB」とあればWeb形式の可能性が高いです。紙やテストセンターの案内もあり得ます。詳細は案内を最優先にしてください。
WebGABは自宅から受けますか?
多くの案内では、案内URLからオンラインで受検します。 ただし企業設定やテストセンター形式の案内もあり得ます。案内メールの受検形式とURLを正としてください。
Web-GABに英語は出ますか?
SHL公式では、英語(大意)はテストセンター方式のみと注記されています。 基本のWebGABは言語・計数・OPQが中心です。WebGAB Plus Oneで追加科目がある場合も、公式ページはその科目を英語と特定していません。案内の正式名称を確認してください。
所要時間は何分ですか?
SHL公式のGAB商品ページ概要表では、所要時間合計は80~90分(ファミリー全体の目安)です。 基本のWebGABの案内では異なる記載がある場合があります。案内の所要時間を最終判断にしてください。
まとめ
WebGAB(案内ではWeb-GABとも表記)は、SHLのGABファミリーをオンラインで受検する形式です。基本のWebGABは言語・計数・OPQが中心 で、英語はテストセンター方式のみの公式注記です。WebGAB Plus Oneは言語・計数以外にオプションで1科目を追加できますが、公式ページはその科目を英語と特定していません。所要時間80~90分はGABファミリー全体の目安であり、案内の記載を優先してください。環境・持ち物・認証は、案内メールと画面上の指示を最優先に確認してください。
対策は、案内確認→SHL Directの公式例題・練習→編集部作成例題→復習の順です。WebGABの対策には Webテ対策AI がおすすめです。ぜひご活用下さい。



