【なぞるだけで作れる】選考通過しやすいガクチカの書き方マニュアル

ガクチカ

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【なぞるだけで作れる】選考通過しやすいガクチカの書き方マニュアル

「ガクチカをどう書けばいいのか、正直わからない」
「アルバイトや部活の経験はあるけれど、どの型で整理すれば選考で評価されるのかわからない」
そんな悩みを抱えたまま、エントリーシート(ES)の提出期限が近づいている方も多いのではないでしょうか。

ガクチカの書き方は、材料を揃え、6ステップの構成に沿って書き、第三者に添削してもらう3ステップで仕上げることが重要です。

今回は、元日系大手人事で、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの知見をもとに、各ステップの具体的な進め方・テーマ別例文・添削チェックリストなどを解説します。この記事を読めば、選考を通過できるガクチカに仕上げられます。

また、自分の強みや志望企業に合ったガクチカを作り、面接で深掘りされても答えられる状態を目指すには、キャリアアドバイザーと面談しながら自分の状況に合わせて整理するのがおすすめです。

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選考通過しやすいガクチカの作成手順は?

選考通過しやすいガクチカの作成手順は、高難易度の選考と面接深掘りに備えるならキャリアアドバイザーとの面談、自力で進めるなら3つのステップを進めることを示した図

選考通過しやすいガクチカは、キャリアアドバイザーと作る場合も自力で作る場合も、材料整理・原稿作成・添削や深掘り対策の順で準備するのが基本です。

成田さんは、キャリアアドバイザーとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた経験から、「ガクチカは"いきなり書き始める"のではなく、手順を踏んで準備するだけで通過率が大きく変わる」と話します。特に、難易度の高い企業や面接での深掘りまで見据えるなら、第三者の視点を入れて作ることが重要です。

まずは、自分の状況に合う進め方を確認しましょう。

高難易度の選考も通過でき、面接での深掘りにも耐えられるガクチカを作るには?

高難易度の選考や面接の深掘りに耐えられるガクチカを作るには、アドバイザーとエピソードを整理し、志望先に合わせてブラッシュアップし、面接の深掘り対策をする流れを示した図

高難易度の選考や面接の深掘りに耐えられるガクチカを作るには、キャリアアドバイザーとの面談を活用するのが最も効果的です。

ガクチカは書類選考の通過だけでなく、面接で「なぜそれに取り組んだのか」「うまくいかなかったときどうしたか」と深掘りされる場面でも使われます。こうした質問への対策まで一人で想定するのは難しいため、キャリアアドバイザーと以下の流れで進めるのがおすすめです。

  • ①アドバイザーとエピソードを整理する:アルバイト・部活・ゼミ・インターンなどの経験をヒアリングし、「課題→行動→成果→教訓」の流れが伝わる素材を整理します。

  • ②アドバイザーと志望先に合わせてブラッシュアップする:同じエピソードでも、企業の求める人物像によって伝え方は変わります。志望業界や企業の特徴を踏まえ、評価につながる切り口や表現に磨き上げます。

  • ③アドバイザーと面接の深掘り対策をする:「なぜその課題に取り組んだのですか?」「思うような結果が出なかった場合はどう対処しましたか?」など、面接官に深掘りされたときの答え方まで準備します。

特に人気企業や選考が厳しい企業では、成果の大きさだけでなく課題への向き合い方や再現性まで見られます。内定くんエージェントなら、志望企業の評価ポイントを踏まえながらあなたの経験がどう伝わるかを一緒に整理できます。選考を本気で突破したいなら、プロと一緒に進めるのが近道です。

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自力で選考通過しやすいガクチカを作る方法は?

自力で選考通過しやすいガクチカを作る方法として、材料を揃え、構成やポイントや例文を踏まえて原稿を書き、書いた原稿を添削する3ステップを示した図

自力でガクチカを仕上げる場合は、「材料を揃える→構成や例文を踏まえて書く→添削する」の3ステップで進めましょう。

  • 【STEP1】ガクチカに必要な材料を揃える:学生時代の経験を振り返り、企業の求める人物像に合いそうなエピソードをピックアップします。選んだエピソードについて「課題」「自分の行動」「成果」「そこから得た教訓」を書き出しておきましょう。

  • 【STEP2】構成・ポイント・例文を踏まえて原稿を書く:材料が揃ったら、「結論→目標→課題→行動→成果と教訓→仕事への活用」という構成に当てはめて文章にします。STEP2では書き方の型・評価を高めるポイント・実際の例文を解説します。

  • 【STEP3】書いた原稿を添削する:原稿が完成したら、ES添削AIや就活仲間に見てもらい、「意味が伝わるか」「論理の流れに違和感がないか」を確認します。

自力で作りたい方は、まずSTEP1から読み進めましょう。

【STEP1】ガクチカを書く前に、自己分析で必要な材料をどう揃えればよい?

STEP1としてガクチカを書く前に、求める人物像に合うエピソードを選び、課題・行動・結果を書き、動機と教訓を言語化する流れを示した図

ガクチカを書く前に、志望企業の求める人物像に合うエピソードを選び、「課題・自分の行動・結果」と「動機・学び」を言語化しておきましょう。

いずれも、企業がガクチカで見ているポイントから逆算して必要な材料です。

【前提】企業がガクチカのエピソードで見ているポイントは?

企業がガクチカのエピソードで見ているポイントとして、自社にフィットする価値観や熱意があるか、課題克服のプロセスを入社後も再現できるかを示した図

企業がガクチカのエピソードで見ているのは、「自社にフィットする価値観・熱意があるか」と「課題克服のプロセスを入社後も再現できるか」の2点です。

成田さんは、人事として新卒採用のES選考や面接評価に携わる中で、成果の大きさ以上に「その学生の価値観が自社と合うか」「入社後も同じ行動を再現できるか」が見られやすいと感じてきました。エピソードを選ぶ前に、この2つの評価軸を押さえておきましょう。

  • 自社にフィットする価値観・熱意があるか:「なぜそれに取り組んだのか」「何にやりがいを感じて動いたのか」という動機が、企業の求める人物像と合っているかを確認しています。

  • 課題克服のプロセスを入社後も再現できるか:「どんな課題に直面したか」「どう考えてどう行動したか」というプロセスが、入社後も再現できるかを見ています。

材料を揃える3つの手順

ガクチカの材料を揃える3つの手順として、志望企業の求める人物像に合いそうなエピソードをピックアップし、課題・自分の行動・結果を書き出し、動機と教訓を言葉にする流れを示した図

①志望企業の求める人物像に合いそうなエピソードをピックアップする

「一番すごい経験」ではなく、志望企業の求める人物像に重なる経験を選びましょう。採用ページで「求める人物像」を確認し、自分の経験と照らし合わせながら絞り込みます。

②「課題」「自分の行動」「結果」を書き出す

エピソードが決まったら、以下の3つを書き出します。

  • 課題:直面した壁や問題を、できるだけ数字を使って具体的に。

  • 自分の行動:「チームで話し合った」ではなく、自分が何を考えてどう動いたかを主体的に。

  • 結果:数字で示せる場合は積極的に。難しければ周囲の変化や評価でも構いません。

③「なぜ課題に取り組んだか」と「エピソードから何を学んだか」を言葉にする

動機と学びは多くの学生が書き切れていないポイントです。

  • なぜ課題に取り組んだか(動機):表面的な理由ではなく、価値観や熱意が伝わる言葉で。

  • エピソードから何を学んだか(教訓):「チームワークの大切さを学んだ」のような抽象的なまとめは避け、具体的に何がどう変わったかを。

「課題→行動→成果→教訓」の素材が揃えば、STEP1は完成です。

ただし、ここまで読んで「そもそも書けるエピソードがない」と手が止まってしまった方もいるかもしれません。次に、その場合の対処法を確認しておきましょう。

ガクチカが見つからないときはどうすればよい?

「大きな成果がないとダメ」という思い込みを外し、学生時代に頑張ったこと・改善したこと・壁を乗り越えた経験を書き出して棚卸ししましょう。

「成果がない」と感じる原因の多くは、思い込みか棚卸し不足です。まずは以下の問いを紙に書き出してみましょう。

  • 学生時代に一番頑張ったこと・続けたことは何か?

  • 何かを変えようとした・改善しようとした経験はあるか?

  • 壁にぶつかって、何とか乗り越えた経験はあるか?

▼ガクチカの見つけ方は以下の記事もあわせてご覧ください。
"ガクチカがない"は半分正解?平凡な経験から受かるガクチカを見つける方法

エピソードの候補と必要な材料が整理できたら、次は選考で伝わる形に文章化していきましょう。

【STEP2】選考に通過するガクチカの書き方は?

STEP2として、構成に沿って経験を整理し、ポイントと注意点を踏まえ、例文を参考にして選考に通過するガクチカを仕上げることを示した図

選考を通過するガクチカは、6ステップの構成に沿って経験を整理し、評価を高めるポイントと避けるべき注意点を押さえ、例文を参考に仕上げましょう。

まずは「企業がガクチカの書き方で何を見ているか」という前提から確認します。

【前提】企業がガクチカの書き方で見ているポイントは?

企業がガクチカの「書き方」で見ているのは、限られた文字数の中で経験を論理的に伝える思考力があるかどうかです。

採用担当者が評価しているのは、経験の大きさよりも「書き方」です。限られた文字数の中で目標→課題→行動→成果と教訓を筋道立てて伝えられるかどうかが問われています。

この力は、仕事での報連相・プレゼン・提案書の作成と同じ能力です。だからこそ、構成(テンプレート)に沿って書くことが最も重要です。

【元人事が解説】選考通過するガクチカの構成は?

元人事が解説する選考通過するガクチカの構成として、結論、目標、課題、行動、成果と教訓、仕事への活用の6要素と文字数目安を示した図

選考を通過するガクチカは、「結論→目標→課題→行動→成果と教訓→仕事への活用」の6ステップで構成すると伝わりやすくなります。

成田さんは、人事として新卒採用のES選考に携わる中で、「伝わりやすいガクチカは、経験の内容だけでなく、論理的な構成に沿って書かれている」と感じてきました。「何をどの順番で書けばいいのかわからない」と悩む方は、まずこの型に沿って書いてみましょう。

  • ①結論(約30字):「私が学生時代に力を入れたのは〇〇です」と端的に書き始めます。読み手が「何を頑張ったか」を瞬時に把握できるよう、余計な情報は加えず一文でまとめましょう。

  • ②目標(約50字):「何を目指して取り組んだか」を書きます。なぜその目標に取り組んだかの根拠や動機も添えると、自分の意思が伝わりやすくなります。

  • ③課題(約80字):「どんな困難や問題があったか」を書きます。数字や具体的な状況を使って、課題の深刻さが伝わるようにしましょう。「私が直面した課題は〜でした」という表現を使うと書きやすいです。

  • ④行動(約150字):最もボリュームを割くべきパートです。「そこで〜という考えのもと、2つの取り組みを行いました」のように、具体的な行動を2〜3点に絞って書きましょう。「なぜその行動をとったか」という思考プロセスも一緒に書くことで、論理的な印象が高まります。自分の役割・工夫・主体性が採用担当者に伝わるよう、具体的に描くことが重要です。

  • ⑤成果と教訓(約60字):「その結果〜という成果が生まれました」と、できるだけ数字で示します。結果が小さくても、「〇〇が〇%改善した」「担当者から高評価をいただいた」など、変化や評価を具体的に書けば問題ありません。

  • ⑥仕事への活用(約30字):「この経験で得た〇〇を、入社後は〜に活かしたいと考えています」と締めます。文字数が厳しい場合はカットして、面接で補足しても問題ありません。

構成を決めてから書き始めることで、抜け漏れなく論理的な文章に仕上がります。まずは箇条書きで各パートを埋めてから文章化するのがおすすめです。

【高評価を得る】ガクチカを書くときのポイントは?

「高評価を得る自己紹介の原稿を作るときのポイントは?」という見出しで、結論から書く、数字を使って定量的に書く、動機に熱意を込める、高い目標への挑戦を示す、Before Afterを明確にすることを示した図

高評価を得るには、結論から書く、数字で具体化する、動機に熱意を込める、高い目標への挑戦を示す、Before/Afterを明確にするの5点を押さえましょう。

構成を押さえたら、さらに評価を上げるためのポイントを意識しましょう。

  • 結論から書く:冒頭で「私が学生時代に力を入れたのは〇〇です」と結論を伝えてから、背景・課題・行動を説明する順番で書きます。多くのESを読む採用担当者にとって、最初に結論がわからない文章は読みづらく感じます。

  • 数字を使って定量的に書く:「忙しい職場でした」ではなく「1日150人が来店する飲食店で」、「大きく向上しました」ではなく「売上が前年比120%になりました」と書きましょう。数字を使うことで、採用担当者が状況を客観的かつリアルにイメージできます。

  • 動機に熱意を込める:「なぜその活動に取り組んだのか」という動機が曖昧なままだと、成果が大きくても採用担当者の記憶に残りにくいです。行動の背景にある自分の価値観や熱意を言葉にしましょう。

  • 自分にとっての高い目標への挑戦を示す:現在地と目標のギャップを明確にすることで、「なぜそれが課題だったのか」「なぜそのアプローチをとったのか」が自然と伝わります。出発点と目標を対比させる形で書きましょう。

  • 取り組み前後のBefore/Afterを明確にする:「何が変わったか」を明示することで、行動の有効性が伝わります。「取り組み前は〇〇だったが、取り組み後は〇〇になった」という対比の形で書くと、採用担当者に変化のインパクトが伝わりやすくなります。

【不合格を防ぐ】ガクチカを書くときの注意点は?

「不合格を防ぐ自己紹介の原稿を作るときの注意点は?」という見出しで、企業の求める人物像からズレない、高校以前のエピソードを中心にしない、抽象的な思考だけで終わらせない、チームの成果を自分だけの成果のように語らないなど8つの注意点を示した図

不合格を防ぐには、企業とのズレ・抽象表現・話し言葉・誇張・誤字脱字・守秘義務違反を避けましょう。

企業理解のズレ・表現の粗さ・誇張は、内容がよくても評価を落とす原因になります。

  • 企業の求める人物像からズレた内容を書かない:チームワークを重視する企業に、個人の成果ばかりを強調したガクチカを書くと「うちには合わないかもしれない」と判断されることがあります。企業研究を踏まえた上で、どのエピソードを選ぶかを決めましょう。

  • 高校以前のエピソードを中心にしない:企業は直近の大学生活での成長を知りたいと考えています。高校以前の経験を使う場合は、大学生活での行動や学びにつながっていることを示しましょう。

  • 抽象的な思考だけで終わらせない:「頑張った」「学んだ」だけでは評価されにくいです。課題に対して、何を考え、どのように行動したかまで具体的に書きましょう。

  • チームの成果を自分だけの成果のように語らない:「チームで〇〇を達成した。その中で私は〇〇を担当し、〇〇という工夫をした」のように、自分の役割と貢献を明確に区別して書きましょう。

  • 話し言葉や専門用語を使わない:「〜ですよね」「すごく」といった話し言葉や、身内にしか伝わらない専門用語は避けましょう。ESでは「御社」ではなく「貴社」を使います。

  • 誤字・脱字をなくす:書き終えたら必ず読み返し、声に出して確認しましょう。

  • 守秘義務や個人情報に触れる内容を書かない:インターン先やアルバイト先で知った社内情報・顧客情報などは書かないようにしましょう。

  • 見栄を張らず等身大の経験を書く:誇張した表現や事実と異なる内容はNGです。面接で深掘りされたときに答えられる内容にしましょう。

構成・ポイント・注意点を押さえたら、実際の例文で「どのように書けば伝わりやすいか」を確認しましょう。

【実際に26卒で選考通過】参考にすべきガクチカの例文は?

アルバイト・ゼミ/学業・サークル活動の例文を参考にしながら、課題設定・行動・成果・教訓の書き方を自分の経験に置き換えることが、選考通過するガクチカを書く近道です。

成田さんは、人事として新卒採用のES選考に携わる中で、同じ題材でも「課題への向き合い方」と「行動の具体性」が書けているかで評価のされ方が変わると感じてきました。ここでは、STEP2の6ステップ構成(結論→目標→課題→行動→成果と教訓→仕事への活用)に沿った例文を、テーマ別に紹介します。

アルバイト

実際に26卒で選考通過した参考にすべきガクチカの例文テーマとしてアルバイトを示した図

アルバイトのガクチカでは、日常業務の紹介で終わらせず、自分なりの課題意識と改善行動を示すことが大切です。

例文

私がガクチカとして取り組んだのは、ファミリーレストランでのアルバイトにおける注文ミスの削減です。1日200人以上が来店する店舗で、混雑時の注文ミスによるクレームが週4〜5件発生しており、他スタッフからも「何とかしたい」という声が上がっていました。原因を分析すると、口頭確認のみで対応していることが問題だとわかりました。そこで私は「注文確認メモシート」を自作してスタッフ全員に展開し、口頭に加えてシートへの記入を習慣化しました。さらに新人向けに確認のコツをまとめた一枚メモを作成し、研修にも取り入れてもらいました。取り組みから2ヶ月後、クレームは週1件以下に減少し、店長から「業務改善に積極的に動ける人材だ」と評価いただきました。この経験を通して、問題の本質を分析して仕組みで解決するアプローチの重要性を学びました。入社後も同様の視点で業務改善に取り組んでいきたいと考えています。

選考通過のポイント
  • 課題を数字で具体化している:「クレームが週4〜5件」と書くことで、課題の深刻さが採用担当者に伝わります。

  • 原因分析と主体的な行動がある:原因を「口頭確認のみ」と特定してから、メモシートを作る流れになっているため、論理的思考と主体性が伝わります。

  • 成果がBefore/Afterでわかる:「週4〜5件→週1件以下」と変化が明確なため、行動の効果が一目でわかります。

ゼミ・学業

実際に26卒で選考通過した参考にすべきガクチカの例文テーマとしてゼミ・学業を示した図

学業のガクチカでは、ありふれた題材でも目的・課題・工夫・成果が一貫していれば高く評価されます。

例文

私がガクチカとして取り組んだのは、経営学ゼミでのグループ研究発表です。「地域の中小企業を対象にしたSNS活用戦略の提案」というテーマで4人チームで取り組みましたが、発表3週間前の時点で各メンバーの担当内容がバラバラで、資料の方向性が定まっていない状態でした。私はリーダーとして全員の担当パートをヒアリングし、内容の重複と不足を整理しました。「課題→提案→期待効果」の流れで全体構成を再設計し、各自の担当を再割り当てした上で、週2回の進捗共有の場を設けて認識のズレを防ぎました。発表当日は教授から「論理的な構成で完成度が高い」と評価いただき、クラス内のベスト発表に選ばれました。この経験から、チームで取り組む際は「まず全体構成を揃えることが最優先」という意識を持つようになりました。入社後もこの視点をチームでの仕事に活かしていきたいと考えています。

選考通過のポイント
  • 目的意識と困難が明確:「SNS活用戦略の提案」という目的と、「資料の方向性が定まっていない」という困難がはっきりしています。

  • 行動が具体的:担当パートのヒアリング、構成の再設計、週2回の進捗共有という行動が具体的です。

  • 仕事で活きる力に接続している:全体構成を揃える力は、社会人になってからのプロジェクト推進にも活かせます。

部活・サークル活動

実際に26卒で選考通過した参考にすべきガクチカの例文テーマとしてサークル活動を示した図

部活・サークル活動のガクチカでは、役職の有無よりも、チームの中で何を考えどう動いたかが評価されます。

例文

私がガクチカとして取り組んだのは、バスケットボールサークルの新入生勧誘活動の立て直しです。2年生になったとき、新入生の入会数が前年比で半数以下に落ち込み、サークル存続を不安視する声も上がっていました。原因を探ると、活動内容がSNSでほとんど発信されておらず、新入生にサークルの雰囲気が伝わっていないことが問題でした。私は広報担当として、練習動画や日常の様子を週3回発信するSNS運用ルールを提案・実行し、見学に来た新入生が参加しやすいよう「体験入部1回無料」の仕組みも導入しました。取り組みから1ヶ月後、見学者数は前月比2倍に増加し、当年度の新入会員は前年比170%にあたる23名を確保できました。この経験を通して、課題の原因を正確に特定してから行動することの大切さを学びました。入社後もこの姿勢を仕事の課題解決に活かしていきたいと考えています。

選考通過のポイント
  • 役職より「何を考え、どう動いたか」が中心:広報担当としての具体的な行動が書かれており、肩書きに頼っていません。

  • チームへの働きかけがある:SNS運用ルールを提案・実行し、見学者が参加しやすい仕組みまで作っています。

  • 成果が数字で示されている:「前年比170%・23名」と具体的な成果があるため、説得力があります。

手っ取り早くガクチカを書くには?

手っ取り早くガクチカを書くには、ES作成AIを使って叩き台を作るか、キャリアアドバイザーに添削を依頼する方法を示した図

「すぐに仕上げたい」「書いたけど自信がない」場合は、ES添削AIの活用かキャリアアドバイザーへの相談が効果的です。

自力で書く時間がない場合や、書いてみたものの不安が残る場合は、以下の2つを使うと効率的です。

  • ES作成AI(内定くんAI)を使って叩き台を作る:自分の経験を箇条書きで入力すれば、構成に沿った下書きを素早く作成してくれます。ただし、AIの文章をそのまま提出するのではなく、最後は自分の言葉に読み直してから使いましょう。

  • キャリアアドバイザーに添削を依頼する:就活に精通したキャリアアドバイザーが、具体性・論理性・企業との相性の観点からフィードバックしてくれます。「面接の深掘りにも耐えられるか」まで確認したい方におすすめです。

まず下書きを素早く形にしたい場合は、内定くんAIで構成に沿ったたたき台を作るのがおすすめです。経験を入力するだけで文章の型をつかみやすくなるため、「何から書けばいいかわからない」という状態から抜け出しやすくなります。

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一方で、AIで作った文章をそのまま提出するのはおすすめできません。企業ごとの見せ方や面接での深掘りまで確認したい場合は、キャリアアドバイザーに添削してもらい、自分の言葉で話せる状態まで整えましょう。

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下書きができたら、次は第三者の視点で読み直し、面接で深掘りされても答えられる状態に整えていきましょう。

【STEP3】選考通過率を高める、ガクチカの添削方法は?

STEP3として選考通過率を高めるガクチカの添削方法は、第三者の視点で添削し、質問意図とのズレ、論理の飛躍、強みの伝わりにくさを直すことを示した図

書き上げた原稿を第三者の視点で添削し、質問意図とのズレ・論理の飛躍・強みの伝わりにくさを直す手順を取ることで、選考通過率を高められます。

ガクチカは書いて終わりではありません。むしろ、書き上げた後にどれだけ客観的に見直せるかが、選考通過率を左右します。

なぜガクチカを添削することが重要か?

ガクチカは自分の経験を書くため客観視が難しく、書き手には見えないズレが頻繁に起こるからです

成田さんは、キャリアアドバイザーとしてES添削を行うなかで、次のようなズレをよく見てきたと話します。

  • 行動の具体性が足りない:「頑張りました」「工夫しました」で終わっており、何をしたのかが見えない。

  • 学びの表現が曖昧すぎる:「チームワークを学びました」だけで、どんな考え方が身についたのかが伝わらない。

  • 求める人物像とのズレがある:企業が評価したい強みと、ガクチカで押し出している強みがかみ合っていない。

添削を受けることで、読み手に伝わりにくい部分を客観的に直せます。また、面接で「なぜそう考えたのか」「他に選択肢はなかったのか」と深掘りされたときにも、自分の言葉で答えやすくなります。

誰にガクチカの添削を頼むとよいか?

誰にガクチカの添削を頼むとよいかについて、おすすめはキャリアアドバイザー、時間がないならES添削AI、補助的に家族・友人や自分で添削する選択肢を示した図

ガクチカの添削は、最もおすすめなのがキャリアアドバイザー、締切が近い場合はES添削AIです。家族・友人、自分での確認は補助的に活用しましょう。

添削相手によって、得られるフィードバックの質やスピードは変わります。

添削相手

特徴

こんな人におすすめ

①キャリアアドバイザー(最もおすすめ)

企業の評価基準を知っており、「この書き方で通るか」を判断できます。エピソード選定から面接対策まで一貫してサポートしてもらえます。

時間に余裕があり、選考通過を見据えて内容を整えたい人

②ES添削AI(時間がないなら)

数分でフィードバックが得られます。誤字脱字や構成の粗を短時間で確認できます。

締切当日など、今すぐ確認したい人

③家族・友人

第三者目線で内容が伝わるかを確認でき、読みにくい表現を指摘してもらえます。ただし選考基準には詳しくないため、強みの通用度までは判断しにくいです。

まず大まかな読みやすさを確認したい人

④自分

第三者の視点ではないため、客観的な添削にはなりにくいです。どうしても他の手段が使えない場合は、最低限の抜け漏れを確認しましょう。

ほかの人に見てもらう時間がない人

一番おすすめなのは、就活支援の経験が豊富なキャリアアドバイザーに相談することです。ES通過だけでなく、面接で深掘りされたときの答え方まで一緒に整理できます。

内定くんエージェントなら、エピソード選び・文章の見せ方・面接での話し方まで一貫してサポートします。

自分や家族/友人が添削する場合、何をチェックするとよいか?

自分や家族・友人で添削せざるを得ない場合は、構成・内容、表現・文章、企業や面接対応の3つに分けて最低限の抜け漏れを確認しましょう。

最低限、以下のチェックリストを使って確認しましょう。

構成・内容

  • [ ] 冒頭の一文で「何に力を入れたか」が端的に伝わる

  • [ ] 「なぜその活動に取り組んだか」(動機)が書かれている

  • [ ] 直面した課題が具体的に書かれている(数字・状況を含む)

  • [ ] 「自分が」主体的にとった行動が書かれている(チームではなく自分の行動)

  • [ ] 行動の結果・成果が書かれている(数字や事実で示せているとなおよい)

  • [ ] エピソードから得た学びが「チームワークの大切さ」などの抽象論で終わっていない

  • [ ] 学びが入社後の仕事に活かせると伝わる締め方になっている

表現・文章

  • [ ] 「すごく」「〜ですよね」などの話し言葉が混じっていない

  • [ ] 「御社」ではなく「貴社」と書いている

  • [ ] 自分のサークル・バイト先でしか通じない略語・固有名詞がない

  • [ ] 誤字・脱字がない(声に出して通読した)

  • [ ] 文字数制限がある場合、指定文字数の90%以上を使えている

企業・面接対応

  • [ ] 志望企業が求める人物像と、エピソードの方向性がかみ合っている

  • [ ] 同じエピソードを使う自己PRの内容と矛盾していない

  • [ ] 「なぜその方法をとったのか?」と深掘りされたとき、自分の言葉で答えられる

自分でチェックするときは、時間を空けて読み直すことも有効です。ただし、企業ごとの評価基準まで踏まえた添削は一人では難しいため、可能であればキャリアアドバイザーに確認してもらいましょう。

チェックリストで気になる項目が多い場合は、どこから直すべきか判断しにくくなりがちです。キャリアアドバイザーに相談すれば、ESで優先して直すべき点や、面接で深掘りされやすい点を客観的に確認できます。

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まとめ

ガクチカは、経験の大きさではなく「どんな課題に気づき、どう考えて行動し、何を学んだか」を具体的に伝えることが重要です。まずは自己分析と企業研究でエピソードを整理し、結論・目標・課題・行動・成果と教訓・仕事への活用の流れに沿って書くことで、採用担当者に伝わりやすい文章になります。

ただし、ガクチカは自分の経験を扱うからこそ、客観的に見直すのが難しい項目です。「このエピソードでよいのか」「企業に評価される表現になっているのか」「面接で深掘りされても答えられるのか」で迷う場合は、一人で抱え込まず就活のプロに相談してみましょう。

内定くんエージェントなら、キャリアアドバイザーがエピソードの棚卸しから構成作成、ES添削、面接での伝え方までマンツーマンでサポートします。

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よくある質問

成田さんがキャリアアドバイザーをしている際によく聞かれる質問や、学生へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。

ガクチカはいつごろの出来事を書けばいい?

基本的には大学時代の経験が望ましいですが、高校以前の経験も大学生活との接続を示せば使えます。

企業は「直近のあなたがどう成長してきたか」を知りたいと考えています。授業・ゼミ・アルバイト・サークルなど、大学生活の中の経験のほうが詳細を鮮明に語りやすく、面接での説得力も高まります。

高校時代のエピソードを使いたい場合は、「その経験が現在の大学生活にどうつながっているか」をあわせて説明しましょう。「高校時代の〇〇の経験が、大学での△△に活きています」という形で語ることで、単なる過去の話ではなく、現在も続く成長として伝わります。どのエピソードを選ぶか迷うときは、キャリアアドバイザーに相談すると客観的に判断してもらえます。

ESと面接で同じ内容を使い回してもいい?

ESと面接で同じエピソードを使っても問題ありませんが、面接では丸暗記ではなく自分の言葉で語れるよう準備しましょう。

項目

ES

面接

評価されること

論理的・簡潔な文章表現

会話を通じた表現力(背景・感情・臨場感)

エピソードの軸はそのままに、「なぜそう考えたか」「どう行動したか」を自分の言葉で語れる準備をしておきましょう。一人で準備しにくい場合は、キャリアアドバイザーとの模擬面接で深掘り対応まで練習しておくと安心です。

ガクチカがアルバイトだけだと印象は悪い?

アルバイトだけでも印象が悪いわけではありません。企業が見ているのはテーマの派手さではなく、課題への向き合い方と行動のプロセスです。

アルバイト経験をガクチカにする学生は多いですが、だからこそ「書き方」で大きく差がつきます。カフェやコンビニのアルバイトであっても、次の点を語れれば十分なアピールになります。

  • 自分なりに設定した目標は何だったか

  • 仕事の中でどんな課題に気づいたか

  • その課題を解決するためにどんな行動をとったか

  • その結果、何が変わったか(数字や具体的な変化があるとなおよい)

アルバイトしか経験がないと感じている場合も、まず「自分がどう考え、どう動いたか」を掘り下げることから始めてみましょう。一人で掘り下げにくいときは、キャリアアドバイザーとの対話で経験を棚卸しするのも有効です。

成果が出なかったエピソードも使える?

全く問題ありません。企業が知りたいのは「困難にどう向き合ったか」というプロセスであり、成果の大小ではありません。

むしろ、失敗や目標未達のエピソードを上手く語ることで、誠実さや成長意欲が伝わることもあります。数字の大小よりも、「なぜ失敗したのかを自分で分析できているか」「そこから何を学び、次にどう活かしたか」を語れるかどうかのほうが重要です。

失敗を隠すのではなく、「失敗から何を学んだか」を自信を持って語ることが、採用担当者によい印象を残すポイントです。失敗エピソードの伝え方に迷うときは、キャリアアドバイザーに相談すると安心して語れる形に整えられます。

ガクチカと自己PRの違いは何?同じエピソードを使い回してもいい?

自己PRは「強みの再現性(現在)」、ガクチカは「課題への行動プロセス(過去)」を見ています。同じエピソードを使う場合は、切り口を変えましょう。

項目

ガクチカ

自己PR

見ているポイント

どんな課題にどう向き合い、何を学んだか(行動プロセス)

その経験で身についた強みが入社後も再現できるか(現在の強み)

同じエピソードを使うこと自体は問題ありませんが、文章をそのままコピーして使い回すのはNGです。ガクチカでは思考・行動プロセスを、自己PRでは強みの再現性を主役に語りましょう。

どちらも似た内容になってしまう場合は、第三者に見てもらうことで評価される切り口を整理しやすくなります。特に志望企業ごとに見せ方を変えたい場合は、自分一人で判断するよりも、プロに相談したほうが書き分けの方向性が明確になります。

内定くんエージェントなら、キャリアアドバイザーが企業ごとの評価ポイントを踏まえて、ガクチカと自己PRの切り口調整をサポートします。切り口の調整が難しいと感じたら、企業ごとの書き分けを相談するのがおすすめです。

▼ガクチカの書き方や添削、企業ごとの切り口調整をプロに相談しましょう。
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成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

成田 駿
監修成田 駿元日系大手人事/就活サポーター

自身の就活では日系大手複数社から内定を獲得し、経営幹部候補としての育成ルートが用意された一社に入社。日系大手事業会社にて最年少で部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。採用戦略の設計からイベント企画、選考フロー構築、入社後研修まで幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。キャリアアドバイザーとしても累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を持つ。

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